犬 お留守番

犬を飼っていると、長時間お留守番をさせる機会がありますよね。
普段はそんなことなくても、出張や旅行などで突然留守番をさせなければならないこともあります。
しかし犬は本来、ひとりでお留守番をするのがとても苦手な動物なんです。
というのも、犬は群れで行動する習性をもっていますから、ひとりでお留守番をすることが、強いストレスになってしまうんです。
犬に長時間留守番させることはかなりストレスがかかってしまいますし、吠えたり暴れたりと問題行動が多くなるのです。

しかし中には、ひとりで長時間上手にお留守番をできる犬もいますよね?
では、犬にひとりで上手にお留守番してもらうにはどうすればいいのでしょうか。
またストレスを紛らわせる方法があるのでしょうか。

今回はこういった疑問に答えます。

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犬は留守番は苦手、しつけを行うことが必要

犬は本来お留守番が苦手な動物ですので、ひとりでお留守番をさせるためにはしつけが必要です。
とはいえ、長時間の留守番ができる犬もいますよね。
そういった犬は最初から長時間の留守番ができる体質があるわけではなく、長時間の留守番に対応できるようにしっかりとしつけをされているんです。
中には長時間の留守番が苦ではない犬もいますが、ほんの一部でしょう。

留守番できる時間

犬がひとりでお留守番ができる限界の時間は、犬の性格や年齢によっても個体差があるので一概には言えないところです。
参考程度に犬が一人でお留守番している時間のデータがあります。

  • 10時間以上⇒9%
  • 2時間以上5時間未満⇒30%
  • 5時間以上、10時間未満⇒30%
  • 1時間未満⇒22%

概ねこんな感じです。
いくらお留守番が得意な犬であっても、12時間以上の留守番はできるだけ避けたほうが良いですね。
また老犬や病気がちな犬は、長時間の留守番をさせないように注意しましょう。
誰か見てもらえる人に預けるか、ペットホテルに預ける方が無難です。

仔犬のお留守番は難しい理由

仔犬は食事回数も多く、一日に多くて5回ほど小分けにして食べることもあり、排泄物の回数もそれに比例して多くなる傾向があります。
つまり、それだけお世話に費やす時間も多くなるので留守番は難しいと言えるでしょう。

あくまでひとつの目安ですが、生後半年までは3時間くらいまでが限界じゃないかなと感じます。
成長するにつれて少しずつお留守番の時間を延ばしていく感じで練習していくと良いでしょう。
犬にもよりますが、最初は数分という短い時間から練習が必要な場合もあるので、ここは気長にトレーニングする必要があります。

お留守番するための環境の確認

部屋の中には意外と危険がいっぱいあるものです。
犬が届くところに危険なものがないかチェックすることはとても大切です。
何でもすぐに口にする仔犬などは誤飲誤食のリスクが高いですので、特に気を付けなければならないでしょう。

観葉植物には有毒な成分を含むものもあるので、間違って口にしないように注意しましょう。
電源ケーブル、コンセントプラグなどにも注意すべきでしょう。

犬に適切な室温や湿度

室温や湿度は季節などによってかなり左右されやすいので、季節に応じた管理が大切になります。
犬の場合、室温25℃前後、湿度50%前後で管理するのがベストと言われています。
エアコンによる管理ができるのであれば、最も簡単でおすすめの方法ですね。
また、急な停電などの際の対策も併せてしておくとなお良いでしょう。

孤独を感じさせない工夫

犬は本来群れで行動する動物なので、孤独の留守番は不安を感じてしまい結構苦手なんです。
テレビやラジオなどから流れる人の声には、犬のストレスを和らげる効果があります。
同じくリラックスできる音楽を流しておくのも、人間同様ストレスを和らげる効果が高いのでおすすめです。
小さな音量で構わないので、こうした音を流しておくことで犬に安心感を与え、孤独感を和らげることができます。

退屈させないような工夫

犬は退屈すると家具や家財をおもちゃにしてしまい、ボロボロにしてしまうこともあります。
イタズラしたり吠えたりするのは退屈していることに起因しているんです。
犬が夢中になり、興味を惹けるようなものがあればぜひ活用すると良いです。
ただし、事故につながる可能性のあるものは与えないように注意しましょう。

