フェレット

ペットとしてとても人気が高いフェレット。

元来はイタチの仲間なのですが、このイタチをペット用に品種改良された種類がフェレットなのです。

ヨーロッパでペットとして飼われるようになったのですが、最近では日本でも頻繁に見られるようになりましたね。

ペットショップでも時折、「フェレットフェア」を行うなどその人気はとどまるところを知りません。

今回はそんなフェレットに焦点を当て、どんな種類のフェレットがいるのか、また値段はどのくらいで販売されているのか、寿命はどのくらいなのかを調べてみました。

 

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フェレットの種類

マーシャルフェレット

ペットショップで、最も出回っているとされている種類のフェレットです。

体格も小柄、温和な性格、毛並みの良さ、噛む事は少なく、初めてフェレットを飼うという方にも最もおすすめされているフェレットです。

カラーバリエーションも豊富で、60年以上の歴史があるアメリカ・マーシャル社ブランドのフェレットで、世界中のフェレット愛好家に親しまれているフェレットです。

値段:4万~6万円

 

マウンテンビューフェレット

アメリカ原産のがっちりした体型のフェレットです。

日本ではほとんど出回っておらず、入手は困難ですが、フェレット自体の性格はとても温和で人懐っこく、噛み癖も少ないので飼育しやすい個体が多いと言われています。

値段:5万5千~7万円(輸入の状況により、かなり変動が激しい)

 

パスバレーフェレット

アメリカ原産のフェレットです。

マーシャルフェレットには及ばないものの、マーシャルフェレットの次に多く飼育されているとされています。

パスバレーフェレットも噛み癖が少なく、飼いやすい種類だと言えます。

またとても丈夫なフェレットですので、病気や怪我に比較的強いという特徴を持っています。

値段:3万~5万円

 

ルビーフェレット

こちらもパスバレーフェレットと同じく、アメリカ原産のフェレットです。

個人のブリーダーが繁殖、育成しているのも特徴です。日本にはあまり輸入されていない種類のフェレットですので、日本ではやや珍しいフェレットなのかもしれませんね。

基本はバスパレーフェレットをベースとして交雑させて作られた種類になります。

交雑種だからか、体格や性格にばらつきが見られるのも特徴で、一般的には初心者には不向きとされているフェレットですね。

やや顔が丸い個体が多く、毛並みがすごく良い個体も多いようです。
値段:6万~7万円

 

カナディアンフェレット

日本ではそれほど出回ってはいないフェレットです。

やんちゃで、ペットとしてよく遊べるフェレットです。

耳にある刺青が特徴で、がっちりとした体型をしている個体が多いです。

噛み癖がやや強く、しつけが必要であると言われています。

それゆえ初心者には不向きなフェレットであるとされています。

他のフェレットと比べて、やや安価で入手できるようです。

値段:1万5千~2万円

 

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ニュージーランドフェレット

ニュージランド南島が原産のフェレットです。
フェレットの中では特に大きくなることでも知られていて、毛も比較的長めな種類のフェレットです。

噛み癖も強く、初めてフェレットを飼うという方にはやや不向きかもしれませんね。

カラーバリエーションは少なめで、可愛い顔をしているため人気が高いのですが、フェレット飼育に慣れてきた方向けのフェレットで、飼育歴が長い方には特に人気が高いようです。

値段もかなり高めですね。

値段:6万~8万円

 

アンゴラフェレット

独特の風貌を持っているフェレットで、体が大きく、長くてふっわふわの毛が特徴です。

カラーバリエーションも豊富です。元々は突然変異で生まれてきたフェレットを固定した種類のフェレットです。

野性を強く残しているようで、気性も激しいと言われています。この種はフェレットの飼育に慣れた方でないと扱いが難しそうですね。

そんな特徴からか、価格設定もかなり高めです。

値段:8万~12万円

 

フェレットの寿命

フェレットは分類上は小動物に分類されるようです。

犬や猫と同じくらいの体格をしていますが、寿命はというと犬や猫よりも短いようですね。

一般的にフェレットの寿命は7年~10年くらいとされています。

しかしこれは食生活や、飼育環境により変わってくるため、一概には言えない傾向がありますね。

フェレットの寿命を左右する要因として挙げられるものは、食べ物、生活リズム、運動量があるとされていて、環境さえ良ければ10年以上生きてくれる可能性もあるわけですね。

 

フェレットの飼い方

フェレットの飼い方に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

フェレットといってもこれだけの種類と値段の違いがあるのが驚きです。

交雑もされているフェレットですので、その外見もたくさんあるのですね。

外見だけではなく、性格もそれぞれ個性があるフェレットたち。

自分に一番合ったフェレットを見つけて、飼ってみてはいかがでしょうか。