ミツバチ

ミツバチに刺された人はどれくらいいるでしょうか。

スズメバチに刺されて病院に担ぎ込まれたり、命を落としてしまった!

という事故が毎年のように起こっている中、ミツバチに刺されて大ケガをしたり、亡くなったり・・というニュースは全く聞きませんね。

果たしてミツバチって刺してくるのでしょうか。

またミツバチは一度刺すと死んでしまう、という噂も耳にしますが、それは本当なのでしょうか。

今回はそんなミツバチの種類、毒針のしくみ等について詳しく調べてまとめてみました。

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ミツバチの種類

ハチといえばたくさんの種類が存在しますが、ミツバチに限定すれば、大きく分類して3亜属、それぞれさらに分類してもたったの9種類しか存在しません。

コミツバチ亜属

東南アジア、南西アジアにかけて生息しているミツバチです。

コミツバチ、クロコミツバチの2種類が存在します。

オオミツバチ亜属

オオミツバチとヒマラヤオオミツバチの2種類が存在しています。

オオミツバチは東南アジアから南アジアに生息しています。

ヒマラヤオオミツバチはその名の通り、ヒマラヤ地域に生息しています。

オオミツバチはミツバチでありながら、スズメバチと同じくらいの攻撃性を備えた獰猛な性格をしています。

ミツバチ亜属

ミツバチ亜属には5種類のミツバチが存在します。

セイヨウミツバチ、トウヨウミツバチ、サバミツバチ、キナバルヤマミツバチ、クロオビミツバチがその5種で、中でもセイヨウミツバチはミツバチの養殖に主に使用されている種類になります。

また日本に生息しているニホンミツバチは、トウヨウミツバチに分類される亜種の一種です。

 

ミツバチは刺す?

ミツバチはスズメバチなどに比べると、遥かに温厚で、攻撃性も低い大人しいハチです。

基本的にハチは何もしなければ刺してくることは無いのですが、ミツバチも同じく、危険を察知しなければ襲ってくることはありませんし、刺激を与えない限りは刺す事は無いのです。

ミツバチが刺してくる理由はたった一つです。

それは「巣を守るため」です。

しかし、何もしていないのにいきなり襲われた、という話もよく耳にします。

それは知らないうちに巣に接近したり、巣の周り騒いで振動で巣を刺激している、など何かしらの理由があるのです。

こちらにその気がなくても、ハチが攻撃と見なしたのであれば襲ってくるので、注意したいところですね。

 

ミツバチは刺したくない?

ミツバチをはじめ、ハチたちは「刺したくて刺してくる」わけではありません。

むしろ、「刺さなくてよいのであれば刺したくない」のです。

その為、攻撃前のハチは警告をしてきますが、それを無視し続けると最終手段として攻撃してくるのです。

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ミツバチは一度刺すと死んでしまうのは本当?

ミツバチは一度刺すと死んでしまう、という噂を聞いたことがありませんか。

他のハチたちは何度刺しても死ぬなどと聞いたことは無いのですが、ミツバチだけはちょっと特別なようですね。

ハチのお尻の針は、メスの産卵管が変化したものであり、刺してくるハチはすべてメス(働きバチ)なのです。

オスバチは産卵管を持たないため、そもそも針がありませんので、刺せません。

しかし本能的に刺す仕草はするようですね。

ミツバチの針は拡大すると、ギザギザの返しがついており、一度刺さると抜けにくい構造になっているのです。

これが人間の皮膚に刺さると、ミツバチの力ではほぼ抜くことができません。

無理に抜くと、針ごとミツバチの臓器が抜け出てしまうのです。

針と一緒に臓器を失ったミツバチは残念ながら、そう長くは生きることができません。

ただし、この針が抜けにくいのは人間の皮膚だけだとも言われており、他の動物に刺さった場合は比較的抜くことができるとも言われています。

どちらにせよ、ミツバチにしてみれば刺す行為そのものが命がけの行為なのです。

自らの命を懸けてまで攻撃しなければいけない状況になって、初めて攻撃するというわけですね。

ですのでミツバチにとって刺すという攻撃は、巣を守るための最後に残された採集防衛手段とも言えるのです。

なお、女王バチに関しては針のギザギザの返しが無く、簡単に抜くことができるので、何度でも刺すことができるようです。

これは、万が一刺すような崖っぷちの状況になっても、女王バチが針を抜いてすぐに逃げられるようにするための構造だと言われています。

 

ミツバチの毒

ミツバチの毒針にももちろん毒はありますが、刺されたからと言って命にかかわるような強い毒とうわけではありません。

刺されてもやや傷む程度で、数時間経つと痛みは治まることがほとんどだと言われています。

ただし、ミツバチにもアナフィラキシーショック症状がないわけではないですので、注意は怠るべきではないです。

ハチに刺された場合のアナフィラキシーショック症状については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

ミツバチは他のハチたちと同様に、毒針を持っていますし刺してきます。

しかし刺してくるのは、本当にどうしようもないような絶体絶命の場合ですので、何もしなければ刺してくることはありません。

またミツバチの毒針にはギザギザの返しがあり、一度刺さると簡単に抜けにくい構造になっています。

このことからミツバチは刺した後、内臓ごと針を切り離すしかなく、内臓の一部を失ったミツバチはそのうち死んでしまう、というのです。

ハチに刺されないためには、巣を刺激しない事。

これさえ守っていれば、ハチと上手く共存していけるのです。

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