リクガメ

カメはたくさんの種類がいますが、ペットとして飼いやすいカメ、飼いにくいカメなど様々です。今回はそんなカメ達の中から、リクガメ、とりわけ初心者にオススメの、特に飼いやすいリクガメとその特徴も合わせてご紹介したいと思います。

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ヘルマンリクガメ

最もポピュラーなリクガメで、初心者に飼いやすいリクガメの入門種として注目されているリクガメです。ヘルマンリクガメには「ヒガシヘルマンリクガメ」と「ニシヘルマンリクガメ」がいますが、日本で一般的に流通しているのはヒガシヘルマンリクガメの方です。

飼いやすい理由として、生息している地域が日本の気候と非常によく似ており、リクガメの飼育で大事な「温度・湿度」にそれほど気を使わなくても良い、という点が挙げられます。

また現在正規で輸入されているヘルマンリクガメは、すべてブリーダーによる繁殖個体のため元々人馴れしていると言えます。乾燥した環境に生息しているカメですので、日光浴をさせる必要があります。

体長は成長すると約20cm~30cmくらいになります。

飼育適温は?

飼育適温は昼間25~35℃、夜間20~30℃、湿度は50%~60%が適切とされています。調整しやすい温度なので、比較的飼育が簡単なのも頷けますね。また日本のように四季がある地域にいるためか、冬には冬眠する習性があります。寒さには強く、とても丈夫です。

性格は?

性格はとても大らかなので、人にもとても良く馴れやすいです。

価格は?

およそ10,000円~30,000円で購入することができます。最もポピュラーなリクガメということもあってか、リクガメの中でも比較的安価な値段で購入できるようです。

ロシアリクガメ

「ロシアリクガメ」の他にも「ホルスフィールドリクガメ」や「ヨツユビリクガメ」という呼称が付いています。この種もヘルマンリクガメと同じく飼いやすい、入門種として有名です。寒い地域に生息しているため、寒さには非常に強いです。カメは本来指が5本あるのですが、このロシアリクガメはヨツユビリクガメと呼ばれていることからも分かるように、指が4本しかありません。

穴掘りがとても好きなリクガメなので、屋外で飼育していると脱走されてしまう事があります。自然界では数メートルの穴を掘って暮らしているリクガメですので、穴を掘れるような環境を整えてあげるとストレス解消にもなるでしょう。

体長は約20cm程度で、ヘルマンリクガメとほぼ変わらない大きさになります。

飼育適温は?

日中は約25℃、夜間は約18度~20℃が適温だとされています。湿度はヘルマンリクガメ同様50%~60%で乾燥させすぎない程度が適切です。しかし高温多湿には要注意ですので、日本のジメジメしやすい梅雨の時期などには特に注意しましょう。

価格は?

価格はとても安価で購入できるようで、8,000円~15000円の間で落ち着いているようですね。安価であるということからとても人気がある種でもあります。

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ギリシャリクガメ

ギリシャリクガメは地中海周辺に生息している小型のリクガメで、こちらも飼いやすいリクガメとして人気があります。このギリシャリクガメの名前の由来はギリシャ原産だからではなく、甲羅の模様がギリシャ織りに似ている事に由来しています。

またギリシャリクガメは生息域がとても広く、北アフリカからヨーロッパ、中東など実に幅広く生息しています。ですのでギリシャリクガメといってもその生息地によりたくさんの亜種が存在し、それぞれ飼育適温も少しずつ異なるとも言われています。しかしその亜種の分類は困難で、見分けもしにくいです。販売されているギリシャリクガメがどの亜種に属するのか、しっかり見極めたいところですね。その理由は亜種によって、冬眠できる種とできない種がいたりして、飼育するのに注意点などが大きく異なることがあるからですね。

体長は20cm~30cm

飼育適温は?

25℃~30℃が適温とされています。湿度は50%~70%が適切です。ただし、飼育環境内の高温になるスペースはちょっと高めの35℃ほどに保っておくと良いようですね。

価格は?

10,000円~15,000円程度で購入できます。ちょっと育った個体になれば、やや価格が高くなるようで20,000円以上になってくるようですね。安いからといって、あまりに幼いギリシャリクガメを飼うというのもあまりおすすめできません。小さなリクガメは飼育環境の変化に実に敏感で、ちょっとしたことでも体調を崩しやすく、すぐに弱ってしまう恐れもあるのです。なので少し育った大き目な個体を選ぶ方が、後々後悔しなくて済むのではないかとも思っています。

リクガメの飼育方法

リクガメの飼育方法に関して、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

初心者におススメのリクガメは三種類います。「ヘルマンリクガメ」、「ロシアリクガメ」、「ギリシャリクガメ」です。それぞれ日本の気候に順応しやすい特徴を持っていて、とても飼いやすい種として親しまれています。

ただ、ギリシャリクガメは生息域がとてお広く、そのためたくさんの亜種が存在します。それぞれに違った特徴があり、冬眠できる種もいればできない種もいるなど、重大な特徴の違いもあります。飼おうとしている個体がどの亜種なのかを、できる限り知っておいた方が飼育する際に困らなくて済みます。

またリクガメは小さいと割と安価な値段で購入できますが、あまりに小さい幼いリクガメですと、環境の変化にとても敏感ですぐに体調を崩してしまうこともあります。ですのでなるべく大きめの個体を選ぶことをオススメします。

リクガメは寿命がとても長く、30年~50年は生きてくれます。まさに人生の半分をともにするわけですから、じっくりとパートナーを選んでいきたいですね。

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