ヨコバイ

時々見かけることがある、セミのような虫。

一体何者なのか気になりませんか?

その正体は「ヨコバイ」と呼ばれている虫で、実はあまり知られていない虫なのかもしれませんね。

このヨコバイ、害虫として扱われている事も多いのです。

いったいどんな虫なのでしょうか。

また、ヨコバイは刺すこともあるので、刺された時の対処法なども併せてご紹介していこうと思います。

 

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ヨコバイという名前

ヨコバイとはすなわち、「横這い」です。(笑)

そのままですよね。

横にずれるような格好で移動する特徴があることからこの名前が付けられたそうですよ。

 

 

ヨコバイって何の仲間?

ヨコバイ

ヨコバイは分類上はカメムシ目、頚吻(よこばい)亜目に分類されており、いわばセミに近い虫という事になります。

見た目は確かにセミのようにも見える容姿をしていますが、大きさが全然異なります。

ヨコバイは大きくても1㎝くらいにしかならず、通常数ミリ程度の小さな虫なのです。

まるでセミをそのまま微小サイズにしたかのような感じですね。

また余談ですが、セミの単眼は3つあるのですが、ヨコバイ科の持つ単眼は2つという違いがあります。

またセミは長い間幼虫として土中で暮らすため、成虫と幼虫の容姿が異なりますが、ヨコバイの幼虫は成虫に比べて翅が無いくらで、大して変わらない容姿をしています。

 

 

ヨコバイの種類

ヨコバイの種類はとてつもなく多く、世界中のヨコバイはなんと20,000種類にもなると言われています。

日本国内で生息しているヨコバイだけでも550種類ほどと言われていますので、その多さが伺い知れるでしょう。

中でも有名なのはイネなどによく止まっているのを見かける「ツマグロヨコバイ」という虫。

そして見た目から「バナナ虫」とも呼ばれている「ツマグロオオヨコバイ」という虫ですね。

 

 

ヨコバイは鳴く?

セミといえばけたたましく鳴くイメージがありますが、セミの仲間のヨコバイは果たして鳴くのでしょうか。

答えは「一応鳴く」です。

なぜ一応なのかというと、「鳴いても人間の耳には聞こえないから」ですね。

鳴き方が極短波のサイクルらしく、これが私たちには聞こえない理由なんだとか。

 

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ヨコバイは害虫?

ヨコバイの食性は植物の液汁を吸って成長するというものであり、イネであったり果樹園のなどの農作物の液汁を吸ってダメにしてしまう為、多くは害虫として駆除対象にされています。

ちょうどアブラムシなどと同じような被害が出るという事ですね。

ヨコバイに吸汁された植物は、イネ萎縮病などといったウイルス性の病気を発症します。

永続的に媒介しますので、対策としては媒介虫であるヨコバイを駆除する事が基本となります。

また明かりに集まってきたヨコバイの近くを通ることによって、刺されるケースがあり、刺されると蚊に刺されたような痒みに襲われます。

 

 

ヨコバイが大量発生する要因

稀にヨコバイが大量発生することがありますが、この要因は主に「ヨコバイの天敵がいなくなった(少なくなった)から」です。

ヨコバイの天敵とは、サシガメやクモ、カマキリなどですね。

これらの虫が少なくなるとたちまちヨコバイは大量発生してしまうようです。

ヨコバイ自体は動きがのろくで、すぐに捕食されてしまうような弱い虫ですので、天敵がいればそれほど数が増えることはありません。

しかしクモやサシガメ、カマキリに至っては殺虫剤にとても弱い体質をもっており、少々かかったくらいでも死んでしまうくらいなのです。

これが原因でヨコバイの大量発生を誘発してしまう事もあるのですね。

ヨコバイの天敵を生かしたままヨコバイのみを駆除する方法は少し難しそうですね。

しかし、植物を食害する虫だけに効く便利な殺虫剤もあるのです。

オルトランというものがあるようで、オルトランを使えばヨコバイのみを駆除することも可能かもしれませんね。

しかしミツバチなどにも影響を与えてしまうらしく、使用するには少し注意も必要になりそうです。

 

 

ヨコバイに刺された時の対処法は?

ヨコバイに刺されると、アカイエカなどに刺された時のような痒みを伴います。

場合によってはすぐに何とかしたい時もあるはず。

そんな時に有効な方法があるのです。

それは、「45℃のお湯で熱処理をする事」です。

意外とこれだけで効果があるらしく、痒みを感じないくらいまで軽減することができるみたいですよ。

ちなみに、ヨコバイに刺されるという場合は大半がツマグロヨコバイによるもののようです。

 

 

まとめ

ヨコバイはセミの仲間であり、ごく小さな虫ですが、イネなどの農作物を食害してしまう害虫として認識されています。

人間を刺したり、血を吸うこともあるようですが、痒くなる程度で激痛を伴う事はありません。

刺された場合の対処法は、45℃程度のお湯をかけて熱処理をしてやる方法が有効です。

ヨコバイのみを駆除するのはなかなか難しいものがありますが、オルトランなる殺虫剤がありますので、駆除を検討している方は試してみると良いかもしれませんね。

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