ハムスターと言えばペットの小動物の中でもダントツの人気を誇っている動物ですよね。
ペットショップでも必ずと言っていいほど取り扱っているかと思います。
ハムスターの中でも、小型の種類で可愛く人気が高いものにジャンガリアンハムスターがいます。
小さく可愛いのが人気ですがいったいどれくらい生きるのでしょうか。
今回はそんなジャンガリアンハムスターの寿命について詳しく調べてまとめてみました。
目次
ジャンガリアンハムスターの寿命
ジャンガリアンハムスターの平均寿命は1年半~2年くらいであると言われています。
しかしこれは、あくまでもペットとして家で飼っている場合の寿命であり、自然界における寿命ではありません。
自然界でのハムスターは、食物連鎖的に見てもとても弱い立場の動物ですので、寿命を全うできるくらい生きる事は稀なのです。
自然界におけるハムスターの寿命はおよそ1年くらいと言われています。飼育下における寿命のおよそ半分でしかありませんね。
ジャンガリアンハムスターの寿命換算一覧表
面白いものを発見しました。
ハムスターの年齢を人間の年齢に換算すれば、どれくらいの年齢になるのかがひと目で分かる一覧表がありましたので、ご紹介します。
この表によると、2年生きたハムスターは人間でいうと74歳ということに。2年半生きると100歳近くなってしまうという計算になりますよね。ということは、いくら生きても2年半くらいというのは納得がいきますよね。
ちなみにゴールデンハムスターなどの大型のハムスターは2年半くらい、ジャンガリアンハムスターなどの小型のドワーフハムスターは2年と少しくらい、といったように種類によって少しの違いもあるようですね。
また、ジャンガリアンハムスターの繁殖に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
3か月で大人になる!?
ジャンガリアンハムスターは成長がとても早く、生後3か月も経てば立派な大人になります。
この頃には既に繁殖能力も備わっていますので、オスとメスを一緒に入れておけばそのまま知らないうちに繁殖してしまった!という声もあるようです。
繁殖を希望していない場合であれば十分注意しましょう。
体の老化を感じるのは1年半を過ぎたぐらいから
ジャンガリアンハムスターの老化を、飼い主である私たちが実際に見て感じるようになるのは、1歳半を過ぎたくらいからが多いと言われています。
歳を取ってくるとハムスターの体力や免疫力が低下し、極端に動きが鈍くなったり、寝ている時間が増えたり、食事の量が減ったり、毛が抜けたりといった明らかな変化が見られるようになります。
寿命を少しでも伸ばすための注意点
少しでも長く一緒に過ごせるように、どのような事に気を付けて飼育すれば良いのでしょうか。
ポイントを順番に確認してみようと思います。
食事
ジャンガリアンハムスターだけに限りませんが、やはり食事が健康にもたらす影響のウェイトはかなりのものがあるでしょう。
バランスの良い食事を与える事により、より長生きできるようになります。
よくありがちなのがヒマワリの種ばかり与えられている、という場合です。
ヒマワリの種は嗜好性はとても高く、ハムスターが好んで食べる傾向にありますが、脂肪分が高くて肥満になりやすくなったりと健康に良いとは言えません。
やはり栄養の事を考えられたハムスター用に開発された専用フードであるペレットなどを活用し、栄養の偏りがないようにするべきなのです。
特におススメなのが上記のハードタイプのペレットです。
ハムスターに必要な栄養分がしっかりと配合されているので、これをベースに与え、果物や野菜も与える事でしっかりとバランスの良い食事を与える事ができるでしょう。
運動不足
運動不足は特に狭いケージで飼っている場合に起こりやすいです。広いケージであっても運動不足になってしまう場合もあるそうなので、しっかりと対策しなければいけません。
ハムスターはあんなに小さな体でありながら、一日になんと10㎞もの距離を移動すると言われているのです。
ハムスターが移動する距離と考えると、とんでもない距離ですよね。
運動不足は肥満に繋がるだけでなく、免疫力の低下も促してしまいます。
毎日の適度な運動が健康な体を維持するのは人間もハムスターも同じという事ですね。
運動不足解消アイテムで有名なのはやはり「ホイール」でしょう。設置さえしておけば、走りたいときに走りたいだけ運動してくれます。
最近では非常に静かなサイレントホイールというものがありますので、ぜひ活用してみてください。
ちなみにサイレントホイールのサイズが小さいほど、音が静かなように思います。
ドワーフハムスター用の小さいものだと驚くほど静かですよ。
ストレス
体が小さく、臆病なハムスターはとてもデリケートな生き物です。物音であったり、触られたりといったことがかなりのストレスになってしまう場合があり、飼育環境を含めこういったストレスが寿命に影響するのです。
あまり人間に懐いていない、馴れていないハムスターはもちろんのことですが、慣れているハムスターであっても驚かせたりしないように、また強い刺激を与えないように接してあげる事がストレスを与えない大事なポイントなのです。
まとめ
ハムスターの平均寿命は2年前後が多いようですね。
およそ1年半を境目に、徐々に体力が低下していき2年経つくらいで亡くなることが多いようです。
しかし上手く飼育できていると、さらに長く生きてくれたという例もあるくらいですから、なるべく長く生きてもらえるように、飼育環境にはできる限り配慮してあげたいですね。