ペルシャ猫と聞くと、どんな印象を持ちますか?

優雅な見た目と、フワッとした美しい毛並みや大きな体に短い足でしょうか。

ペルシャ猫はそんな優雅な見た目からもとても人気が高い種類の猫です。

現在では「猫の王様」とも呼ばれるくらいの人気ぶりで、キャットショーにおいても古くから活躍してきた歴史の古い猫です。

そんなゴージャスな見た目のペルシャ猫ですが、どのような特徴があり、どんな性格をしているのでしょうか。

今回は猫の王様ペルシャ猫の性格や特徴について詳しく調べてまとめてみました。

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ペルシャ猫の歴史は?

 

ペルシャ猫の歴史はとても古く、色々な説があるのですが、一説によると1500年代には既にペルシャ猫は存在していたとも言われています。

ペルシャ猫の原産地は名前からもわかるようにペルシャで、現在のトルコ、イラン、イラク、エジプトなどにあたる地域になります。

その地で自然発生した猫だと言われていますが、詳しい事はわかっていません。

 

その後、ペルシャからヨーロッパに輸入され、ブリーダーたちによって交配が繰り返されていきました。

当時のヨーロッパの人たちにとって、フワフワの毛を持った猫を飼う事が憧れだったようですね。

1871年に初めて公式で行われたキャットショーに出場した際に、そのあまりの優雅さから観客達の間でも話題になりました。

その後さらにブリーダーによって品種改良が繰り返され、現在のペルシャ猫の原型になったと言われています。

毛並みがフワッフワの優雅なペルシャ猫が出てきた途端、観客たちの度肝を抜いたと言われています。まさにその当時の衝撃はすごかったことでしょうね。

 

ペルシャ猫の体つき

ペルシャ猫の体はとてもがっしりした体つきをしています。体は大きい方で、猫としては中型~大型の猫に分類されます。

最大の特徴はなんといっても長く艶やかなボリューム満点の毛になります。

長い毛を持ちますので、長毛種と呼ばれる猫に分類されています。毛は上毛と下毛の2つの被毛を持つダブルコートの猫ですね。

ボリュームのある毛とがっちりした体型ですので、一見して太っているように見えてしまうことがあるかもしれません。

しかし実際は太っているわけではなく、筋肉質の体がそのように見えるだけですので安心してください。

(本当に太っている肥満気味の猫は要注意ですが・・)

 

ペルシャ猫の寿命は?

ペルシャ猫の寿命は、平均して16年~18年くらいだとされていて、結構長めな印象です。

もちろん健康状態によっても寿命はかなり変わってきますので、飼育環境の良い飼育方法で上手く飼育することができると、20年以上生きる事例もあるくらいですから、とても丈夫で長生きな猫だと言えるでしょう。

 

ペルシャ猫の性格は?

ペルシャ猫ってどんな性格をしているのでしょうか。

順番に見ていきたいと思います。

 

王様気質な性格?

とても大らかで温厚な性格をしています。

また鳴くこともほとんどないくらい物静かな猫です。

大きくがっしりした体型からも、部屋の中を走り回るようなガサな性格でもありません。

あまり動くことが少なく、むしろのんびりしていることが大好きな性格をしています。

まさに王様気分のような性格ですね。

猫の王様と呼ばれているのは、外見などの見た目だけではなく、性格などの内面的な部分も含めて王様気質な猫なのでしょうか。

 

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マイペース

とてもマイペースな性格でもあります。

マイペースですので、飼い主であっても構われ過ぎるということはストレスになってしまう事があるのです。

甘えん坊なところもありますので、適度に遊んであげる事も大事です。

しかしあくまでも猫のペースに合わせてあげて、遊びたいときに遊んであげる、というように合わせてあげる事が必要になります。

 

神経質ではないが、長く抱かれるのはNG?

ペルシャ猫はおっとりしているので、神経質なところはほとんどないと言われています。

だからといって長く抱かれ続けることは、あまり好きではないと言われています。

時々抱っこしてあげるのはOKですが、嫌がるようならやめてあげることも忘れないようにしましょう。

神経質ではないですので、他のペットや猫などとの共存は問題なくできます。

神経質で警戒心が強い猫も多いですので、この性格はペット大好き人間には嬉しいですよね。

 

とにかくよく寝る

ペルシャ猫はとにかくよく寝る猫です。

猫自体良く寝る動物ですけど、ペルシャ猫は本当に動く事よりもゆっくりと寝て過ごすことが好きな猫なんです。

一日16時間以上寝ているような性格をしていますので、寝たい時には寝かせてあげてください。

 

オスとメスによる性格の違いはある?

ペルシャ猫はオスとメスによって性格に違いがあるとも言われています。

いったいどこがどう違うのでしょうか。

 

オスの方がやんちゃ

一般的にメスよりもオスの方がやんちゃな性格なようですね。

遊んでくれ!とアピールしてくるのはオスの方が多いと言われています。

このようなオスの方がやんちゃで人懐っこい性格の動物って多いような気がします。

 

メスはツンデレ

メスは一見して良く分からない性格だと言われています。

本当に気分屋なところがあるらしく、遊びたいときだけすり寄ってくるのですが、遊びたくないときや、飽きるとすぐにどこかへ去って行ってしまうのです。

まさにツンデレな性格ですよね。

 

ペルシャ猫の値段

ペルシャ猫の値段の相場に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

まとめ

ペルシャ猫はゴージャスな見た目が魅力的な猫で、とても人気が高い種類の猫です。

見た目らも想像できるように、動くことはあまり好きではない、という性格で一日のほとんどをゴロゴロ寝て過ごすのが大好きです。

甘えん坊な性格ながらもマイペースな性格なのがペルシャ猫の性格の難しいところです。

甘えん坊ですのでしっかりと構ってあげたいところですが、マイペースですのであくまでも猫が遊びたいときにだけ遊んであげるのがポイントです。

構い過ぎは返ってストレスになってしまう事になります。

 

またオスとメスとで若干の性格に違いがある猫です。

オスの方がやんちゃで懐きやすいような性格です。もちろん個体差もによる性格の違いもあるでしょうが、飼うのであればオスの方が飼いやすいのかも知れませんね。

ペルシャ猫は、その性格をしっかりと理解することで上手く付き合っていける猫だと言えます。

飼う場合は猫のペースに合わせるように上手に付き合っていきたいですね。