ボタンインコというインコがいるのをご存知ですか。
カラフルな見た目がとても美しいインコですが、いったいどんな特徴を持っているインコなのでしょうか。
今回はそんなボタンインコについて、特徴や性格、値段についても詳しく調べてまとめてみました。
ボタンインコってどんなインコ?
ボタンインコはアフリカ原産のインコで、大きさは13.5cmくらいあり、体重は35~50gくらいあります。
別名「ラブバード」と呼ばれている、とても愛情深い鳥としても有名です。
他にもラブバードと呼ばれている鳥がいるのですが、有名なペットとして飼育できる鳥では「コザクラインコ」がいますね。
なお、コザクラインコに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
ボタンインコはコザクラインコに比べると、一回りほど小さい種類のインコになりますが、コザクラインコと同じく人気が高いインコになります。
コザクラインコとの違いは、目の周りの白い縁取り「アイリング」があることです。
ボタンインコの寿命は?
ボタンインコの寿命は結構長く、10年くらいは生きると言われています。
また、上手に飼育すれば15年生きる事も珍しくなく、なかには20年以上も生きたという事例があるくらい長寿なのです。
寿命は主にストレスなどによって大きく左右されると言われています。
飼育環境をしっかりと整えてあげる事が、寿命を延ばすことに繋がるのです。
ボタンインコの値段は?
ボタンインコの値段に関してはかなり幅があるようですね。
お手頃な価格な個体だと1万円くらいから入手することができます。
しかし高い個体になれば5万円を超える個体もいるのです。
ボタンインコの性格は?
ボタンインコはとても愛情表現が強い鳥ですので、一度パートナーに選んだ相手であればとてもベッタリになる特徴があるのです。
それはボタンインコ同士ではなく、飼い主もパートナーになり得るのが面白いところなのです。
しかし同時にとても嫉妬深く、神経質なところも併せ持っている性格であるという事を覚えておきましょう。
懐いたボタンインコに構ってあげる時間をしっかりと取ってあげられないと、ストレスが溜まりやすくなり、毛引き症といって自分の羽を抜いてしまうこともあります。
毛引き症は完治が難しいので、ストレスを溜めないように予防をすることが最大の対策となります。
また時々攻撃性も強いのも特徴的です。
もともと縄張り意識が強い鳥ですので、相性が悪いもの同士であれば激しいケンカになることもあります。
二羽以上の多頭飼いは不可能ではありませんが、二羽に相性が良い事が条件になるのです。
また相性の良いボタンインコ同士であれば、ボタンインコ同士で仲良くなってしまい、飼い主に対して興味を示さなくなってしまう現象も起こってしまいます。
もしもベタ慣れインコを飼いたいのであれば、複数羽のボタンインコを飼うのではなく、一羽を愛情持って飼育することが望ましいのです。
もしもインコ同士で仲良くなってしまった場合には、インコに攻撃されないように注意が必要です。
飼い主はむしろ敵として認識されてしまうと攻撃されるようになります。
ボタンインコのクチバシは思っている以上に力が強いです。
噛まれると簡単に流血するくらいの力があると思ってよいでしょう。
ボタンインコの鳴き声
ボタンインコの鳴き声は結構大きく、甲高い声で鳴くのも特徴的です。
想像以上に気になるくらいの鳴き声ですので、マンションやアパートで飼育を考えている場合には近隣との問題にならないように注意が必要ですね。
またボタンインコはセキセイインコよりもおしゃべりが得意ではなく、むしろ苦手であると言われています。
インコのおしゃべりに興味があるのであれば、ボタンインコは避けるべきだと思います。
まとめ
ボタンインコは比較的手ごろな値段で購入できる鳥で、およそ1万円からの値段で入手可能です。
とてもカラフルな見た目をしているので、その美しさが人気の理由でもあります。
ラブバードと呼ばれている愛情表現が強い鳥ですが、同じラブバードと呼ばれているコザクラインコよりも小柄であるのが特徴的です。
ボタンインコはパートナーを選定する習性があり、一羽で飼育していると飼い主がパートナーとして認識されるようになります。
こうなるとベタ慣れなくらい飼い主に愛情表現をするようになります。
しかし複数羽飼育していると、インコ同士でパートナーになってしまい、飼い主は蚊帳の外という問題も起こり得ます。
もしもベタ慣れインコとの生活を考えているのであれば、一羽を飼育するのが良いでしょう。
鳴き声は想像以上に大きく、近隣の迷惑になる可能性もありますので、マンションやアパートで飼育するのであれば注意しましょう。
しっかりと構ってあげられる時間を取れないと、ストレスが溜まってしまう神経質な鳥ですので、あまり構ってあげる時間がないのであれば飼うのは控えた方が良いかもしれません。
一度懐けばとても可愛らしいボタンインコ。
インコが好きなのであれば、ぜひ飼育してみてはいかがでしょうか。