ビーグルは、スヌーピーのモデルとして使われ、一躍有名となった犬種です。

大きな垂れ耳と、引き締まった体が特徴です。

また、その持ち前の愛嬌たっぷりで、あかるくやんちゃな性格から、飼い犬としても、根強い人気があります。

今回は、そんなビーグルについて、ご紹介します。

スポンサードリンク

ビーグルってどんな犬?

ビーグルは、ヨーロッパ原産の犬です。

ヨーロッパの各地で、ウサギ狩りをする猟犬として、使役されたハウンドドッグでした。

ハウンドドッグとは、猟犬として活躍してきた犬のグループで、その中でも嗅覚ハウンドと呼ばれる、特に嗅覚に優れた猟犬のグループの一員です。

大きさは、体高約36㎝、体重10kgで中型犬に分類されます。

猟犬だったために、小柄な体格のわりにがっしりしており、引き締まった体型をしています。

寿命は、平均14歳くらいで、毛色は、ブラック、ブラウン、ホワイトの混ざったトライカラーです。

 

ビーグルの性格は?

ビーグルは、とてもやんちゃで、好奇心旺盛で活動的です。

とても明るく、争いごとを好まないため、他の犬ともフレンドリーに接することができます。

また、狩猟犬として集団で行動していたため、孤独を苦手とし、とてもさみしがり屋な一面もあります。

 

ビーグルのしつけはしやすい?

ビーグルは、高度な訓練は難しいですが、日常のしつけは、比較的しやすいです。

狩猟犬であったために、飼い主をリーダーと認めていればいうことを聞いてくれます。

しかし、ウサギ狩りの猟犬として活躍していたころは、ウサギを集団で鳴き交わしながら追いかけていたため、その名残から、無駄吠えが多くなりがちです。

ビーグルは、野太い声で「ワン!」と鳴きます。

特にストレスがたまると無駄吠えすることが多くなるため、無駄吠えをする場合は、何らかのストレスがたまっている可能性があります。

特に、孤独は一番のストレスの原因で、さびしいとついつい吠えてしまいます。このため、一人暮らしで家をよくあける人にはあまり向かない犬種といえるでしょう。

スポンサードリンク

ビーグルの飼い方や注意点とは?

ビーグルは、先ほどもいったように、さびしがりやで、さびしいとついつい吠えてしまうところがため、一人暮らしの方には向きません。

そして、一般の家庭でも、無駄吠えをしないように、小さいころから訓練をする必要があります。

一方で、無駄吠えさえクリアしてしまえば、とても明るくフレンドリーで、体も強く病気になりにくいため、とても飼いやすい犬種です。

ただし、ビーグルを飼ううえでいくつか注意する点があります。

まず、ビーグルは活動的なので、ありあまる元気を発散されてあげるためにも散歩はかかせません。

1日に2回、1回30分程度の散歩が必要です。ビーグルは、よく食べる子が多く、運動量が少ないと肥満の原因になってしまいますので、注意が必要です。

散歩中では、嗅覚ハウンドの性質上、探索好きで、拾い食いをすることが多いため、気をつけましょう。

また、その特徴的な大きな垂れ耳は毎日の耳のお掃除が必要です。

耳は汚れやすく、1日に1回は、しめったガーゼなどで優しく拭き取ってあげると良いです。いやがってしまうとストレスになってしまうため、小さい頃から継続して行い、習慣化すると良いでしょう。

 

ビーグルの入手方法や値段は?

ビーグルは、ペットショップやブリーダーさんから、購入することができます。

ペットショップにはおいていないことが多いため、ビーグル専門のブリーダーさんから購入すると確実でしょう。

値段の相場は、だいたい20万くらいが多い印象です。

また、里親募集でも一定数のビーグルが飼い主を探しており、ホームページなどで情報をみつけることができます。

 

まとめ

ビーグルは、とても愛嬌があり、やんちゃですが、飼い主をリーダーと認めれば、しっかりいうことを聞いてくれます。

また、寂しがり屋で、甘えん坊なため、飼い主にとても懐いてくれます。

是非、正しくしつけをして、良いコンパニオンアニマルとして育ててあげてください。

そうすれば、きっと最高のパートナーなってくれるでしょう。