猫は犬よりも懐きにくいとよく言われることがあります。
また猫が懐きやすい人と懐きにくい人もいるのも事実です。
その違いはいっちどこにあるのでしょうか。
その違いが分かれば、きっと猫を懐かせることも簡単になるかもしれませんね。
ということで、今回は猫を懐かせる方法や、猫が懐きやすい人の特徴も併せてご紹介していきます。
目次
猫が懐きやすい人とは?
猫が懐きやすい人には、共通してある特徴があると言われています。
それは概ね下記の通り。
- 小柄な人
- 動きが穏やかな人
- 声が高い人
- やたらとスキンシップを求めない人
- 猫に好きにさせてあげる人
- 餌やおやつをくれる人
- 一緒にいる時間が長い人
では順番に見ていきましょう。
小柄な人
猫は大きい人よりも小柄な人の方が懐きやすい傾向にあります。私たち人間もそうだと思いますが、大きい人には威圧感がありますので猫も一歩引いてしまうのでしょうね。
とはいえ、大柄な飼い主も多いですし、大柄だからどうしようもない・・なんてことはないですのでご安心を。
動きが穏やかな人
猫は警戒心が強く、まだ野性味を残している動物です。俊敏な動きにはとても敏感になって驚いたりしやすいです。またそれが元で警戒心を煽ってしまうことになりかねません。
動きが俊敏なことは悪いことではありませんが、猫にとっては動きが穏やかな飼い主の方がやはり安心できるのも事実。
いち早く懐いて欲しいのであれば、できるだけ猫を驚かさないようにゆっくりと穏やかに動くようにしましょう。
声が高い人
声が高い人というのも意外と懐かれやすいと言われれています。これは男性よりも女性の方が懐かれやすいと言われている要因でもあります。
実は声が高い人の声は、母猫が子猫を呼ぶ声や仔猫の鳴き声に似ているからというものです。
また声が高いだけではなく、声が小さい人の方が懐かれやすいです。
また逆に、低い声は猫が威嚇したり喧嘩の際の声に似ていると言われていることからも、声の高い人の方が猫に懐かれやすい傾向にあるのも頷けます。
やたらとスキンシップを求めない人
猫はむやみやたらと触られることを嫌がります。猫によってはスキンシップが好きな猫もいれば、嫌いな猫もいます。
スキンシップが好きな猫ならばまだ良いですが、触られるのが嫌いな猫であれば、むやみやたらと触らないようにすることも大切です。
猫に好きにさせてあげる人
猫は自由気ままな生き物です。基本的に猫の好きにさせてあげる方が猫もかえって安心し、懐きやすいです。
また先ほど述べたように、むやみに触られるのを嫌います。
なので、猫の方から近寄ってきたリ膝に乗ってきたりするまで放っておくのも有効な方法です。
餌やおやつをくれる人
すべてのペットに共通して言えることですが、餌やおやつで釣るのはとても有効的な方法です。
餌やおやつをくれる人は猫にとってみればとても大切な存在。懐くのも頷けます。
しかしながら、餌やおやつで釣っておけば良いのかと言われれば、そうではありません。
その方法では、猫は餌やおやつをもらう時だけ懐くようになってしまう可能性があります。
それではちょっと寂しいですよね。まるで野良猫に餌をやっているかのような光景になってしまいます。
一緒にいる時間が長い人
一緒にいる時間が長い人は当然ながら懐かれやすくなります。
それは餌をあげたり一緒に遊んだりする時間が長いということになりますので、懐く要因としては最強です。
ただし、無理やり触ったり、過度なスキンシップはかえって逆効果になることもありますので、注意が必要です。
まとめ
猫が懐きやすいポイントは、意外と簡単なものです。
穏やかに、静かに、無理に触らず猫のペースで接する事。
これが猫を早く懐かせる近道だと言えるでしょう。