レッサーパンダは動物園でも大人気の癒し系の動物ですよね。

フッサフサの毛があり、とても愛らしい顔も人気の理由だと思います。

そんな人気者のレッサーパンダですが、なんと見た目とは違って、意外と凶暴であるというのです。

さらに威嚇するポーズが、「とてもかわいい!」と大人気のよう。

はたしてどのようなものなのでしょうか。

今回はレッサーパンダの特徴や性格などに関して、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

スポンサードリンク

 

レッサーパンダとは?

「パンダ」と名前が付いていますが、私たちがイメージするジャイアントパンダとは全く異なる動物なのです。

レッサーパンダは食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属に分類されており、別名アカパンダと呼ばれています。

見た目とは違い、なんと「クマ」に近い動物だと言われています。

漢字では「小熊猫」と表記されていますし、パンダも漢字表記では「大熊猫」と表記されることからも、クマに近い仲間という事が分かりますよね。

 

パンダという名前について

パンダという名前が付けられているのはどうしてなんでしょうか。

これにはあまり知られていない事情があるようです。

もともと、「パンダ」という名前で呼ばれていたのはレッサーパンダだったのです。

今現在パンダという愛称で親しまれているジャイアントパンダは、1869年になってようやく発見された動物なんです。

逆にレッサーパンダはそれ以前から既に知られている動物だったんですね。

後から発見されたパンダの方が大きいので、「ジャイアント」という名前が付けられ、小さいほうのパンダである本種を小さいという意味である「レッサー」という名前が付けられるようになったのです。

その後有名になったのは、もちろんジャイアントパンダである事は言うまでもないですね。

 

分布

インド、中国、ネパール、ブータン、ミャンマーに生息しています。

分布で見ると、かなり生息範囲は狭く、現在では生息数もかなり少ない希少な動物になっています。

 

種類

現在2種類のレッサーパンダが生息しており、シセンレッサーパンダとネパールレッサーパンダに分けられています。

ちなみに日本の動物園で見ることができるレッサーパンダはシセンレッサーパンダのようですね。

 

寿命は?

野生のレッサーパンダは10年くらい生きることが多いようですが、飼育下のレッサーパンダは15年くらいの寿命だと言われています。

中には20年生きたものもいるようですね。

 

見た目

大きさは50㎝~63㎝くらいで、体重3㎏~6㎏くらいあります。

背中は奇麗な赤褐色が良く目立つ色をしています。

全身とても柔らかい毛で覆われており、フッサフサの毛並みが可愛らしいです。

モフモフしたくなりますね(笑)

見た目は「アライグマ」によく似ていると言われていることが多いようです。

確かにアライグマ科にとえも近い種である事は間違いないので、似ていても不思議はないですね。

 

スポンサードリンク

 

食性

雑食性ですが、普段はタケの葉やタケノコ、果実などを食べています。

時々昆虫や動物の死骸、鳥の卵なども食べるようですね。

今や草食色が強いですが、元々はジャイアントパンダと同じく肉食性だったと言われており、食性を草食性にシフトした動物なんですね。

 

性格は?

レッサーパンダはとても可愛らしい見た目が印象的ですが、なんと性格は結構凶暴で攻撃的であるようです。

元々肉食性だったという事もあってか、こういう性格なんだとか。

ちょっとした物音に対しても、すぐに威嚇するくらいに攻撃的な性格をしており、野生のレッサーパンダは特に気が強く凶暴なことが多いです。

動物園のレッサーパンダもやはり凶暴な性格に変わりはないようですが、さすがに野生の個体に比べると少しは穏やかなようですね。

実際に動物園で長く育ったレッサーパンダは、人にも馴れて人懐っこい個体も多いと聞きます。

つい触ってモフモフしたくなるかもしれませんが、基本的に凶暴な性格をしている野生動物だという事を忘れずに接するようにしたいですね。

 

レッサーパンダの威嚇がかわいい!?

とある動物園のレッサーパンダが二本足で直立したことが有名になり、その可愛らしさが話題になったことがありました。

立ち上がった姿は確かにかわいいのですが、実はこれ「威嚇行動」だったんです。

とてもかわいいからと言って立ち上がったレッサーパンダに近づくのは大変危険な行為なわけです。

レッサーパンダが立ち上がったら興奮して威嚇していますので、近寄らずに遠目から見る方が良いのです。

ちなみにレッサーパンダと同じように立ち上がる威嚇行動がかわいい動物では、「アリクイ」がいます。

アリクイに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

繁殖と単独行動

レッサーパンダは単独行動をする動物です。

繁殖期以外は単独で行動しますし、また子供がいる場合でもオスは子育てには一切関わらないことも特徴的です。

メスはさすがに子育てをしますが、それでも子育ての必要がないくらいに子供が育つと、さっさと子供から離れてしまいます。

レッサーパンダの赤ちゃんは体重わずか100g程度ととても未熟な状態で産まれてきますが、成長がとても早いのも特徴的です。

なんと生後3か月で巣穴から出てくるようになり、半年を待たずして完全に離乳するくらいに成長が早いのです。

縄張り意識もしっかりと持つので、マーキングを行って自分の縄張りを主張します。

発情期である1月~3月には特に頻繁にマーキングをするようですね。

 

絶滅危惧種

レッサーパンダはとても希少価値が高い動物で、現在絶滅危惧種に指定されている動物でもあります。

1825年にヨーロッパ人によってレッサーパンダの存在が広く知られることとなり、毛皮の目的であ辺り、ペットにするためなど様残な目的のために乱獲され、急激に数を減らしてしまったという歴史を持っているのです。

現在は保護活動が進められてきており、生息数が徐々に回復していくでしょうが、かなりの時間がかかるのは言うまでもありません。

現在生息しているレッサーパンダの数のなんと3分の1が動物園などで飼育されているレッサーパンダと言われていますから、いかに野生の数が少ないのかが分かりますよね。

 

 

まとめ

レッサーパンダは絶滅危惧種に指定されている希少な動物です。

二本足で直立するととても可愛らしく、動物園でも人気があるのですが、二本足で立つのは「威嚇行動」であり、かわいいからと言って近づくのはちょっと危険です。

また私たちがパンダと呼んでいるジャイアントパンダよりも古くから発見された動物であり、昔はパンダと言えばレッサーパンダの事を指していました。

漢字では「小熊猫」と表記されていますが、現在でも中国では「熊猫」というとジャイアントパンダではなく、レッサーパンダを指すのだそうです。

現在保護活動が行われており、飼育個体よりも野生の個体の方が少ないレッサーパンダ。

今後はますます野生のレッサーパンダが増えてくれると良いですね。

スポンサードリンク