オカメインコ

オカメインコは明治時代から日本に輸入されていたインコです。

穏やかな性格と見た目の綺麗さ、更に、かわいらしいほっぺで飼う者を魅了します。

さて、オカメインコを飼って行くにあたってどんな注意点があるのでしょうか?探ってみました。

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ヒナから飼う場合

ヒナからの場合、何といっても温度管理が大切です。

人間からみるとちょっと熱いなあ~、くらいの温度が最適なのです。

また、秋から飼う場合や冬から飼う場合は、更なる温度管理が必要になってきます。

エアコンで室内をしっかり温め、更にペット用のヒーターなども使って温めることが必要です。

ヒナの場合当然1人では食べられないので、その都度お湯を沸かしてアワ玉を少しふやかしてからあげるとよく食べます。

またヒナ用のさし餌補助飼料があれば、餌に混ぜてあげるのも効果的です。

オカメインコは、ピーピーではなくギャーギャーといったような声を発しながら、もの凄い勢いで餌を欲しがります。

「素嚢(そのう)」のあたりを確認し、いっぱいだったら、そこで終了です。「そのう」とは消化管の一部分で、膨らんだ形状をしています。

また管壁が厚くなっていて、消化に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官です。

出来るだけ小さいうちから飼った方がよくなつきます。ただその場合、外出もできないくらいお世話で忙しくなります。

ですから、昼間家にいないという方などは、ヒナから飼うのは難しいかもしれません。

 

成鳥から飼う場合

ヒナから飼うのは自信ないなあ~、という方や、昼間は家にいないような方の場合、成鳥を飼うのもおススメです。

もう1人で餌を食べることができますから数時間おきの餌やリの必要がなくなります。また、温度調節もヒナの時ほど神経質にならずとも良いです。

ただ、オカメインコは気が小さいので、新しい場所で飼われることに対して最初は戸惑うことが多いかと思いますが、日数と共になれてきて、カキカキを要求したり肩に乗ってきたリ、可愛さを満喫できます。また忙しい方もできるだけケージから出して遊んであげましょう。

少なくとも1日1時間以上は触れ合う時間を作りたいものです。

加えて、1人でいる時間が多いオカメインコには、ケージの中に複数のおもちゃを用意してあげるのが良いと思います。

オカメインコは遊びが大好きなので、1人でもできるだけ寂しくないような工夫が必要です。

 

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オカメインコを飼う場合の注意点

何といっても大切なのは、温度管理と餌やりでしょう。

オカメインコは成鳥になると比較的丈夫な方ですが、ヒナの頃はとても弱いので十分に注意しなければなりません。

また、「オカメパニック」という言葉はご存知でしょうか?オカメインコは気が小さいため少しのことでもパニックになります

特に夜間に起こる場合が多いのですが、突然カメラのフラッシュのような強い光があたったり、地震による大きな揺れがあったりすると、ケージの中をむやみに飛び回りケガをすることがあります。

飛び回ったことで羽が折れてしまったり、出血してしまったりすることも多いようです。

そのようなパニックの場合には、電気をつけてから、ケージにかけてあるものを取り除き、飼い主さんの顔が見えるようにしてあげましょう。

名前を呼んであげたりするのもいいですね。また地震のような災害の場合には停電も考えられます。そのような時のために、懐中電灯などの光源をいくつも用意しておくことが大切だと思います。

 

まとめ

かわいい顔で、ちょっとおっとりさん、ちょこちょこと歩くのが大好きなオカメインコ。

何事もなく飼うことができるといいですね。そのためには飼い主さんの労力が必要です。

特にヒナの場合、気を付けていないとすぐに死んでしまいます。

そのようなことがないように、常にチェックし、健康状態を把握することが必要です。