モルモットといえばどのような姿が想い浮かびますか?
モルモットと一口に言っても、その種類はとても多く、種類によって性格や姿形が全く違うのです。
また種類によって値段も異なる特徴があります。
ここではそんなモルモットのうち、特に人気があるとされている種類について詳しく調べ、その特徴をご紹介していこうと思います。
これからモルモットを飼おうかと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ショートモルモット(イングリッシュモルモット)
モルモットと聞いて、一番多く思い浮かべる姿と言えばこのショートモルモットかと思います。
その名の通り、毛が短い種類のモルモットになります。
日本国内ではショートモルモット、外国ではイングリッシュモルモットやアメリカモルモットと呼ばれています。
本種はイギリスで300年という長い年月をかけて品種改良されてきた種類のモルモットで、もっともポピュラーな種と言われています。
最も初心者向きのモルモットと言われ、人にも馴れやすい性格をしています。
カラーバリエーションもとても豊富で、いろんな色の個体が数多く出回っているのも特徴的です。
値段もお手頃価格で、2,000円~3,000円くらいで販売されています。
クレステッドモルモット
基本的にはイングリッシュモルモットを品種改良した種類のモルモットになります。
特徴としては、頭の部分にある長い毛と、それでできたつむじが特徴ですね。
つむじがある以外はイングリッシュモルモットと変わりはありませんが、ややお値段が高くなっています。
およそ10,000円くらいで販売されているようです。
アビシニアンモルモット(巻き毛モルモット)
これもイングリッシュモルモットと並んでよく見る種類のモルモットではないかと思います。
フランスで品種改良された種類ですので、フランスモルモットとも呼ばれています。
最大の特徴は、なんといっても長い巻き毛ですよね。
長毛ですので、毛にゴミなどがついたり絡まったりしやすくなりますので、日々のブラッシングによるお手入れが大切になります。
スタンダードなモルモットを品種改良した種類で、お値段も比較的お手軽になっています。およそ7,000円ほどで購入できます。
テディモルモット
名前の通り、テディベアのような縮れた毛を持つのが特徴のモルモットです。
毛の質には2種類あって、やわらかい毛を持つ個体もいれば、硬い毛をもつ個体も存在します。
こちらも毛にゴミなどが付きやすい特徴がありますので、お手入れをこまめに行ってあげる必要があります。
値段は結構お高めで、10,000円~15,000円くらいするようです。
ペルビアンモルモット
本種を品種改良してテディモルモットが誕生しました。
こちらも長毛種ですので毛のお手入れは欠かせません。
毛のタイプもストレートと巻き毛の2種類の個体がいるようですね。
お値段はおよそ10,000円くらいが多いです。
シェルティモルモット
長いストレートの毛を持つのが特徴です。
ふんわりとした長い毛はとても美しいですが、これを維持するにはやはりマメなお手入れが必須になります。
毛のカットも必要なので、上級者向けのモルモットと言えるでしょう。
値段はおよそ10,000円くらいで販売されています。
テッセル
何とも言えない無造作ヘアのような毛を持つモルモットです。
柔らかく、手触りもとても良くて人気のあるモルモットです。
長毛なので、やはりお手入れはしっかり行う必要があります。
スキニーギニアピッグ
見た目は全くモルモットには見えない種類のモルモットですね。
最大の特徴は、毛が無い事ですね。無いものもいますが、生えているけれど、ほとんど無いという個体もいます。
肌ざわりが良く、毛が無いのでブラッシングの必要が全くありません。
その反面寒さには弱く、皮膚病にもかかりやすいとされていますので、注意が必要ですね。
モルモットの中でもかなり珍しい種類になりますので、値段はかなり高めになっています。
安くても10,000円、高いものだと30,000円くらいする個体もいるようですね。
モルモットの飼育方法
モルモットの飼育方法に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
モルモットにも色々な種類があり、珍しさなどによって値段も変わってくる特徴があります。
特に長い毛を持つ種類のモルモットは、毛にゴミなどが付着しやすいというデメリットを持っています。
日々のブラッシングでのお手入れをしなければ、せっかくの美しい長毛を維持できません。
ですので長毛種や巻き毛、縮れ毛を持っている種類のモルモットは上級者向けのモルモットだと言えます。
初心者はまず、お手軽な価格で入手可能なイングリッシュモルモットから飼い始めるのが良いのではないかと思います。
短毛なのでお手入れもいらず、色もたくさんの種類がいるため、自分の好みのモルモットを選んで飼う事ができます。
イングリッシュモルモットが総合的に見ても特におススメのモルモットですね。