陸上で最も速く走ることができる動物と言えば、何でしょうか?
そう、言わずと知れた「チーター」ですよね!
ライオンやトラと同じく、ネコ科の肉食動物で、ライオン同様にサバンナなどで暮らしています。
そんなチーターですが、実際にはどれくらいの速さで走る事ができるのか、ご存知でしょうか。
また、チーターが速く走る事ができるのには、どのような秘密があるのでしょうか。
今回はチーターの速さの秘密と、時速何キロで走れるのかを詳しくご紹介します。
チーターの走る速さは時速どれくらい?
チーターの走る速さは、なんと時速100キロから110キロとも言われています。
時速110キロと言えば、車が高速道路を走る時の速さと同じくらいですよね。
そんなことあり得ない!と思うかもわかりませんが、これがチーターの走る能力なんですね。
また、チーターはトップスピードは100キロを超えますが、何といってもすごいのは加速力なんです。
なんと、走り出してからわずか2秒ほどで時速72キロに達するというのですから驚きです。
たとえスポーツカーであっても、たったの2秒では72キロに到達することは難しいですからね。
しかし、それだけ速く走る事ができるチーターでもずっとそのトップスピードを維持できるわけではありません。
時速100キロ超えで走ることができるのは、わずか数百メートル足らずといっても良いくらいで、持久力がないのです。
ですから獲物を捕らえるためには、トップスピードを維持できている数秒の間に確実に獲物を仕留める必要があるのです。
また、もう一つチーターの凄いところがあるのです。
それは、ブレーキ能力です。
車はすぐには止まれない、というように、時速100キロで走っている車はすぐには止まれず、完全に停止するまでは100mくらい走らなければなりません。
ところがどっこい!
チーターはと言うと、全力で走っていながらも瞬時にピタッと止まることができる能力も併せ持っているのです。
何て器用なヤツなんだと思ってしまいますよね(笑)
チーターが速く走れるのはなぜ?
チーターはいったいどうして、そこまで速く走ることができるのでしょうか。
実はチーターは、速く走るためだけに考えられているかのような体のつくりをしているからなんです!
体型もスリムで、頭は小さく、足も細くて長いのがチーターの特徴です。
また、ネコ科の動物らしく、とてもやわらかい体をしている為、柔軟性に優れています。
背骨もやわらかく、バネのような役割を果たしています。
つまり、しなるような感じで体を大きく動かしながら走れるというわけですね。
ネコ科の動物で身近なものは、やっぱり「ネコ」ですよね。
ネコも実は速く走ることができる動物なのです。
ネコの走る速さは、およそ時速50キロくらいです。
これでも車が走る速さと同等ですから、かなり速いです。
実際に、イヌの走る速さが時速20キロ~30キロくらいと言われていますので、イヌよりもネコのほうがずっと速く走ることができるという事が分かると思います。
しかし、そんなネコよりも遥かに速く走れる体を持っているチーターは、他にも速く走るための秘密があるのです。
チーターの爪は引っ込まない!?
チーターの爪って言われても、いまいちピンとこないかっも知れませんね。
ネコの爪を思い浮かべてみて下さい。
ネコの爪って、いつもは中にしまわれていますけど、攻撃するときとか、木に登る時なんかに爪が出てきますよね?
しかしチーターはなんと、爪を引っ込めないんです。
というよりは、引っ込めることができないつくりになっている、と言う方が正しいでしょうか。
これもチーターの速く走る為の秘密で、爪を出しっぱなしにしておくことで、私たちで言うところの「スパイクを履いている状態」になるのです。
当然、スパイクを履いている方が地面を蹴って走るのに適していますから、それだけ速く走ることができますよね。
また、チーターのしっぽはとても長く、しっぽのおかげで走っている間でも、自由に体をコントロールできるのです。
実際に走っているチーターを見ていると、尻尾をブンブンと振り回しながらバランスをとって、右に左に瞬時に方向転換する姿を見ることができるかと思います。
チーターの狩りの成功率はどれくらい?
これだけ速く走れるチーターですが、数百メートルトップスピードを維持できるなら、余裕で獲物を捕まえることができるのでは?と思いませんか?
しかし実際にチーターが狩りに成功する確率は、わずか50%くらいだと言われています。
それだけ獲物となる草食動物の逃げる速さも速いという事ですね。
中には時速90キロくらいの速さで逃げる動物もいるようですので、さすがのチーターといえども一筋縄ではいかない事も多いようですね。
まとめ
チーターが走る速さは時速100キロから110キロがトップスピードだと言われています。
しかし、ずっとその速さで走れるわけではなく、トップスピードを維持できるのはわずか数百メートルが限界なのです。
また、加速力とブレーキにも優れた体を持っており、走り出してからわずか2秒で時速72キロに達することができます。
またトップスピードから瞬時に止まる事ができるくらい器用でもあるのです。
そんな優秀なアスリートのチーターでも、狩りに成功する確率は50%くらいです。
それだけ自然界で獲物を捕るという事は困難な事なのかも知れませんね。