ワオキツネザル

テレビの動物番組や動物園で見かける「ワオキツネザル」。

「名前は聞いた事あるけど、どんな動物なんだろう?」

「キツネなのサルなの?」「ワオって何?」そんな疑問をひとつひとつ解決していきましょう!

今回は謎が謎を呼ぶワオキツネザルについてご紹介いたします。

 

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ワオキツネザルとは?

長いしましまのしっぽと、サルには珍しいキツネのようにしゅっとした顔立ちが特徴のワオキツネザルは、霊長目キツネザル科ワオキツネザル属に分類される哺乳類です。

ワオキツネザル属には現時点でこの種類しか存在しません。

体長は38~45cmで長いしっぽは56~62cmにもなるそうです。

日本人になじみ深いニホンザルと比べると小柄でスマートな体型が印象的です。前足の指は細長く、平たく鋭い爪を器用に使いこなします。

名前に入っている「ワオ」は英語の「WOW」ではなく、日本語の「輪尾(わお)」です。長いしっぽの輪っか模様のことですね。

ちなみに英名では「Ring Tailed lemur(輪っかしっぽのキツネザル)」と言うそうです。

 

ワオキツネザルの生息地マダガスカルってどんな所?

マダガスカル島の南部にのみ生息する固有種です。

マダガスカル島は「野生生物たちの楽園」や「最後の楽園」と言われるほど手つかずの大自然が残り、いまだに動植物の新種が発見されています。

マダガスカル島に生息する約90%の生物が固有種です。

ワオキツネザルの生息する南部は降雨が少なく、落葉樹林や乾燥した林が特徴です。

元々こういった木の上で生活するのがキツネザルですが、ワオキツネザルはキツネザルの中でも地上で生活する時間が一番長く、遠くの場所へ移動するときは木の上を縫うように移動するよりも、地上に降りて長い尾を高く上げて移動するそうです。

また、二足歩行ができるため、体を横に向けた状態でぴょんぴょん飛び跳ねて移動する場合もあります。

このユーモアな光景はテレビでも見た事があるのではないでしょうか。

 

ワオキツネザルの性格は?

ワオキツネザル

比較的穏やかで好奇心旺盛な性格です。群れで暮らしているため社会性が強く、メスを中心とした群れなのでオスよりもメスの方が気が強い傾向にあるようです。

また、群れの数が多すぎたり食料が不足してくると、群れを分裂させバランスを取るという行動も見られます。

 

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「ワオキツネザルくん何してるの!?」しっぽはコミュニケーション

ワオキツネザル

自慢の長いしっぽは他の仲間とのコミュニケーションにも使われます。

前足の手首から出る臭いをしっぽにこすりつけ、それを木の枝につけて縄張りをアピールするマーキングや、臭いをつけたしっぽを高く上げて威嚇をしたりします。

ワオキツネザルの長いしっぽは人間でいう言葉や視線といったところでしょうか。

 

「ワオキツネザルくん何してるの!?」闘う女たち

穏やかな性格と言われているワオキツネザルにもけんかをする時があります。

それは縄張り争いです。縄張り争いでは常にメスが闘います。

その様子は「ジャンプファイティング」と呼ばれ、その名の通りジャンプして蹴り合います。時には子供を背負ったまま闘うそうです。

やはり人間も動物も女は強しですね。

 

「ワオキツネザルくん何してるの!?」ひなたぼっこ

しばしばワオキツネザルたちがほのぼのと日光浴をしている様子が見られます。

それはワオキツネザルは体温調節が苦手であり体温を上げるためと言われています。

日本の動物園でも冬にストーブにお腹を向けて温まる光景が見られます。とっても可愛らしい姿なので一度は見ていただきたい光景です。

 

ワオキツネザルはペットにできる?

ユーモアがあって可愛らしいワオキツネザルと一緒に暮らしたい!そう思った方は少なくないのではないでしょうか。

結論から言うと現在ワオキツネザルをペットとして飼育することはできません

以前はペットショップで販売されていたこともあり、「テレビの特集や動画サイトで飼育している方を見た」という方もいらっしゃると思います。

しかし、ワオキツネザルは森林伐採やペット用の乱獲により数が激減し、現在では絶滅危惧種としてレッドリストに指定されているため、飼育することはできません。

保護区域を設けるなどして対策がとられていますが、いまだ解決には至っておらず、今後も積極的に保護活動をしていく必要があります。

 

ワオキツネザルを見ることができる動物園は?

一緒に暮らすことはできませんが、その愛らしい姿を直接見る事はできます。

それが動物園です!ワオキツネザルでおすすめの動物園は愛知県にある「日本モンキーセンター」です。

広い敷地で放し飼いされているワオキツネザルを、間近で観察することができます。

私が一番初めにワオキツネザルと出会った、埼玉県の「東武動物公園」もおすすめです。

日本モンキーセンターと同じく、自由に跳び回るワオキツネザルを間近で観察することができ、日によってはおやつを直接あげられるイベントもあります。

 

まとめ

文章では伝えきれないワオキツネザルの魅力はまだまだあります。

知れば知るほどユーモアがあって可愛らしいワオキツネザルに会いに行ってみませんか?

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