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留守番を上手にするためのしつけ方法

留守番をしつける方法は以下の方法がわりと効果的です。

  • 飼い主の外出に慣れさせ、回数をこなす
  • 一人遊びに慣れさせる
  • 心地よいと感じる場所を与える
  • 普段からベタベタしすぎない

留守番に慣れていない犬は、飼い主が出ていこうとすると極度な不安に陥ります。
不安症な犬であればあるほど、飼い主が出ていこうとするだけで鳴いたり暴れたりします。
まずは飼い主は出ていってもちゃんと帰ってくると分からせることが大切です。

こういった訓練はとにかく回数をこなすことが効果的でして、短時間の留守番を繰り返すことで飼い主の外出に慣れてもらいます。
当たり前になれば、すぐに帰ってくることが分かるようになるので、出ていくだけで吠えたり暴れたりということはしなくなります。
あとは留守番の時間を少しずつ伸ばしていく訓練をすればOKです。

上手にお留守番ができる犬は、一人遊びが上手ですね。
一人遊びができると飼い主がいない寂しさを紛らわせることができて、比較的長時間でも待つことができます。
犬が特に気に入ったおもちゃなどがあれば、退屈せずに遊んで過ごすことができます。
ただし誤飲誤食を起こさないように、ある程度大きく安全性の高いおもちゃを与えるのがポイントです。

犬によって心地よい場所はさまざまです。
ケージやクレートの中が狭いけど心地よいと感じる犬もいれば、広い部屋の中を自由に行き来できる方が心地よい場合もあります。

結構おススメな方法がケージやクレート(ハウス)の中でお留守番させる方法です。
ケージやクレートの中に飲み水、トイレ、ベッドといった必要なものを揃えておくことで、その中が犬にとって心地よい場所と認識させます。
ケージやクレートの中を好むようにトレーニングすることをクレートトレーニングと呼びます。
クレートトレーニングをしておくと、万が一の災害時などでも役に立つので安心できます。

常に一緒にいる時間が長くなり過ぎないように注意することも重要です。
普段からベタベタし過ぎていると、お留守番の際に不安症になってしまう子もいるんです。
特に人間依存になる子は不安症になりやすい傾向にあります。過保護は不安症へとつながり、ストレスの元となります。

一緒にいてあげる時間を作ることは大切ですが、別々の時間を過ごすことも時には大切になります。
重要なのはバランスです。お互いにちょうど良い距離を保ちながら過ごすようにしましょう。

便利な留守番グッズ

スマホで遠隔操作できる、自動給餌器も販売されています。好きな時に餌を出すことができる優れものですね。
自動給餌器の中にはカメラやマイク、スピーカーも内蔵されているモデルもあり、犬の様子が確認できたり、飼い主の声を犬にリアルタイムに聞かせることも可能です。
使い方によっては飼い主がまるで近くにいるかのように思わせることもできますので、犬の長時間のお留守番の際の心強い味方となってくれるでしょう。

有名な自動給餌器にカリカリマシーンシリーズがあります。カリカリマシーンカリカリマシーンSPという3つのタイプが存在しますが、スマホ操作やマイクやスピーカーといった便利な機能付きなのはカリカリマシーンSPの方でして、どうせ購入するならカリカリマシーンSPがおすすめです。

カリカリマシーンとカリカリマシーンSPの違いは何?【徹底比較!】

カリカリマシーンSPの公式サイトはこちら

なお、カリカリマシーンに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

カリカリマシーンとカリカリマシーンSPの違いは何?【徹底比較!】

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個人でしつけをするのは困難だ、という場合にぜひおすすめしたいですね。

仔犬のしつけは1歳までが勝負と言われているくらい、スピーディに行う事が求められます。
一ヶ月ごとに無理のないペースで、一年間という期間で仔犬に必要なしつけを完了させることを目的としていまして、かなり完成度が高いものとなっています。

満足度95%を超えており、これさえやっておけば仔犬のしつけはとりあえず問題ないです。
初めて犬を飼うといった方にはピッタリな商品ではないでしょうか。

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