猫 夜鳴き

猫が突然夜鳴きをするようになった。

このような悩みを抱えている飼育者が多くなってきていると言います。
飼い始めの頃は夜鳴きをするようなことはなかったのに、最近夜鳴きが多いなと感じるというパターンが多いですね。
猫の夜鳴きには様々な原因があると言われています。
その中でも多い原因と言うのが「猫の高齢化による認知症」です。
今回は猫の認知症や、認知症によって引き起こされる夜鳴き、またその対処法についてまとめてみました。

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猫が夜鳴きする原因とは?

猫が夜鳴きをする原因として考えられるものは以下の通りです。

  • お腹が空いた
  • 何らかの病気
  • 認知症

お腹が空いた

猫は本来夜行性の動物ですので、夜に餌をもとめて動きまわる習性があります。
こういった本能をもともと持っている以上、夜にお腹が空いて鳴く、という可能性は十分に考えられます。
人間の場合でも赤ちゃんがお腹が空いて夜に泣く事がありますよね?
それとよく似たパターンですね。

何らかの病気

病気による夜鳴きの可能性もありますので注意したいところです。
猫の夜鳴きの考えられる病気は下記の通りだと言われています。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 副腎皮質機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは甲状腺に異常があるため、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されてしまい、発情期のような症状を引き起こしてしまいます。
これにより夜鳴きをしてしまうケースがあるのです。
また甲状腺機能亢進症の特徴として、暴飲暴食が挙げられます。暴飲暴食の割には体重が増えず、痩せていってしまいます。
また、爪が早く伸びたり、下痢や嘔吐といった症状も見られることがあります。これらの症状が併せて見られる場合、甲状腺機能亢進症が疑われます。

副腎皮質機能亢進症とは、脳や副腎にできる腫瘍が原因です。これにより副腎皮質ホルモンが必要以上に分泌され、甲状腺機能低下と糖尿病を引き起こします。
症状としては脱毛、筋肉の萎縮、毛艶が悪くなるといった特徴が見られます。

認知症

人間も高齢になるにつれて認知症にかかりやすくなりますが、猫も同じなんです。
猫の平均寿命は7歳~8歳と言われていましたが、近年ではペットの医療技術も飛躍的に向上しました。
これにより猫の寿命も10年を優に超えるようになり、なかには20歳を超えても元気な猫も見られるようになりました。
高齢になると様々な病気のリスクが増えますが、猫が夜鳴きをするケースでは認知症の疑いがあります。
11歳以上の猫の25%が認知症を患っているというデータがあるくらい、高齢の猫に多い病気の一つなんです。

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認知症にかかっているかどうかのチェック

猫 夜鳴き

猫が認知症にかかっているかどうかの指標になる項目がいくつかありますのでご紹介します。
概ね以下の項目をチェックしていけば認知症予備軍かどうかが判別できると言われています。

CHECK

  • 7歳以上になった
  • 夜中にひどく鳴く
  • 部屋の中をグルグルと歩き回る
  • トイレの場所がわからず、粗相をしてしまう
  • 一日中寝てばかりいて、夜中に起きている
  • 眠りが浅く、目覚めやすくなった
  • 今まで以上にベッタリと甘えてくるようになった
  • ごはんを食べたばかりなのにまたすぐに欲しがる
  • 体の一部を繰り返し、しつこく舐めるようになった

これらの項目が多く当てはまれば、認知症になりかけている、もしくは既に進行してしまっている疑いがあると言えます。
認知症によって夜鳴きをしてしまう場合の対処法は以下のような対応が効果的です。

  • 一緒に寄り添ってあげる時間を多く取る
  • 常にだれかと一緒にいるような安心できる環境を作ってあげる
  • 認知症に効くサプリメントで対処、予防する

一緒に寄り添ってあげる時間を多く取る

認知症にかかっている猫は、より甘えてくるようになります。
頻繁に話しかけてあげる、撫でてあげる、一緒に遊んであげるといったコミュニケーションの時間を多く取る事が大切です。これにより脳を刺激し、認知症の対策にも有効的となります。

常にだれかと一緒にいるような安心できる環境を作ってあげる

認知症を患った猫は寂しがる傾向にありますので、留守にしていて猫が日中孤独になる場合、誰かがそばにいるような環境を作ってあげる事が大切です。
例としては、

  • テレビやラジオをつけてあげる
  • 外出先からでも様子を見ることができる機材を導入する
  • 飼い主の匂いが付いた毛布などをそばに置いてあげる

これ以外にも対策方法はいろいろと工夫ができそうですね。
カリカリマシーンという商品は、外出中でも決まった時間に自動的に餌やりができる機材でとても人気があります。
この商品の上位版にカリカリマシーンSPというものがあります。
カリカリマシーンSPには音声機能もついており、飼い主の声を聞かせられるという便利な機能付きです。
とても便利な商品なので、気になった方はぜひ確認してみて下さい。

カリカリマシーンSPに関しては、以下の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

認知症対策サプリメントで対処する

この方法に関しては対策等よりも「予防」という方法が近いかもしれませんね。
認知症が進行する原因となるものが脳内に蓄積するのを防いでくれる成分がぎっしりと詰まったサプリメントが販売されています。
それは株式会社ウィスペディから発売されている認知症サポートサプリメント「毎日一緒」です。

認知症を治療するような治療法はありませんが、徘徊させなくするであったり夜鳴きをやめさせる目的で鎮静剤や麻酔薬を投与する方法があります。
しかしこういった方法は一時的に症状をなくことができるものの、より認知症を進行させてしまう要因ともなってしまいます。

サプリメントの毎日一緒は、認知症を誘発させる不要なタンパク質の発生や蓄積を根底から抑える事で、認知症の発症や進行の予防ができるサプリメントです。
詳しい成分や商品説明などは、毎日一緒の公式サイトで確認してみて下さい。

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猫の認知症を抑える事ができれば、より長い時間を一緒に過ごすことができますよね。
より長く一緒にいるためにも、日ごろからの認知症ケアをはじめてみませんか?