ゲジゲジ

皆さんは「ゲジゲジ」という虫をご存知でしょうか。

もしかしたら聞いたことない!という人も多い事かと思います。

結構人家でも見かけることの多い足がいっぱいの虫、ゲジゲジ。

実はこのゲジゲジ、見た目は完全に害虫っぽいのに、なんと私たち人間にとって有益な虫「益虫」であるという噂があります。

本当でしょうか。

今回はそんなパッと見「害虫」のゲジゲジについて、詳しくご紹介したいと思います。

 

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ゲジゲジという名前

まず、ゲジゲジという名前自体は正式名称ではないんです。

これはいわば俗称のようなものであり、実際には「ゲジ(蚰蜒)」という名前の虫です。

カタツムリを「でんでん虫」と呼ぶような感じですよね。

しかし蚰蜒なんて漢字、最初は絶対に読めないですよね。(笑)

ゲジよりもゲジゲジの方がかわいい感じがするので、以下ゲジゲジと呼ぶことにします(笑)

 

 

何の仲間?

ゲジゲジはムカデ網ゲジ目に分類されていますので、実際にはムカデの仲間ということになります。

とは言っても、体をクネクネと動かして移動するムカデと違って、ゲジゲジはその長くてたくさんある足を活かして素早くササっと移動するのが特徴的です。

 

 

種類と生息地域

日本に生息しているゲジゲジは2種類存在し、「ゲジ」と「オオゲジ」がそれです。

ゲジは日本全国に生息し、大きさは20mm~30㎜くらいあります。

一方、オオゲジの方はというとゲジよりも大型で、体長は40㎜~80㎜くらいあります。

生息地は比較的暖かい地域の四国や九州など、西日本に限定されるところがゲジと異なるところですね。

 

 

寿命は?

ゲジゲジの寿命は、およそ5年~6年くらいとされています。

虫にしたら長い寿命・・なのでしょうか?(笑)

ゲジゲジの幼体は脱皮を繰り返して大きくなり、およそ2年かけて成体へと成長します。

なお余談ですが、ゲジゲジの特徴であるたくさんの脚ですが、幼体のうちはわずか4本程度しかありません。

合計18回ほどの脱皮を経て、最終的には30本の脚を持つようになるのです。

 

 

発生する時期

ゲジゲジが発生する時期は3月~12月になります。

冬になると越冬場所を求めて人家に侵入してくる事もあるため、そのグロテスクな見た目も相まって一般的には害虫として認識されているようですね。

実際にゴキブリなどに使用する殺虫剤にはゲジゲジにも効くような描写がされていることからも、害虫としての認識が高いと伺えますね。

 

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実は益虫!?

見た目が安全に気持ち悪いと言わざるを得ないゲジゲジですが、実際には人間には何の悪影響も及ぼさない、むしろ「益虫」であるという評判もあるのです。

ゲジゲジはムカデの仲間ではありますが、まず私たち人間に対して「噛む」という事がありません。

 

また毒は微量ながらに持っているようですが、私たち人間に対して悪影響を与えるような毒ではないのです。

 

では、なぜ益虫とまで言われることがあるのでしょうか。

それは、「私たちにとっての害虫であるゴキブリをキレイさっぱり食べてくれるから」です。

ゴキブリだけではなく、シロアリやダニなどその他の害虫も食べてくれる、まさに生きた殺虫アイテムのようなありがたい良いヤツなのです。

 

ですので、もし家の中でゲジゲジを見かけるようなことがあれば、できる限り殺さずに外に逃がしてあげる方が私たちにとっても益になると言えます。

とは言っても、ゲジゲジを家の中で野放しにしておくのもちょっと嫌な気もしますね。(笑)

 

そういえば昔、蚊捕り線香の代わりにトンボを捕まえてきて、部屋の中に放して蚊を捕ってもらっていたのを思い出しました。(笑)

ちなみにゲジゲジの天敵は鳥なんだそうです。

襲われた際には、脚を切り離してでも逃げるみたいですよ。

切り離した脚はしばらく動くため、囮として有効なんだとか。

 

 

ゲジゲジがいる場所

ゲジゲジは暗くてジメっとした場所を好んで現れると言われていますが、実際には少し違います。

ゲジゲジはゴキブリが潜んでいる場所を狙って現れますので、ゴキブリがいそうな暗くてジメっとした場所に現れるというのが正しいです。

つまり、ゲジゲジがいるという事は、「ゴキブリがいる」という事ができるのかもしれませんね。

 

 

ゲジゲジの駆除方法や家に入れない方法とは?

いくら益虫だと言っても、家の中には入れたくないというのが人間というもの。

ゲジゲジはわずかな隙間からでも人家へ侵入してきますので、侵入経路を絶つことで家に入るのを防ぐことができます。

主な経路としては、換気扇や排気口、または網戸の隙間などのわずかな隙間から簡単に侵入してきます。

こういった場所を注意深く見て、入り込めそうな隙間があれば塞いでおくと効果的ですよ。

殺虫剤を家の周りに撒いておく、という方法も効果的だと言われています。

またバルサンなども有効ですが、ゲジゲジのいそうな床下などで焚くと、驚いたゲジゲジが家の中に入ってきてしまうという例も報告されていますので注意したいですね。

おすすめの駆除アイテムは瞬間冷凍スプレーです。

殺虫剤の中でも有害成分の無い冷凍タイプの殺虫スプレーは、家の中で使用する場合には特におすすめです。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

ゲジゲジは見た目は最悪な害虫のように見えますが、実際には私たちには害のない、寧ろ仲良くしておきたい益虫という事ができるのです。

とは言っても、家の中にゲジゲジを野放しにするわけにもいかないでしょう。

ゲジゲジには家の外でゴキブリを捕まえてもらって、家の中に入るのは遠慮してもらう、というような付き合い方が良いように思いますね。

家の中でゲジゲジを見かけるようなことがあれば、すぐに殺してしまわずに逃がしてあげるのも悪くないですよね。

 

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