可愛らしい容姿で子供にも人気の高い「コアラ」。

コアラのマーチなどのキャラクター商品にもなっているくらい、有名な動物ですよね。

しかしそんなコアラも、どんな生態をしていて、どんな特徴があるのかご存知でしょうか。

コアラには実に面白い生態があり、知られざるところも多くある動物なのです。

今回はそんなコアラの生態や特徴など、詳しくご紹介していこうと思います。


 

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コアラの生息地は?

コアラの生息地はオーストラリア大陸の一部の地域のみになります。

オーストラリアのみに生息する動物は他にもいくつか存在しますが、コアラもそんな動物の一つなのです。

またオーストラリアの全域に分布しているというわけではなく、東部と南東部の一部にしか生息していません。

ちなみに、オーストラリア南部に棲息するコアラと、東部に生息しているコアラとでは、大きさに違いがあるのが特徴的です。

南部のコアラの方がより大きく、より多い体毛を持っています。

これは南部の方が寒く、厳しい環境であることが要因なのでしょう。

コアラには種類がある

コアラはコアラでも、実は3種類いるという事はご存知でしょうか。

「クイーンズランドコアラ」、「ビクトリアコアラ」、「ニューサウスウェールズコアラ」の3種類がそれですね。

3種類のコアラには生息地以外の見た目の決定的な違いはなく、見分けるのは難しそうですね。

コアラの寿命と大きさ

寿命は13年~18年くらいで開きがありますが、オスの方が若干短命なようです。

大きさは大体65㎝~80㎝くらいで、体重は4㎏~15㎏くらいです。

思った以上に結構な大きさがあるのがわかりますね。

コアラの嗅覚と視覚

コアラの鼻はとても大きく、よく目立ちます。

嗅覚はとても優れており、このおかげで新鮮なユーカリの葉を見分けることができるとされています。

しかし視力はあまり良いとは言えないようですね。

コアラのオスとメスの特徴の違い

オスの胸には縦に茶色い「臭腺」が見られ、メスの腹部には赤ちゃんを育てるための「育児のう」があります。

コアラと人間の関わり

コアラは昔から、オーストラリアに住んでいた先住民族によって、食用として食べられてきたという歴史がありますが、先住民族とは上手く共存できていたと言われています。

しかし後世になって、ヨーロッパからの移民が始まると、生息地の開拓やコアラの毛皮のために乱獲されたりと、コアラの生活が脅かされてきました。

近年では絶滅危惧種に指定されたこともあって、コアラの保護活動もさかんに行われてきています。

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コアラの餌

コアラの餌になるものは、もっぱらユーカリの葉です。

生涯で食べるものはほとんどがユーカリの葉、というとんでもない偏食者なのです。

ユーカリには毒がある、というのを聞いたことがあるでしょうか?

ユーカリは、実はコアラがユーカリを食べ尽くしてしまうのを防ぐために、毒を持つようになったとも言われていますが、コアラはそんなユーカリの毒さえも消化吸収してしまう消化器官を持っている、と言うわけなのです。

コアラの持つ腸の長さはなんと2mと言われています。

また、コアラという名前は「水を飲まない」という意味になるそうで、実際にコアラは水を飲む事はほとんどありません。

では、水分補給をどうしているのかという事ですが、それは新鮮なユーカリの葉から摂取しているのです。

しかし脱水症状を起こしたり、ユーカリが少なくなった場合には、地上に降りて水を飲むことも稀にあるようですね。

コアラが一日で食べるユーカリは500g~1㎏にもなり、70%が水分というユーカリの葉ですので、わざわざ地上に降りてきて水を飲む必要がないのでしょう。

コアラは走る?

コアラは普段から木の上で生活をしており、地上に降りてくることは滅多にありません。

しかし場合によっては地上に降りてきて、走ることもできるのです。

コアラは4足歩行で、ちゃんと走ることもでき、なんと時速25キロの速さで走ることができるようですね。

コアラは良く寝る

コアラの一日の活動時間はわずか4時間ほどであると言われ、ほとんどの時間を睡眠に費やしています。

これは主食のユーカリに含まれている栄養分が少ない事が要因だとされています。

少ない栄養でやり繰りするためには、一日のほとんどを寝て過ごすくらいにエネルギーを節約する必要があるのです。

コアラの食糞

少し成長してきたコアラの赤ちゃんは、母乳の他にも母親のウンチ(パップ)を食べる習性があります。

これにも主食が毒性のあるユーカリであることに関係しています。

赤ちゃんコアラはすぐには毒性のあるユーカリを食べる事はできませんので、ユーカリを消化できるための微生物を含んだ母親のウンチを食べることで、体に徐々に微生物を増やしていきます。

これを約2か月の間繰り返すことで次第にユーカリを食べられる体になっていくのです。

パップとは言わば、コアラの離乳食のようなものなのでしょう。

コアラの飼育にはコストがかかる!?

日本でコアラの展示が始まったのは、1984年からであり、日本の動物園での展示の歴史はとても浅いと言えます。

日本の動物園の中でも、コアラを見る事ができる動物園はわずか数か所しかありません。

これはコアラの飼育に掛かるコストが高いからというのが理由であり、年間に掛かる費用はコアラ一頭当たり約800万円だと言われています。

コアラを見ることができる動物園は?

コアラを展示している動物園は以下の通りです。

まとめ

コアラはオーストラリアの固有種の動物であり、食性を始め変わった生態を持っています。

またのんびりしている姿からも、動きが遅いとイメージされやすいですが、その気になれば時速25キロの速さで走ることができるくらいに素早い動きもできます。

また大人しいと思われがちですが、意外に凶暴な一面も持ち合わせており、長く鋭い爪で攻撃されると大ケガに繋がる恐れもあります。

日本の動物園でも見ることはできますが、飼育コストの面からも展示されている動物園は限られているようです。

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