カラスの雛って結構かわいい姿をしているんです。

一般的に私たちがカラスに持っているイメージって不気味だったり、怖いであったりとマイナスイメージが多いですよね。

しかしカラスって結構かわいい一面もあるのです。

今回はそんなカラスの雛にも焦点を当て、カラスの雛がかわいいからといって、安易に保護してはいけない理由についてもご紹介していきます。

 

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カラスの繁殖期における注意点

カラスの繁殖期は普通4月~7月で、雛の巣立ちは6月くらいと言われています。

この時期になると、「カラスが巣作りをしているので、どうにかしてほしい」、「カラスが襲ってくる」などの苦情が寄せられることが多くなります。

カラスは頭が良い動物ですので、相手が敵か味方を判断することができます。

むやみにいたずらをしたり、害を与えない限りは襲ってくることはないと言います。

しかしこの時期のカラスだけはちょっと例外のようで、普段は襲い掛かってくることのないカラスでも、襲い掛かってくることがあるのです。

これは産まれたばかりの雛を守るためであったり、まだ孵化していない卵を守るためであるとされています。

この時期の親カラスはとても気が立っていいます。

巣にちょっと近づいただけでも、敵とみなして襲い掛かってくるようになりますので、むやみにカラスの巣に近づかない方が無難です。

 

カラスの雛ってこんな姿

カラスの雛を見る機会ってほとんど無いかと思います。

私もほとんど見たことがありません。そもそも、雛に近づくということは、親カラスを怒らせることにもなり兼ねませんので、ちょっと危険行為になりますよね。

でもそんなカラスの雛はかわいいのです。

何だかぬいぐるみみたいという声もあります。

こんなにかわいいカラスの雛ですから、もしも拾った場合には保護して飼ってあげたい!と思う事もあるでしょう。

カラスはとっても人になついてくれます。

ですので餌を与えているうちに、餌をくれる人間とは友好関係を築こうとします。

雛から保護して育てたカラスは特になつきやすく、なついたカラスを見ているとさらにかわいく思えてきます。

しかし巣から落ちているカラスの雛を見つけたとしても、むやみに拾って保護しない方が良いと言います。

カラスの雛の巣立ちは、私たちが思っているような鳥の巣立ちとちょっと違うところがあり、カラスの雛の事を良く知っておいた方が良いでしょう。

次はカラスの雛を見かけた場合の注意点についてご紹介していきます。

 

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カラスの雛にまつわる注意点

カラスの雛は巣立ちの時に、すでに飛べるようになっているわけではないというところが、一般的な鳥の巣立ちとの違いです。

カラスはある程度羽ばたける程度で地面に降りると言います。

そこで飛ぶ練習をしながら徐々に飛べるようになっていきます。

巣から降りた雛を、私たちは「巣から落ちて飛べない雛」と勘違いしてしまうことがよくあるということです。

この時の雛の周りには親カラスが居て雛を見守っています。

雛にむやみに近づくと、どこからともなく襲い掛かってくることもありますので、注意すべきです。

また、周辺に親カラスが居ないからと言って安心してはいけません。

親カラスは雛の近くに人間がいると警戒して寄ってこない場合もあり、雛に危険が及ぶと判断した場合には命がけで襲い掛かってくることさえあるのです。

また雛が弱っているように見えても、それが普通であることが多いです。

雛は巣立ちで地面に降りる際に十分に餌をもらっていないと言います。

親カラスは雛の巣立ちを促すために、あえて与える餌の量を少なくしているのです。

お腹が減ってどうしようもなくなった雛は巣を出て、自分で餌をとる術を学ぶのです。

ですからやせ細っていて今にも死にそうだとか、弱っててかわいそうだから・・といった理由でむやみにカラスの雛を拾うことはあまり良くないと言えるでしょう。

しかし、実際にカラスの雛を保護して育てたという例もあります。

次はカラスの雛を育てるとどれくらいなつくのか、という実態を紹介します。

 

巣から落ちたカラスの雛を育てると・・?

海外の例ですが、保護したカラスを育てたらとてもなつくようになり、家を自分の家(=帰る場所)と思い込み、帰ってくるようになったという話があります。

また飼い主(保護した人)の頭の上にちょこんと乗っかるのがホームポジションになったかのように、とてもなついた例があるのです。

 

 

このカラスは、助けてくれた人間に対して恩を感じているのではないか、と考えられてます。

 

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このカラスの面白いところは、なんと飼い主の飼っている犬とも会話をしているのでは?

と思える行動があったという事。

カラスはオウムなどのように声真似が得意な鳥でもあるのです。

なんと真似できるのは人間の言葉だけではなく、犬の声も真似できる様子なのです。

犬の微妙な鳴き声の違いも敏感に聞き分けているのでしょうか。

カラスは社会性をもつ動物で、このカラスの場合は飼い主の元を自分の居場所だと思い込んでいるため、この先自然に還ってカラスの仲間と生活することは難しいと言えるでしょう。

カラスの雛を保護することにより、カラスは自然界への社会復帰が難しくなる、というのも事実のようなのです。

 

まとめ

巣から離れて地面に落ちているカラスの雛は、一見とてもかわいく見えて保護してあげたいと思う気持ちはわかります。

でもカラスはまだ満足に飛べないような状態で地面に降り、そこから飛ぶ練習をし、餌をとる練習も行いながら徐々に独り立ちしていきます。

「なんだか弱っているから」だとか「飛べないようだから」という理由で安易にカラスの雛を保護する必要はないと言えます。

カラスにとってはそれが当たり前だからです。

またカラスの雛の周りには必ずと言っていいほど親が見守っています。

むやみに近づいて親カラスを怒らせると襲い掛かってくることもあり危険ですので、カラスの雛にはちょっかいを出さない方が賢明だとも言えるでしょう。

なお、カラスに関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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