犬が餌入れをひっくり返してしまう・・
こんな経験や悩みを持っていませんか。
毎回餌入れをひっくり返されると、掃除も大変です。
本来しなくてもいい仕事を増やされた気分になりますよね。いったいなぜ餌入れをひっくり返してしまうのでしょうか。
今回はそういった疑問や対処法についても答えていきます。
目次
犬が餌入れをひっくり返す理由
概ね犬が餌入れをひっくり返すのは下記の理由ではないかと考えます。
- 興奮状態、食べ方が下手
- そもそもお腹が空いてない
- 餌が嫌
- 飼い主の興味を惹くため
- 体調不良
これらは「意図的」「たまたま」の2パターンに分けられますね。
まずは、犬がわざとひっくり返していないかどうかの観察をしてみて下さい。
興奮状態、食べ方が下手
餌がもらえる時間になると犬は興奮するものです。
こういった興奮状態の犬はがっついて餌を食べようとするため、餌入れをひっくり返してしまうことも多いものです。決してわざとひっくり返しているわけではないですね。
対処法としては「少しずつ与える」「落ち着いてから与える」といったものです。少しずつ与えられる餌入れも販売されていますので、試してみても良いでしょう。
もしくは、少しずつ餌を与えられる自動給餌器も販売されています。非常に便利ですので、試してみましょう。
餌を与える際に「待て」ができる犬は落ち着きやすいです。こういったしつけをしておくことで、問題は解決できるでしょう。
人気の自動給餌器「カリカリマシーン」に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
カリカリマシーンとカリカリマシーンSPの違いは何？【徹底比較！】
そもそもお腹が空いてない
お腹が空いていない犬が取る行動は次の２つです。
「ガン無視」「餌で遊ぶ」
人間の子供にも見られる行動が、「食べ物で遊ぶ」ですよね。犬も同じような傾向があります。
餌に興味がなかったり、お腹が空いていない場合には餌をおもちゃにして遊んでしまう傾向にあります。
お腹が空いていないことも要因ですが、何よりもしつけができていないことも大きな要因のひとつです。普段のしつけについても見直すようにしましょう。
仔犬の頃からこういった餌で遊ぶ癖がついてしまうと、成犬になっても癖が残ってしまう傾向があります。「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、全くその通りということですね。
餌が嫌
餌を気に入っていない場合にも餌入れをひっくり返すことがあります。俗に言う「ちゃぶ台返し」とはちょっと違うかもしれませんが・・。
またはいろんな餌が入っている場合には、自分の欲しい餌だけを選り好みしようとして、餌入れをわざとひっくり返しているという場合もあります。
わがままは良くないですが、ドッグフードが合っていないのかもしれませんし、フードを変更してみると改善できる場合があります。
ただし、注意点もあります。犬は「食べないとよりおいしい餌に換えてもらえる」と学習するようになるんです。ですのであまり餌を換える癖をつけると後々苦労することもあります。
こうならないために、餌の時間をちゃんと決めておくことが非常に重要です。
30分で餌を片付けると決めておけば、その時間で餌を食べるようにしつけることができます。
飼い主の興味を惹くため
餌入れをひっくり返すことによって、飼い主が反応し、注意を惹くことができると学習してしまった犬は、こういった行動をするようになることがあります。
対処法としては、犬の相手をすることなく無視し、素早く餌を片付けることです。
相手をしてもらえないし、餌もなくなってしまった・・
こういった感じに思わせることで解決できるでしょう。少し可哀そうですが、ひっくり返したらその日はご飯なし！というのも効果的なしつけ方法です。
体調不良
犬は体調不良の場合、餌をひっくり返し食べないこともあります。食欲がない場合に、餌をみるのも嫌だという場合にこういった行動をする犬もいます。
どこか具合が悪そうじゃないか観察し、辛そうなら動物病院で受診した方がよいかもしれません。
対処方法
対処法は２つあります。
- しつけをしっかりする
- ひっくり返せないくらい重い餌入れに変更する
この2点ですね。
どちらが効果的かは、飼っている犬がどういった理由で餌入れをひっくり返すのか、その明確な理由を特定し知っておく必要があります。
食事のしつけはとても重要
犬に限ったことではないですが、食事は一生のうちで最も重要なものです。
食に関するしつけは犬にとっても重要なものです。しつけが上手くできていないと、いつまでたっても問題行動を起こすようになりますし、飼い主の正そうという気持ちがなければ全くしつけは進歩しません。
犬の行動をよく観察し、取るべき対処法を取って改善していきましょう。
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