ミナミヌマエビの繁殖について!産卵から稚エビの育て方も!

水槽のタンクメイトとして人気が高いエビと言えば「ミナミヌマエビ」ですよね。

他にもヤマトヌマエビが水槽の掃除屋さんとしては広く知られていますが、ミナミヌマエビと決定的に違うところと言えば「水槽内で繁殖ができるかどうか」でしょう。

ヤマトヌマエビは淡水のみでは産卵繁殖ができず、勝手に増える事はないですが、繁殖を楽しむ事もできないのです。

一方ミナミヌマエビは繁殖も楽しめるのでエビの飼育も一緒に楽しみたいという人には丁度いいエビですね。

今回はそんなミナミヌマエビの繁殖について、産卵、抱卵や稚エビの成長などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

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ミナミヌマエビの繁殖の条件

ミナミヌマエビの繁殖にも条件があります。

それはずばり「水温」です。

ミナミヌマエビの繁殖に適した水温は一般的に20℃から27℃の間と言われています。

この温度帯であればいつでも産卵繁殖することが可能です。

つまり屋内でヒーターを使った温度管理をしている水槽であれば、一年中ミナミヌマエビの繁殖を楽しむことができるという事ですね。

 

また「体力」がある事も条件の一つです。

ミナミヌマエビだけに限った事ではないですが、産卵するにはそれなりの体力が必要です。

普段からしっかりと餌を食べ、栄養をしっかりと蓄えている個体でなければ産卵する事はないとえますね。

 

もう一つは「オスとメスがそろっている事」です。

これは当たり前・・と思われるかもしれませんが、中には性転換してどちらかしかいない場合でも繁殖可能な生き物もいるんです。

しかしミナミヌマエビに関しては性転換はできませんので、オスとメスをそれぞれ用意しなければ繁殖は不可能です。

ミナミヌマエビのオスメスの判別はよく見れば可能ですが、ちょっと難しいです。

一般的に・・

  • 小柄なのがオスで大きいのがメス
  • お腹がふっくらしているのがメス
  • 触覚がより長いのがオス

など言われていますが、本当によく見ないと分からないかもしれませんね。

60㎝水槽に2匹~3匹しか入れていない場合には、なかなか繁殖するのも難しいかもしれませんが、10匹くらい入れておけば自然に抱卵してくれるようになるはずです。

 

ミナミヌマエビの爆殖

ミナミヌマエビが繁殖しすぎて困っている・・なんて声も聞くことがあります。

実際にミナミヌマエビは繁殖しやすいエビですので、繁殖の条件さえ整ってしまえばどんどん繁殖してしまいます。

これはどんどん子孫を増やそうとする生き物の本能ですので、放っておけば底なしに増えるかもしれません。

水槽内のスペースは限られているので、実際には共食いや生存競争などで弱い個体が淘汰されていくので無限に増える事はないですが、あまりに増えすぎると水槽の景観を損ねてしまう要因にもなります。

ミナミヌマエビが増えすぎたからといって、その辺りの川に放流するなどはしてはいけません。

いくら日本の川にいるエビでも、その川の生態系を破壊してしまうこともあります。

むやみに飼っている生き物を放流するのはやめておきましょう。

これらを考えると、ミナミヌマエビが増えすぎる前に、それを防ぐ手立てを自分なりにしっかりと考えておく事も大切ではないかと考えます。

自然淘汰に頼るなら、一緒に混泳させている生体に稚エビを捕食してもらう方法、等ですね。

メダカなどにとっても稚エビは格好の餌なので、メダカを一緒に飼っているとミナミヌマエビが増えすぎるのを防ぐ効果もあります。

 

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稚エビを育てるために

一方、生まれた稚エビを大人になるまで育てるには何に注意すべきでしょうか。

それはやはり他の成体に捕食されないようにする事ですね。

そのまま稚エビを放置しておくと、環境によっては簡単に発見され捕食されてしまいます。

これを防ぐためには「隠れ家」となるものを入れて身を隠せるようにしてあげる事です。

隠れ家になるものは水草や石などが挙げられます。

これらを上手く使って稚エビが隠れられる環境を整えてあげると無事に大人のエビに育ってくれますよ。

 

他にも抱卵した親エビを確認したら、そのエビを別容器に隔離してあげる方法です。

隔離すれば隔離先の水槽を同じ水質に合わせてあげなければエビがショック死する恐れがありますので注意が必要です。

おススメは移動元の水槽の飼育水をそのまま使用する事です。

 

産卵ケースを使うという方法もあります。

産卵ケースとは小さなプラケースを水槽の内壁にキスゴムでくっ付けて、その中で稚エビを隔離して飼育する方法です。

水はメイン水槽と同じですので水温や水質などの環境変化に気を遣う必要もなくおススメの方法です。

 

ミナミヌマエビの抱卵期間

ミナミヌマエビの抱卵期間はおよそ2週間から3週間程度だと思っておいて良いでしょう。

なお、水温が高めの方が産まれてくるまでの期間が短いようです。

また抱卵期間のメスの扱いには注意が必要で、その間に無理な水換えなどをして親エビが脱皮してしまう様なことがあれば、卵はすべて落ちてしまい孵る事はありません。

抱卵している卵が無事かどうかは、よく見れば分かります。

育ってくれば、稚エビの目が見えたり可愛いので、ぜひ定期的に観察するようにしてくださいね。

 

稚エビが産まれたら

稚エビが産まれたら注意すべき事がたくさんあります。

稚エビは大きさがわずか2㎜程度しかなく、水槽内には危険がいっぱいです。

メダカなどの小さな魚にも襲われることがないミナミヌマエビですが、稚エビとなれば話は別です。

先ほども述べた通り、しっかりと隠れ家となるものを入れてあげないと全滅してしまう事も考えられます。

また捕食される他にも危険があります。

例えばフィルター内に吸い込まれてしまう事故ですね。

外部フィルターや上部フィルターなどを使用している場合、吸込み口から吸い込まれてしまった稚エビがフィルター掃除の際に見つかるという事例が多々あるのです。

こういった事故を防ぐためにも、吸込み口には目の細かいスポンジを付けるか、目の細かいスポンジフィルターを使用する、底面フィルターを使用するなど対策が必要になります。

底面フィルターは水槽立ち上げ時に導入しておかないと、後で導入するのは一度水槽をリセットしなければならないです。

 

まとめ

ミナミヌマエビは淡水のみでも簡単に繁殖することができます。

繁殖するには水温が大事で、20℃から27℃の水温を維持しておけば年中繁殖を楽しむことが出来ます。

抱卵期間は2週間から3週間程度ですが、抱卵中の親エビが水換えのショックで脱皮したりしないように注意が必要です。

稚エビが産まれたら、隠れて捕食されないように環境を整えてあげたり、フィルターに吸い込まれないように工夫するなど対策が必要です。

メダカなどの生体と一緒に飼育している場合、何もしないと稚エビが大人に成長するまでにいなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。

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