映画「ファインディング・ニモ」でもお馴染みのカクレクマノミ。

イソギンチャクから顔を出したり隠れたり、そんな姿が可愛らしいですよね。

クマノミは一種類だけではなく、色んな種類のクマノミがいて、見た目も様々で観賞魚としてピッタリなため人気が高い熱帯魚でもあります。

そんなクマノミたちですが、簡単に飼う事ができるのも魅力的ですが、注意点も多々あります。

今回はクマノミの飼育方法や、注意すべきポイントなどについて詳しく調べてまとめてみました。

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クマノミってどんな魚?


クマノミの生態や特徴、種類などに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

カクレクマノミがおススメ?

クマノミの中でも、最も有名なのはやはり「カクレクマノミ」ではないでしょうか。

流通量も多く、ほぼどこのペットショップでも購入する事ができます。

性格も大人しく、攻撃性も少ないという特徴があります。

また値段も安ければ700円程度で購入する事ができますので、お手軽に飼育を始めることができます。

初めてクマノミを飼育する場合はカクレクマノミでOKでしょう。

 

用意する水槽の大きさはどれがおススメ?

クマノミを飼育する場合の水槽の大きさは、飼育するクマノミの数によって異なります。

30㎝水槽であれば1匹~2匹程度のクマノミの飼育に。

45㎝の水槽であれば、3匹~4匹。

60㎝くらいの大きさがあれば、5匹~7匹くらいのクマノミを飼う事ができます。

一つの目安にしてみてくださいね。

 

カクレクマノミの飼育適正温度は?

クマノミの適正水温はおよそ25℃~26℃くらいが良いと言われています。

夏は水温が30℃近くになることがありますし、冬は逆に低くなりすぎる事もありますから、水温は一定に保ってあげる必要があります。

冬場の水温の維持にはヒーターを使用するのですが、水槽用のヒーターがありますので、そちらを使用しましょう。

サーモスタット付きのヒーターもたくさん出回っていますので、簡単に水温を調節することができます。

しかし難しいのは夏場の水温を下げる場合です。

水槽用のクーラーはあるのですが、値段はヒーターよりも遥かに高価である事が多いです。

クーラー導入は敷居が高いという場合は、できるだけ水槽を涼しい場所で管理するなど、工夫が必要になることでしょう。

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サンゴ砂を入れる

水槽の底にはサンゴ砂を敷いてあげましょう。

またサンゴ砂は水草と相性が良くありません。

一緒に入れるのはイソギンチャクやサンゴを入れるようにしましょう。

イソギンチャクの育成には少々コツがいりますが、強い光を当てるなどのポイントをしっかり抑えておけば不可能ではないです。

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クマノミの餌は?

クマノミの餌は市販されている熱帯魚用の餌でOKです。

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フィルターで水槽をきれいにしよう!

クマノミ飼育の場合だけではないですが、熱帯魚飼育の際には、水をきれいに保つためにフィルターが必要です。

クマノミたちにとって水は、私たち人間にとっては「空気」そのものと言えます。

飼育水が汚れていると、空気が悪い場所に居続けるのと同じことですから良くありません。

ろ過フィルターには様々なタイプがあります。

環境に最も適したものを選ぶと良いでしょう。

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壁掛け式のフィルターが最もお手軽なのではないでしょうか。

 

照明を設置しよう!

生き物が生きていくためには多少なりとも「光」が必要になります。

クマノミとて例外ではないですが、どちらかというとクマノミと共生するイソギンチャクやサンゴなどの育成には、強い光が必要不可欠になるのです。

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水は海水を使う!

クマノミたちは海に生息している海水魚です。

なので飼育水は海水である必要があります。

海水は人工海水を使う場合と、天然海水を用意する場合の二通りがありますが、人工海水を作るのがやはり簡単でおススメですね。

人工海水を作る場合は、塩分濃度に十分注意して作るようにしましょう。

多少お金が掛かってしまいますが、天然海水を購入するというのも一つの方法になります。

購入してきてすぐに使えますのでお手軽さでは最も魅力的ですね。

 

ライブロックを入れると良い?

ライブロックと呼ばれている小さな岩があります。

これは微生物がたくさん棲みついている岩であり、水をろ過したり、初めて水槽を立ち上げる時に、早く立ち上げることができますのでおススメです。

ただし、値段はやや高価ですので、可能であれば導入してみてください。

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水合わせは重要!

購入してきたクマノミを、そのまますぐに立ち上げた水槽に入れてはいけません。

必ず「水合わせ」という作業を行ってから水槽に移すようにすべきです。

水合わせとは、水槽の水温と、クマノミを購入してきた際に入っていた容器の水の温度を可能な限り合わせる作業の事です。

クマノミは繊細な生き物ですので、急激な水温の変化は良くありません。

クマノミを買ってきたら、容器ごと水槽に入れ、しばらく待ちましょう。

こうすることで簡単に水槽と容器の水温を近づけることができるのです。

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水換えをしよう!

フィルターでいくら飼育水をろ過していても、水を完璧にきれいに保つことはできません。

また海水は汚れやすいので、定期的な水換えはどうしても必要になってくるのです。

水換えの頻度は週に一回くらいで問題ありません。

水を3分の1くらい残して、水温を合わせた換え水を足してあげるようにして水換えをします。

この時、水をすべて入れ替えるのはよくありませんので、必ず3分の1程度は残しておいてくださいね。

 

他の魚との混泳はできる?

クマノミは縄張り意識が強いものが多いですので、あまりに多くのクマノミを一緒に飼うと良くありません。

しかし他の魚との混泳は可能です。

ただし、混泳させる魚も性格がきつめの魚の方が混泳に向いていると言われています。

ハゼ系の魚は割と相性が良いと言われていますし、カクレクマノミは他の魚には攻撃しないとも言われていますので、積極的に試してみましょう。

 

イソギンチャクとの共生

クマノミと言えば、イソギンチャクとの共生ですよね。

しかしクマノミの種類によっても共生できるイソギンチャクが異なることもありますので、やや注意が必要です。

ハタゴイソギンチャクという種類のイソギンチャクは、どのクマノミとも共生可能だと言われていますので、この種を選んでおけば問題ないでしょう。

 

クマノミスターターセット

クマノミの飼育に必要なグッズがセットになった、スターターセットも販売されています。

初めてクマノミ飼育に挑戦する!という方はぜひチェックしてみてくださいね!

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まとめ

クマノミはとても可愛らしく、人気が高い熱帯魚です。

飼育自体は難しくないのですが、いくつかのポイントがあり、これらを抑えておけば簡単に飼育することができます。

お部屋のインテリアに、疲れた時の癒しに。

クマノミはとても可愛くおススメの熱帯魚ですよ。