シャム猫といえばどんな猫を思い浮かべますか。

まず一番印象的な特徴としては、すらっとしたスリムな体型と、黒っぽい顔、きれいなブルーの目といったところでしょうか。

現在では猫の中でもとても有名で人気の高い猫種になるシャム猫ですが、いったいどんな性格をしている猫なのでしょうか。

またシャム猫はどんな特徴を持つ猫なのでしょうか。今回はそんあシャム猫について詳しく調べてまとめてみました。

 

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シャム猫はタイ王国原産の高貴な猫である

 

シャム猫って、もともとはどこの国出身の猫なのかご存知ですか。

実はシャムとは現在のタイ王国の呼び名で、タイ王国原産の猫なのです。しかもシャム猫の歴史は相当古く、1300年前にはすでに存在していた、とされているのです。

また古代からシャム猫はペットとして愛されてきた猫ではありますが、当時の王族や貴族のような支配階級の人々や寺院でのみ飼う事が許されていたという事実があり、とても高貴な猫であったと言われています。

シャム猫は英語では「siam」と表記されます。ですので海外ではシャム猫の事を「サイアミーズ」とも呼んでいます。

 

シャム猫の体重は?

シャム猫は猫の中で「オリエンタルタイプ」と呼ばれている種類の猫に分類されます。

筋肉質ながらも細身な体型が特徴的です。シャム猫の平均体重は、オスとメスでやや違いがあるようです。

オスの平均体重は3㎏~4㎏、メスの平均体重は2.5㎏~3.5㎏くらいであるとされてます。メスの方がやや小さい傾向にあるようですね。

猫の中でもかなり軽く身軽な猫である、と言えるでしょう。

 

シャム猫の寿命は?

シャム猫の寿命は、およそ10年~13年くらいのようです。

一般的な猫の平均寿命が15年くらいですから、やや短めであると言えると思います。

 

シャム猫はお手入れがラク?

シャム猫は短毛種の猫ですので、比較的抜け毛もすくないのが特徴的です。

長毛種の場合のように頻繁にブラッシングをして抜け毛対策をする必要もありませんので、その点は楽ちんなのではないでしょうか。

またとてもスリムな体型から伺えるように、基本的に食が細い猫でもあります。

仮に餌を与えすぎたとしても、食べ過ぎて太ってしまう、というような心配がありませんので、食に関する健康管理もしやすくおススメな猫です。

 

とても活動的

シャム猫はルックスからもわかる通り、とても活動的な猫でもあります。遊ぶことが大好きで、寝ているよりも動いて遊ぶことをとても好みます。

飼う場合はシャム猫が遊びたい時に合わせて、一緒に遊んであげることがストレス発散にも重要なのです。

 

また高いところにも好んで登ります。

好奇心旺盛な性格でもあり、イタズラもたくさんします。

登られたり、イタズラをされて困るようなものが部屋の中にある場合には要注意です。

 

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シャム猫はツンデレで気難しい性格?

よく見かける記述に「シャム猫は気難しい」というものがあります。

しかも、かなりわがままである、という意見も多数あるのですが本当なのでしょうか。

純血種であるシャム猫は、自己主張がとても強いところも持っており、少々扱いが難しいと言われています。

もともと王族のような人たちに飼われていた歴史があるので、わがままになってしまったのでしょうか(笑)

警戒心がとても強い傾向があるので、最初から馴れさせるのはなかなか至難のワザです。焦らずにじっくりと馴らしていく、という方法しかなさそうですね。

しかし一度警戒心が解けて、この人なら大丈夫だと分かってもらえれば、手の平を返したように甘えてくる一面も持ち合わせています。

しかもとても賢いので、人を見て判断するという事もあり、一度心を許した相手であれば、忠誠を尽くすような振る舞いをすることもあると言われています。

 

しかし心を許した相手だからこそ、わがままに振る舞い、より自己中心的な一面を見せるようになるとも言われています。これがシャム猫の気難しいところなのかもしれませんね。

このようにシャム猫はまさに「ツンデレ」な性格であると言えます。猫好きの間では、こうしたツンデレなところが特に猫らしいというところからも人気があるようですね。

 

一匹狼な性格

シャム猫が気難しいのは、なにも人間に対してだけではありません。

他の猫やペットに対しても同様に気難しい一面を見せます。

ですので他にもペットがいるという場合には、シャム猫との同居はあまりおススメできません。

シャム猫を飼う場合は、シャム猫一匹を可愛がって飼育することが望ましいと言えますね。

 

静かな場所を好む

シャム猫は自己中心的で気難しいですので、静かな場所で飼うのが好ましいと言えます。

子供が走り回るようなやかましい環境では、かなりストレスを溜め込みやすくおススメできません。

 

鳴き声は大きめ

静かな場所を好む猫でありながら、自身の鳴き声はかなり大き目です。

しかも結構頻繁に鳴くという情報もあります。

アパートやマンションなどの密集した環境での飼育には向かない猫であると言えます。

特にメスは繁殖期になると神経質になり、頻繁に鳴くようになると言われていますので注意しましょう。

 

シャム猫の値段

シャム猫の値段に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

まとめ

シャム猫はペットとしての歴史もとても古く、古代から王族や階級の高い人々にしか飼えない猫だったという歴史があります。

そのためか、とてもわがままなな性格の猫であると言われています。本当なのでしょうか(笑)

基本的にわがままで自己中心的な性格のシャム猫は、扱いがとても難しいとされています。

どちらかと言えば上級者向けの猫であると言えますね。

 

また一匹狼的な性格でもありますので、他のペットとの共存はやめておいた方が無難で、飼育する環境も静かな場所が望ましいです。

小さな子供がいる家庭などではシャム猫のストレスになってしまい、あまり環境としては良くありません。

活動的なシャム猫との付き合い方で重要なのは、積極的に遊んであげる事ですが、あくまでもシャム猫が遊びたいときに遊んであげるという事です。

シャム猫に合わせて行動してあげる事が、気難しいシャム猫と上手に付き合っていく秘訣なのかもしれませんね。