日本の食卓でもおなじみのカレイとヒラメ。煮つけや刺身がとってもおいしいですよね。

どちらも平たく見た目がほとんど一緒の魚ですが、あなたは違いが分かりますか?

「左ヒラメに右カレイ」という言葉がありますが、「それはつまりどっちがどっちなの?」という方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は似た者同士のカレイとヒラメの違いや見分け方をご紹介いたします。違いと見分け方をマスターして、違いが分かる華麗で閃きのある大人を目指しましょう!

ちなみに次の写真は、「カレイ」か「ヒラメ」のどちらでしょう?

答えはこの記事の最後をご覧ください。

ヒラメ

 

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カレイってどんな魚?

カレイ

カレイは漢字で「鰈」と書き、薄くて平らという意味の「葉」が右側に使われるほど、平らな見た目が特徴です。

日本ではマコガレイが代表的なカレイですがその種類は多く、世界で約100種類、日本近海でも約40種類ほどが生息しています。

日本近海では北海道から九州、浅い海から水深1000mまで広い範囲に生息しており、各地での呼び名や種類によっての旬も様々です。

「左ヒラメに右カレイ」という言葉通り、目は体の右側に集まっています。

しかし、ヌマガレイや変異体など、一部のカレイは目が右側に寄っていない個体もいるそうです。

ちなみに特徴的な平たい体と目の位置は、成長とともに変化するため、生まれた時は普通の魚と同様に目は左右についており、体も平たくはないのです。

 

ヒラメってどんな魚?

ヒラメ

ヒラメは漢字で「鮃」と書き、こちらも右側には文字通りの「平」が使われています。

ヒラメは水深10~200mの日本近海全域、樺太、千島周辺から香港近くまでの南シナ海に生息しています。

体は左側に集まった目の位置を除き、カレイと同じく生まれた時は普通の魚と同様の見た目で、成長とともに目の位置が左側に移動し、平たい体に変化していくそうです。

成長すると体が変化していく点はカレイと一緒ですが、目の位置がお互い逆側に集まるところがおもしろいですね。

 

カレイとヒラメの大きさは違う?

成魚で比較するとカレイは40cm前後、ヒラメは80cm前後が一般的な大きさです。

そのため「小さい方がカレイ、大きい方がヒラメ」と判断される事も多いようです。

釣り人の間では30~40cmのヒラメを「ソゲ」と呼び、子供ヒラメということでリリースするそうです。

しかし、一般的にはヒラメより小さいとされるカレイにも体長2m、体重200kgを超える「オヒョウ」という種類がいたり、逆に「カンゾウヒラメ」と呼ばれる体長が25cm前後の小さな種類のヒラメもいるため、大きさだけでは正確に見分けが付けられません。確実に見分けるために他の違いも見ていきましょう。

 

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カレイとヒラメの味はどう違う?

ざっくりと説明すると「カレイはコクがある」「ヒラメはさっぱりしている」というイメージです。

カレイは小エビやゴカイなどのもそもそっと動く生き物を主食とし、海底をあまり移動しないため柔らかくふっくらとした身が特徴です。

そのほろほろとした身を活かした煮つけやふわふわの揚げ物を食べた事がある方は日本人なら多いのではないでしょうか。

「子持ちガレイの煮つけ」も日本の冬の味覚として好まれています。

代わってヒラメは活発に移動して小魚を捕食するため、引き締まった肉質が特徴です。歯ごたえのある肉質を活かした、えんがわのお刺身やお寿司、またしゃぶしゃぶもおいしいですよね。

えんがわはフランス料理でムニエルなどにも使われるそうです。

味の違いは分かりましたが、見分けるために食べるわけにはいきません。

「目の位置」や「大きさ」だけでも大体は見分けられますが、確実な見分け方とは言えません。

この次ではこれまでご紹介したカレイとヒラメの様々な違いをもとに、確実な見分け方をまとめました。

 

カレイとヒラメの確実な見分け方とは?

ヒラメ

これまでにカレイとヒラメの違いを簡単に説明してきました。

では、確実に見分けるにはどうしたらいいのでしょうか。それはずばり「口の形」「目の位置」「大きさ」を見る事です。

「目の位置」と「大きさ」の違いは説明しましたが、決定的な違いは「口の形」にあります。

味の違いで説明した通り、カレイは小エビやゴカイ、ヒラメは小魚を主食としています。

そうすると主食に適した口の形になるため、カレイは小さい口で唇はぷっくり、ヒラメは大きい口で鋭いギザギザの歯を持つようになります。

たしかによく顔を見てみると、カレイはおっとりした可愛らしい顔で、ヒラメはハンターのようなワイルドな顔に見えなくもないですよね。

 

まとめ

今回はカレイとヒラメの違いについてご紹介いたしました。

見分け方をまとめると、

「口:おちょぼ口のカレイとギザギザ歯のヒラメ」

「目:右側に寄っているのがカレイ、左側に寄っているのがヒラメ」

「大きさ:小さいカレイと大きいヒラメ」

です。

 

一般的な見分け方の「目の位置」と「大きさ」に関しては、上記の見分け方があてはまらない種類もいるため、「口の形」も合わせて見ると確実に見分けられると思います。

見た目がそっくりなカレイとヒラメですが、ポイントさえ掴めば簡単に見分ける事が出来ます。

ぜひ、お魚屋さんや水族館で見かけた時は「口」と「目」と「大きさ」に注目してみてください。

 

クイズの答え

答えは「ヒラメ」ですね。

分かりましたでしょうか?(笑)

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