百獣の王ライオンと言えば、動物の中では最も強い最強の陸生動物だという認識が強いですよね。

ライオンよりも強い野生動物っているのでしょうか。

そんな猛獣のライオンですが、どんな生態を持っているのか、ご存知ですか?

また、性格は凶暴で獰猛なのでしょうか。

今回はライオンの生態や性格などについて、詳しく調べてまとめてみました。

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ライオンは群れを作る習性がある

ライオンはネコ科に属する動物ですよね。

ネコと言えば、マイペースで常に単独行動をするというイメージがありますよね。

ライオンはネコ科でありながら、珍しく群れを作って行動する習性があるのです。

ライオンが作る群れを、「プライド」と呼びます。

プライドには通常、2頭~3頭のオスと、10数頭のメスが所属しており、プライドによってはその数はバラバラです。

また狩りをするのは基本的にメスの仕事で、オスはほとんど狩りをしません。

狩りをする際には、メスは数頭で獲物を扇状に囲い込み、群れの皆で協力して獲物を捕るのです。

しかし獲物を最初に食べることができるのは、プライドのリーダーであるオスライオンと言いますから、頑張って狩りをしたメスたちには少し気の毒ですよね。

また、インドに生息しているインドライオンは、群れこそ形成しますが、アフリカに生息してるライオンに比べるとその規模は決して大きくなく、狩りも基本的には単独で行うという習性の違いがあるようです。

なお、ライオンの種類や生息地に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

群れのライオンたちは血縁関係にある?

群れを構成しているライオンたちは、果たして血縁関係があるのでしょうか。

これに関しては実に興味深いものがあるのです。

実は群れのメスたちに関しては、血縁関係にあるいわば親戚同士であることがほとんどなのです。

しかし、オスライオンに関しては、必ずしもこの限りではありません。

独り立ちする前の仔ライオンのオスたちは、兄弟ですので血縁関係にありますが、成獣のリーダーのオスは血縁関係はありません。

これにはライオンのオスが背負った宿命が大きく関係しています。

ライオンのオスの宿命とは!?

あまり知られていない事かもしれませんが、ライオンのオス達は最強と謳われながらも、とある宿命をもっています。

それは、「群れからの独り立ち」です。

ライオンのメスたちは、成長してからも生まれ育った群れを離れることなく、一生をその群れで過ごします。

ただし、子育ての場合はこの限りではありませんが。

一方、オスライオンたちは、成獣になるまでは生まれ育った群れで過ごすのですが、大人になると群れを離れて独り立ちします。

独り立ちしたオスライオンは、他の群れを作ることになるのですが、新しい群れを作るというよりは、他の群れを乗っ取る、という方が正しいです。

他のオスのリーダーが率いる群れを見つけると、そのリーダーのオスと戦い、勝利すればその群れごと乗っ取り、自分のプライドにすることができるのです。

戦いに敗れ、プライドを追われたオスは命を落とすことも少なくないようです。

運よく生き残った場合でも、傷ついた体で新しいプライドを見つけて乗っ取るか、それができなければ一人で獲物を捕って生きていかねばならないのです。

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ライオンの子殺しとは?

戦いに勝利したオスは、群れの新たなリーダーとなりますが、これは群れに元々いた、前リーダーのオスの子供の仔ライオンにとっては脅威となります。

新しいオスライオンは、自分の子供以外である他のオスライオンの子供を次々に襲っては殺してしまうのです。

これが有名なライオンの子殺しですね。

自分の遺伝子を持たない仔ライオンは一切子供として見なさないという、厳しいルールのようなものがあるのです。

メスたちは、初めは自分の子供が殺されないように守るのですが、いつかは雄オスに殺されてしまいます。

メスたちは子供がいなくならないと一切発情しないという習性があるため、メスの発情を促すためにオスライオンは仔ライオンを殺すのです。

ライオンのこうしたプライドを乗っ取り、仔ライオンを殺す習性は、プライドの血が代々濃くなってゆくのを防ぐという役割も担っているのでしょうね。

新たに群れを手に入れたオスライオンも、ずっとその栄華が続くというわけではありません。

いずれは年老いていきますし、かつて自分がそうしたように、いつか新しい若いオスライオンとの戦いに敗れ、群れを追われる事になるのです。

オスライオンたちはこうした宿命の中、いつかは訪れる孤独な死と隣り合わせで生きているといっても過言ではないのです。

ライオンは最強!?

ライオンは確かに強いですが、最強であるかと言われればちょっと疑問です。

自分よりも体の大きいスイギュウなどにも襲い掛かりますし、凶暴なところもありますが、警戒して近づかないような動物もいます。

代表的なのが「ゾウ」や「キリン」ですね。

体のひと際大きな彼らには一目置いているようで、踏みつけられたり蹴り飛ばされれば受けるダメージは計り知れません。

襲う場合でも弱ったゾウや、子どものゾウなど、安全な場合しか襲わないようですね。

また無敵と呼ばれるくらいに強くなるのは成獣になってからの事です。

子供のライオンはまだ弱い存在ですので、他の肉食獣の餌食になってしまうことも少なくありません。

また、ゾウやキリンは仔ライオンを見つけ次第踏み殺そうとすると言われているくらい、仔ライオンには危険がたくさんあるのです。

ライオンのたてがみについて

ライオンと言えば、オスの持つ立派なたてがみです。

ライオンのたてがみに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

ライオンは百獣の王と呼ばれていますが、実際には私たちが思う以上に過酷な生活をしているのです。

ライオンに生まれても、無敵と呼ばれるまでになるには、自身の持つ力だけではなく、無事に成長できる運も必要なのでしょうね。

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