モルモット

モルモットはハムスターよりもはるかに大きい体をしており、ケージ内で飼う場合には十分に走り回れない、と思う人が多いようです。たしかに狭いケージの中だけでは運動不足になってしまうのでは?と疑問に思ってしまうのも頷けます。果たしてモルモットには運動不足解消対策として、犬のような散歩は必要なのでしょうか。今回はそんなモルモットの散歩の必要性などについて焦点を当て、詳しく調べてまとめてみました。

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モルモットの散歩の必要性

モルモットは結構大きな体をしています。20㎝~30㎝くらいの大きさで、体重も1㎏を超えてきます。こうなれば適正なケージの大きさもかなり大き目なケージが必要になってきます。どれだけ大きなケージを用意することができたとしても、所詮はケー所の中。ケージ飼い100%の環境の中ではどうしても運動不足になってしまいがちですよね。果たしてモルモットには運動が必要なのでしょうか。

結論から言うと、モルモットにも適度な運動は必要なのです。モルモットに限らず、どんな生き物であっても適度な運動は健康な体を維持するためにはどうしても不可欠なものになります。ただし、モルモットの場合はハムスターのような回し車をガンガン回すような過激な運動や、犬のような長距離をひたすら歩くような散歩は必要ないと言えます。

そもそもモルモットは運動自体があまり得意ではないのです。ここがネズミやハムスター、シマリスなどとちょっと違うところですね。運動があまり得意ではないため、回し車を回すといったこともありません。ケージに回し車を設置しているのであれば、必要ないので取り外しておきましょう。むしろモルモットにとって回し車は危険物でしかないのです。

 

ストレス発散のために散歩は必要

モルモットはとても臆病で繊細な動物ですし、また同時にとても好奇心旺盛な動物でもあります。
なおモルモットの性格については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

ストレスを受けやすいモルモットですが、実はそのストレスを好奇心で発散させている、とも言えるのです。実に様々なものに興味を持ちますし、イタズラをすることも大いにあります。見たことのないものを見て刺激を受け、またある時は齧ってみたりしながらストレスを発散させているのです。ですので、モルモットには適度な散歩は必要である、と考えます。

 

部屋の中の散歩(部屋んぽ)で十分!

モルモットには適度な散歩が必要であると述べましたが、犬のような外に出かけてガッツリ散歩させる必要はありません。むしろ危険が多くておススメできるものではありません。ペットショップにはモルモット用のリードも販売されていますね。これは私の個人的な意見ですが、ああいったリードはモルモットには必要ないと考えます。モルモットの散歩には、部屋の中で遊ばせてあげる程度の運動で十分なのです。

しかし部屋の中を散歩させると言っても、モルモットにとって危険なものは案外多いものです。では部屋の中には一体どのような危険があるのかを順番に見ていきたいと思います。

 

齧られては困るものをチェック!

モルモットは齧歯目です。物を齧るのは習性ですので、避けることはできません。モルモットの散歩において物を齧られないための対策は、「齧られないようにする」のではなく、「齧られても大丈夫なようにする」方が正しいと考えます。つまり齧られては困るものはモルモットが手を出しにくい場所に移し、電気コードなどの齧られたくないものには、コルゲートチューブでコーティングして保護するなどの対策を施すと効果的です。齧られ防止グッズもあるのですが、私の経験上では齧られる前提で考えて対策を立てるのが望ましいと思いました。

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誤飲すると危険なものが無いかチェック!

モルモットが散歩中に発見したものを誤って誤飲してしまわないか、という危険性を考えてみましょう。例えばタバコの吸い殻であったり、タンスなどの裏においてあるゴキブリ駆除用の餌などがありますね。モルモットはとても好奇心旺盛な性格をしています。初めて見るものにはとても興味を持ち、口に入れたりしてしまいます。こういった危険物は事前に取り除いておきましょう。

 

犬や猫がいる場合は要注意!

犬や猫を一緒に飼っている場合は特に注意しましょう。モルモットにとって犬や猫と言った大型の哺乳類は天敵でしかありません。一緒の部屋にいるだけでとんでもないストレスになってしまいます。万が一の事故も考えられますから、同じ部屋で遊ばせるのは絶対にやめておきましょう。稀に犬や猫モルモットが楽しそうにじゃれている動画などを見かけますが、ああいうのはごく稀な事例であると思い、決して真似しようとは思わないでください。

 

高い場所には置かない

モルモットは上下運動が苦手ですので、自分から進んで高いところへ行くようなことはしません。ただ、モルモットを高い場所に置いたりするようなことはやめましょう。落ちてしまう危険があったり、ひどいと骨折してしまう場合も考えられます。段差などに注意して、安全な場所に置いてあげるようにしてください。

 

目を離さないようにする

どんなに部屋が安全でも、やはり散歩中は目を離さないようにするのが望ましいです。思いもよらないところに入り込んだり、予期せぬ事故が発生することもあります。危険な事をしでかしそうならすぐに止めさせましょう。

 

サークルで囲うのもおススメ

犬や猫用に販売されているサークルがありますよね。それを使って部屋の中で囲いを作ってしまうのも安全でおススメな方法です。サークルの中には安全なおもちゃを入れてあげたりすれば良いですね。スペース的に余裕があるという場合には試してみましょう。

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家の庭で散歩させる場合

部屋の中だけでなく、家の庭で散歩させるケースもあるようです。この場合は庭に生えている雑草などに注意が必要です。雑草の中にはモルモットにとって有害なものも含まれている可能性があります。特にモルモットは草食性の動物です。草を食べる習性を持っていますので、場合によっては食中毒を起こしてしまう危険性もあります。食ると危険な野草には私たちに身近ななものもあります。例えばアサガオ、スイセン、ヨモギ、アジサイといったものは危険と言われています。決して食べさせないように注意しましょう。

 

散歩をさせるタイミング

散歩のタイミングや頻度についてはあまり気にする必要もないですが、一日一回の頻度やケージの掃除のタイミングで散歩させてあげるなど、自分なりのルールを設けると良いでしょう。大事なのは定期的にケージから出して散歩させてあげるという事です。

モルモットの飼い方

モルモットの飼い方に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

モルモットには適度な散歩をさせることはストレス解消のためにも必要です。犬のようなリードを付けた散歩は必要ないと言えます。部屋の中を散歩させる程度で構いません。その場合は齧られてはいけないものが無いかを確認しましょう。

外の庭で散歩させる場合は、食べると危険な野草に注意してください。身近な野草にもモルモットには危険とされるものがたくさんあります。

またどのような場合もそうですが、一緒に遊ばせる動物には注意しましょう。犬や猫と一緒に遊ばせるとモルモットにはストレスでしかありません。モルモットが安全に安心して散歩ができるように、飼い主がしっかりと危険管理をしてあげましょう。

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