アマガエルは私たちにとって、最も身近なカエルと言っても良いくらいメジャーで可愛らしいカエルですよね。

子どもの頃、捕まえて持ち帰ったという人も多い事だと思います。

そんなアマガエルですが、いざ飼育するとなると、どのように飼育すればいいのか、また餌は何を与えれば良いのか等あまり知らないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、アマガエルの飼育方法について、詳しくご紹介していきたいともいます。

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アマガエルってどんなカエル?


アマガエルの生態や特徴、鳴き声などについては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

アマガエルの飼育ケースは?

アマガエルは広さというよりも、高さがあるケースが必要になります。

アマガエルが樹上性のカエルであるのがこの理由であり、普段は水辺の近くの草木の上で生活しているのです。

飼育する場合も、高さのある草木を一緒にケースに入れてあげるのが、アマガエルにとって良い環境といえるでしょう。

昆虫用プラケースでも飼育可能ですが、高さがなくて狭いのでストレスになりやすく、あまりおススメはしません。

おススメのケースは、爬虫類飼育用のケージが高さもありおススメです。

ちょうど良いケージは、「グラステラリウム」というケージですね。

サイズはいくつかありますので、飼育スペースと相談して決めると良いでしょう。

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床材

床材は何でも良いのですが、水苔や腐葉土などでも飼育することができます。

フロッグソイルというカエル用の床材も販売されていますので、そちらを利用してもよいでしょう。

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しかし床材には注意が必要で、汚れやすく、掃除を怠るとカエルが病気になってしまうリスクが高くなる、という特徴もあります。

ですので床材は何も敷かない、という人もいるくらいですので、管理ができないというのであれば、最初から何も敷かないのも一つの手です。

またはキッチンペーパーを使用する、というお手軽な方法もありますので自分に合った方法を選びましょう。

 

ケージ内に入れる草木

アマガエルは樹上性のカエルですので、上り下りできるくらいの草木を設置してあげたいところです。

入れてあげる草木は、観葉植物などを入れてあげればいいのですが、あまり大きなものは必要ありません。

手入れが楽な小型の観葉植物で十分でしょう。

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水は必要?

アマガエルは基本的に水はあまり必要ではありません。

もちろんカエルですので、ある程度の水は必要です。

アマガエルの場合であれば、小さなお皿に水を入れてあげる程度でOKでしょう。

むしろ湿度が高すぎる方が病気になりやすく、乾燥気味の方が適していると言えますね。

ただし、水はカルキ抜きしたものを入れてあげて下さい。

雨水を取っておく、というのも良い方法ですね。

 

アマガエルの飼育温度や湿度は?

アマガエルに適しているとされている温度や湿度は、温度25℃前後、湿度は70%くらいが適しています。

一つの目安にしてみて下さい。

また冬になればアマガエルは冬眠します。

冬眠させないためには温度を25℃前後に保温してあげる必要があります。

保温にはペットヒーターを使用しますが、ペットヒーターにも色々ありますので、使いやすいものを使いましょう。

おススメは爬虫類飼育用のヒーターで、少々値が張りますが「暖突」シリーズが使いやすくおススメですね。

ただし、温度調節機能がありませんので、同時にサーモスタットを導入し、温度管理する必要があります。

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アマガエルの餌は?

アマガエルは昆虫などを捕食する、肉食の生き物です。

しかし、アマガエルは生きた餌しか食べないという特徴がありますので、常に生きた餌を用意する必要があります。

 

生き餌を用意するのは結構大変ですよね。

そんな場合におススメなのが、「コオロギ」ですね。

コオロギといっても、ペットショップで餌用として販売されているコオロギが安く購入できますのでそちらを利用すればよいでしょう。

餌用のコオロギでおススメなのは、「ヨーロッパイエコオロギ」というコオロギですね。

コオロギは鳴きますが、ヨーロッパイエコオロギは鳴き声も比較的小さいという特徴がありますので餌用としてはおススメなのです。

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アマガエルには毒がある

アマガエルは簡単に飼育できる身近な生き物ですが、注意点があります。

アマガエルのつるつるした皮膚には毒があり、直接触っても何の影響もなく安心なのですが、一歩間違えば大変な事態になってしまう事もあります。

大事なのは、アマガエルを触った手で、口や目などを触らない事です。

毒が入ると、激しい痛みが伴い、目に入った時は最悪の場合、失明してしまう恐れもあります。

子供がアマガエルを触った後は、必ず手をしっかりと洗わせるように心がけたいですね。

 

まとめ

アマガエルの飼育には、高さのある飼育ケースが必要です。

また餌は生きた昆虫になりますので、餌用に販売されているコオロギなどを一日一匹程度与えると良いでしょう。

またアマガエルには毒があります。

直接触った程度では何の問題もありませんが、アマガエルを触った手で目や口を触らないように注意しましょう。