カラスが夜中に鳴いていて、なんだか不気味だな~と思ったり、昼間にガァガァ鳴いていて、うるさいなぁ~と思ったことはありませんか?

実はカラスが鳴くのにはいくつかの理由があるとされています。

今回はそんなカラスの鳴き声に焦点を当て、カラスの鳴き声の種類や、なぜ鳴くのかなどを調べてまとめてみました。

 

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カラスの種類によって鳴き声が異なる

私たちに馴染みがあるカラスは主に2種類いるとされています。

この2種類のカラスというのが「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」です。この2種類のカラスの特徴について見てみましょう。

 

ハシブトガラス

ハシブトガラスは主に樹木がある場所を好み、森や林、都会などに多く生息していると言われているカラスです。

名前の由来はハシ(=クチバシ)が太いカラスという意味なんです。

ハシブトガラスの他の特徴としては、歩くときにはピョンピョン飛び跳ねるような歩き方をします。

鳴き声は「カァ~カァ~」という澄んだ声で鳴くのも特徴です。

 

ハシボソガラス

ハシボソガラスは農村や草原などを好み、郊外でよく見られるカラスです。

名前の由来はハシ(=クチバシ)が細いカラスという意味で、ハシブトガラスとは逆の意味なんですね。

ハシボソガラスはまさに歩くような仕草で、ノソノソと歩くのが特徴です。

また鳴き声は「ガァ~ガァ~」とやや濁ったような鳴き声で鳴きます。

以上のようにカラスの種類によって鳴き声が違うのですね。

あなたの周りにいるカラスはどちらのカラスでしょうか。

一度耳を澄まして鳴き声の違いを確認してみてはいかがでしょうか。

 

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カラスは昼行性?夜行性?

カラスは昼に活動するのか、夜に活動するのか、果たしてどっちでしょうか。

答えは「昼に活動する昼行性」です。

しかしカラスの目は比較的良く見えるとされていて、夜でも月明りや星明りくらいの明るさがあれば、私たち人間よりも良く見えるとさえ言われているのです。

一般的に「鳥目」だとされ、夜には全く目が見えない鳥というのは、ニワトリのことなんです。

昼行性のカラスですが、カラスが昼にしか鳴かないという事はありません。

よく聞く話が夜中にカラスが鳴いていて、何だか不気味だとか、不吉なイメージがある、といったことですよね。

昼行性のカラスが夜にも鳴くということは実際にあるのですが、いったいどうしてでしょうか。

次に昼に良く鳴く場合と、夜に鳴く場合、それぞれについて調べてみました。

 

カラスが昼間に良く鳴く場合

カラスが昼間に良く鳴いている場合は、「繁殖の時期」であることが多いです。

カラスの繁殖の時期は一般的に4月~7月の間とされていて、繁殖期にはカラスの気性がより荒くなります。

巣や卵、あるいは雛を守るために敵が近づいたら激しく鳴いて威嚇するというものですね。

また「何かがあって興奮している場合」も良く鳴くと言われています。

その「何か」とはさまざまな要因が考えられます。例えば、餌を見つけて仲間で群がって興奮している場合ですね。

カラスは集団生活していますので、獲物を得た場合などに仲間に知らせるために鳴くのです。

これに似た要因として、外敵などに襲われていて、危険が近づいている場合などにも同じことが言えますね。

また巣が壊れた場合なども興奮して鳴くと言われています。

 

カラスが夜にも鳴いている場合

昼行性のカラスが夜にも鳴いている場合は、上記の「興奮している場合」ということも当てはまります。

夜中に思いがけない獲物にありつけた場合あどには大喜びして集団で鳴くのです。

また最近よく言われている要因としては、「ゴミをあさりに来ているから」というもの。

カラスがゴミをあさって迷惑しているといった話はよく聞きますよね。

私たちが一般的にゴミ出しを行う時間帯は明朝早くか、前日の夜であることが多いですよね。

カラスはゴミが朝早く、または夜にはすでに出されていることを良く知っていて、このゴミ出しのタイミングを見て寄ってくるというものです。

カラスは本来とても早起きな鳥です。

出されたゴミを狙ってさらに早く起きて群がって鳴くようになった、とも言われています。

カラスが夜中に鳴くというのは、実は私たちの生活習慣が大きく影響していたという事が言えるのではないでしょうか。

 

カラスの鳴き声パターンはたくさんある!?

カラスは鳴き声パターンがとても多いと言われています。

特にハシブトガラスは樹木の多い森林で生活していますので、集団で社会生活を営むカラスにとって、見通しが悪いそのような場所では仲間との連携が必要になり、鳴き声の使い分けによってコミュニケーションをとれるようになったとも言われています。

なんとハシブトガラスの鳴き声のバリエーションは40種類以上もあると言われ、一般的な鳥に比べるとはるかに種類が多いのです。

とはいえカラスの鳴き声に関しては、それほど研究が進んでいないらしく、詳しいことは分かっていないのです。

明らかに分かっている鳴き声の種類についてもご紹介します。

 

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縄張り確認の鳴き声

「クァッ、クァッ、クァッ」と断続的に鳴く鳴き方は、縄張りを主張している時の鳴き声だと言います。

特に朝にはこの鳴き方をするとされ、よく聞く事ができる鳴き声でもあります。

 

威嚇、攻撃の鳴き声

相手を威嚇する時の鳴き声です。

まずは弱い警戒として「カァァカァァ」と鳴くのですが、あまり違いが分かりにくいです。

さらに強い警戒になると、「カァカァカァ」と鳴く間隔が短く、速く鳴くようになるのが違いのポイントです。

カラスの注意、警告を無視して攻撃に移る段階にまでなると、ついに「ガァッガァッ」と濁った鳴き声で襲い掛かってきます。

カラスの警戒の鳴き声を聞いたら、そっとその場を立ち去った方が無難です。

 

 

ハシボソガラスやハシブトガラスの鳴き声のバリエーションは、こちらのサイトで試聴することができます。

 

 

まとめ

カラスの鳴き声はカラスの種類によっても異なります。

また鳴き声を使い分けるカラスは40種類以上の鳴き声を使い分けるとも言われ、さまざまな鳴き声を駆使してコミュニケーションをとり、集団生活を営んでいます。

またカラスが良く鳴く時は、繁殖期であることが多いです。

特に4月~7月は繁殖期真っ只中ですので、普段より神経質で気が荒くなっています。

むやみにカラスを刺激しないようにすることが賢明です。カラスの警戒する鳴き声を聞いたら、あまり刺激を与えないようにし、攻撃されないように注意しましょう。

カラスは昼行性ですが、夜中に鳴かないとう事はありません。

夜であってもゴミをあさりに来た時や、何か事件があった時などには、頻繁に鳴くようになります。

以上のことから、カラスは子供を守るために、やかましく鳴くことがあると言えるかと思います。

そして「カラスが夜に鳴くのは災いの前兆」や「カラスが夜に鳴くと死人が出る知らせ」だとか言われていますが、こうして見るとカラスが夜に鳴くのも特に珍しい事ではないのですね。

またゴミ出しの時間帯などに影響されて夜に鳴くというのは、私たちの生活習慣がカラスをそうさせているだけのことです。

ゴミ出しの時間など、少し注意して行う必要もあるのではないか、とも思えますね。

なお、カラスについては以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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