マメルリハというインコをご存知でしょうか。
ペットにできるインコの中でも、特に小さいことで知られているマメルリハ。
今回はそんなマメルリハの飼い方について、詳しく調べてまとめてみました。
目次
マメルリハとはどんなインコ?
マメルリハがどのような特徴を持っていて、どんな性格なのかは以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
マメルリハの飼育に必要なもの
マメルリハを飼うために必要になるものを順番にご紹介していきます。
ケージ
マメルリハは決して大きいインコではありませんが、かなり活発な動き方をするインコです。
たまに放鳥して遊ばせるにしても、ケージはなるべくなら大きめのものが望ましいです。
止まり木
マメルリハは木に止まって休みますので、止まり木は必ず用意してあげたいところです。
掴まる力も強いので、しっかりした止まり木を選びましょう。
ヒーター
マメルリハは比較的丈夫なインコですので、寒さや暑さには強い方です。
しかし、強烈に冷え込んだり、特に暑くなる真夏にはそれなりの対策が必要になります。
また体力がない雛などの場合においても、ヒーターで保温してあげることは大切になります。
寒さ対策にはペットヒーターを使うのが一般的です。
現在では様々なタイプ小鳥用ヒーターが販売されています。
状況に応じて選びましょう。
暑さ対策には便利なグッズがありませんので、工夫をする事になりますが、最も一般的とされている方法は、ペットボトルを凍らせてケージに入れてあげる方法です。
これだけでも結構涼しくなりますのでオススメですよ。
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マメルリハの多頭飼育
マメルリハは意外にも攻撃性が強い鳥でもあります。
同じマメルリハ同士であれば、相性が良ければ一緒に飼育する事も可能です。
相性が悪い場合にはやはり単独飼育をするか、ケージを分ける方が安心ですね。
しかし他の種類の鳥を同じケージで飼うのは不可能だと思っておいた方が良いでしょう。
イタズラに注意
マメルリハは好奇心旺盛な性格ですので、色々なものに興味を示し、時には嘴で壊してしまう事もあります。
見かけによらず嘴の力は強いので、放鳥して部屋で遊ばせている時に、油断していると部屋の物が次々と破壊されてしまうということもあるようです。
放鳥中は常に目を離さず、注意しておく必要があります。
マメルリハの餌は?
マメルリハの餌には、大きく分けて二種類のパターンがあります。
一つは種子類がベースになっているシード食、もう一つが人工飼料のペレット食です。
シード食は最も自然に近い食べ物ですが、マメルリハに必要な栄養が偏ってしまうという問題があります。
足りない栄養を他で補うために野菜や果物、昆虫なども合わせて与えてあげる事が必要です。
動物性タンパク質の補給には茹で卵の黄身を与えるという方法があります。
野菜では小松菜が栄養が豊富でオススメですね。
ペレット食の場合には、マメルリハに必要な栄養素がバランス良く配合されていますので、それだけ与えておけば大丈夫だという手軽さがあります。
しかし稀にペレットを食べない仔がいたり、ペレットには水分が少なく、他で水分補給をさせる必要があります。
もともとマメルリハは水をそれほど飲まない鳥ですので、水飲み場を用意しても飲んでくれない場合もあるようです。
そういった場合に、水分補給をさせるために小松菜などの野菜を与える、あらかじめふやかしたペレットを与えるなどの工夫が必要になる場合もある事を覚えておきましょう。
マメルリハとの上手な接し方とは?
マメルリハはとにかくマイペースな性格だと言われています。
遊びたい時に遊び、甘えたい時に甘えるといった具合に、とにかくマイペースです。
遊びたくない時に構われると、突然攻撃してくることもあるといいます。
そうかと思えば突然甘えてきたりと、喜怒哀楽がとても激しいインコなのです。
構って欲しい時に放置されると怒り出したり、扱いが本当に難しいインコだと言えます。
接する際には、マメルリハの気分を良く察知し、合わせてあげる事が大切なのです。
しかし、こんなに自由奔放な鳥がいるもんだとつくづく思いますよね。
鳴き声対策は?
マメルリハの鳴き声はそれほど大きくなく、スズメの囀り程度ですが、発情期や呼び鳴きという鳴き方をするときは思う以上の大きな鳴き声で鳴く事があるのです。
こういった場合にはケージをアクリルケースで覆うなどの工夫をする必要があるかもしれませんね。
マメルリハは雛から飼う方が馴れる?
どの動物でもそうですが、マメルリハも雛から飼育した方がより飼い主になつきやすくなります。
大人のマメルリハを飼うと、最初はほぼ鑑賞用といっていいくらい懐かない事も多いので、懐かせたいのなら雛から飼育するのが望ましいです。
しかしマメルリハの雛の飼育は非常にハードルが高く、付きっ切りで面倒を見ないといけません。
家を頻繁に空ける人には雛の飼育はほぼ不可能ですので、懐かせるのに多少の時間は掛かっても、初心者であるのならやはり成長したマメルリハを飼育する方が良いように思います。
まとめ
マメルリハはセキセイインコと同じような飼育環境で飼う事ができます。
しかし難しいのはマメルリハとの接し方です。
性格がとにかく自由奔放でマイペースなので、マメルリハの意思とは違う接し方をすると攻撃されたりと結構難しいです。
構って欲しそうなときに構ってあげるようにマメルリハを観察しながら接するようにする、という事がマメルリハの上手な飼い方になると言えるでしょう。