- 最近愛犬の口臭が気になる・・
- 歯磨きをしたいけど、嫌がってなかなかさせてくれない・・
- 犬の歯磨きの正しい手順や方法が分からない・・
このような事で悩んでいませんか?
犬の歯磨きは結構大変で難しいんです。
でも歯磨きの正しい方法と手順を知っていれば、意外と簡単に歯磨きができるようになります。
今回は犬が歯磨きを嫌がる場合の対策方法について、ご紹介していきたいと思います。
目次
犬が歯磨きを嫌がるのはなぜ?
犬は口の周りが急所とも言われていて、口の周りを触られるのをとても嫌がる傾向にあります。
そんな犬にとって歯磨きは決して心地よいものではないのです。
犬は人間とは違い、虫歯にはなりにくいと言われています。
でも、だからと言って歯磨きを全くしないと歯周病や歯肉炎など口腔内の様々な健康問題を引き起こしてしまいます。
愛犬の健康のためにも、ぜひ歯磨きをする習慣を付けておきたいところですね。
犬の歯磨きのポイントとは?
犬に歯磨きを嫌がらせずに、習慣をつけるにはコツがあります。
犬が歯磨きを嫌がらずにできるためのポイントを抑えておく事がとても大切になります。
- 嫌がったら無理に続けず、いったん止める
- 犬に落ち着きがない場合は、落ち着いてから
- 初めから完璧を目指さない(1日1本でもOK)
- 早々に諦めず、気長に行う
- 叱らない
犬の歯磨きの正しい手順と方法とは?
犬の歯磨きを習慣づけるには、正しい手順と方法が大切になります。
歯磨きの正しい方法を順を追って確認してみましょう。
また、歯磨きを練習する際に、まずは必要になるものがありますので事前に準備しておきましょう。
- 歯磨きシート(なければぬるま湯で湿らせたガーゼ)
- 歯ブラシ(ブラシ部分が小さく、柔らかいもの)
歯磨きの手順
1:口の周りを触ってみる
2:歯を触ってみる
3:おやつで釣る
4:褒める
5:歯磨きシートでこする
6:歯ブラシで磨く
口の周りを触ってみる
犬はとにかく口の周りを触られるのを嫌がります。
最初から大人しく磨かせてくれる犬はいないと思っていいでしょう。
まずは口の周りを触らせてもらうところから始めます。
また犬がリラックスしている時の方がスムーズにできますので、落ち着きがない場合は、落ち着かせてから挑戦しましょう。
歯(口の中)を触ってみる
口の周りを触らせてくれるようになったら、次は口の中を触れるように訓練します。
歯をやさしく撫でるように触ってみましょう。
嫌がる場合は無理に続けずに、いったん中止することも大切です。
おやつで釣る
なかなか口を開けてくれない時には、おやつがとても有効的です。
歯を触らせてくれたらおやつをあげる、を繰り返し行う事で、次第に嫌がらなくなるので根気よく続けてみましょう。
褒める
触らせてくれたらおやあつをあげて、しっかり褒めて下さい。
そうする事で、
- 口を触られる=おやつがもらえる
と言う具合に認識させることができます。
歯磨きシートでこする
ここまで来たら、ようやく歯磨きシートの出番です。
なければぬるま湯で濡らしたガーゼでも代用できます。
歯磨きシートでこする際には、やさしく、ゆっくりと歯の表面をこするようにします。
またガーゼを使う際には、指にガーゼを巻き付けます。
ポイントはしっかり濡らしてから行うことです。
濡らさないと、ガーゼがこすれて犬が痛がり、歯磨きを嫌がるようになってしまうので注意しましょう。
強くこすってしまうと、これもまた摩擦で痛がって歯磨きを嫌いになってしまいます。
歯ブラシで磨く
ここでようやく歯ブラシ登場になります。
ここまで結構長いですよね。
本当に犬の歯磨きには根気が必要だと思います。
歯ブラシを使用する際のポイントは下記の通りです。
POINT
- いきなり口の中に歯ブラシを入れない
- 乾いた状態で磨かない
- 力強く磨かず、やさしく磨く
焦ってしまっていきなり歯ブラシを口に入れると、ほぼ間違いなく嫌がります。
まずは歯ブラシに慣れてもらうところから始める必要があります。
おすすめの方法としては、歯ブラシを持った手におやつを一緒に持っておきます。
歯ブラシを顔の前でしっかりと見せて、おやつを与えて下さい。
これを繰り返すことで、
- 歯ブラシ=おやつがもらえる
という認識ができあがり、歯ブラシ自体を嫌がらなくなります。
そして次のステップとして歯ブラシを自由に咥えさせましょう。
歯ブラシを咥えさせる目的は、歯ブラシが危険なものではないと認識させるためです。
歯ブラシを嫌がらなくなったら、歯ブラシをしっかりと濡らして前歯から奥歯の順番で磨きます。
磨くのは歯の外側からにしましょう。内側よりも外側の方が遥かに簡単に磨くことができます。
もちろんゆっくりやさしく磨くのがポイントです。前歯が磨けたら、徐々に奥歯も磨いていきます。
歯の外側が磨けるようになったら、内側に挑戦しましょう。
嫌がる可能性がありますが、犬が好む肉の味のフレーバーの歯磨き粉などを使用する事で、簡単に歯の内側も磨かせてくれる事がありますので、嫌がる場合は試してみましょう。
歯を磨かせてくれたらしっかり褒めるようにしてください。
とにかくポイントは「歯磨きは楽しい事だと思わせる事に徹する」ことです。
犬が歯磨きを嫌がるからといって、怒ったり無理やり磨こうとすると歯磨きを嫌いになってしまい、逆効果になります。
あくまで犬のペースで、焦らずゆっくりとが歯磨きの習慣をつけるコツです。
犬の歯磨きの頻度はどれくらいがベスト?
犬の歯磨きの頻度はできれば「毎日寝る前に行うのがベスト」です。
でも毎日行うのもなかなか大変ですよね。
そんな時でも無理をせずに、2日に1回を目標に頑張ってみましょう。
それも難しいのであれば、1週間に1回くらいの頻度でも構わないでしょう。
大切なことは、途中であきらめて止めてしまわない事です。
犬が歯磨きを嫌がらなくなるまで、長い期間が必要になるかもしれませんが長い目で見て頑張りましょう。
歯磨きの時間はあまり長くなくてもOKです。
特に初めたばかりの頃は無理をせず、短めの時間(1分~2分でもOK)から始めてみましょう。
また1回で全ての歯を磨く必要もないですので、毎日数回に分けて少しずつ磨く事から練習していくと良いですね。
犬用歯磨きペースト
犬用の歯磨き用ペーストも販売されています。
犬によって個体差があるようですが、口臭の改善や歯垢、歯石の除去がおうちで手軽にできるという点で人気があるようです。
歯磨きが習慣化できたら、併せて試してみて下さいね。
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犬の口腔内ケア商品
犬用の口腔内ケア商品もあります。
手軽に導入できて、口腔内の環境を改善、口臭も消してくれる優れモノがあります。
人気どころは【ドッグフードにふりかけて与えるサプリメント】ですね。
種類もたくさんありますので、歯磨きがどうしても難しいという場合には試してみると良いでしょう。
口腔内ケア商品に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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