みなさんは「ヒョウモントカゲモドキ」という爬虫類をご存知でしょうか?
最近ではすっかり人気者になってきた、とても可愛いトカゲ・・ではなく、正確にはヤモリの仲間なんですよね。
あの女優の新垣結衣さんも飼育しているということで、一躍有名になったというのも、まだ記憶に新しいです。
今回は、そんな「ヒョウモントカゲモドキ」に焦点を当て、その種類について簡単にまとめてみたいと思います。
目次
ヒョウモントカゲモドキの特徴について
ヒョウモントカゲモドキは「トカゲモドキ」という名前が付けられていつ通り、トカゲのようでトカゲではない爬虫類なんです。
別名「レオパードゲッコウ」とも呼ばれていて、通称「レオパ」の名前でも親しまれています。
「ゲッコウ」とは「ヤモリ」のことを指す呼び名で、ヤモリの仲間なんですね。実際に多くのヤモリに属する爬虫類にも「ゲッコウ」という名前がついています。
ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ということで、夜行性の生き物です。
またヤモリには通常「まぶた」がありませんが、このヒョウモントカゲモドキはなんとこのまぶたを持っているのです。
瞬きをするような仕草なんかはとっても愛嬌があって可愛らしいですよ。
ヒョウモントカゲモドキの種類について
ヒョウモントカゲモドキは非常にたくさんの種類がいます。
もう数えられないくらいたくさんの色や模様があって、100種類どころの話ではないくらい多いのです。
もうどれを選んだらよいかわからないくらいですよね。
しかもそれぞれの色や模様ごとに値段にも変化が見られ、珍しい種類のものには高価な値段がつけられています。
多くのマニアやブリーダーもいるので、日々珍しい色や模様のヒョウモントカゲモドキが作出されています。
こうして愛好家がたくさんいることもあり、最近では私たちもお手軽にヒョウモントカゲモドキを飼育することができるようになりました。
自分好みの色や模様のヒョウモントカゲモドキを選んで飼育できる、という所が最大の魅力であるのかもしれませんね。
それでは、ヒョウモントカゲモドキの種類をご紹介します。
目の違いによる分類
目をよく見ると、いろんな形をしているのがわかります。
ノーマル
最も一般的な種類です。黒い瞳が特徴です。
アルビノ
黒い瞳孔に見えますが、実際には赤色をしています。
暗い場所で瞳孔が開くと赤い色が確認できます。
スネークアイ
ヘビのような目をしています。
瞳の部分が目立ち、可愛い目をしています。
ソリッドブラックアイ
瞳孔と虹彩が黒いので、目全体が黒っぽく見える目をしています。
ソリッドレッドアイ
瞳孔と虹彩が赤く、目全体が鮮やかな赤色をしています。
カラーによる分類
形以外にも、色によって細かく種類分けがされています。
ノーマル
野生のヒョウモントカゲモドキは、その名の通り黒いヒョウモン柄を持つのが特徴です。
イエロー系
単にイエローといっても、微妙な違にによる分類もされています。
黄色の強さにより、ハイイエロー、ハイパーザンティック、タンジェリンなどと分類され、イエロー系に属します。
イエローがヒョウモントカゲモドキの色として一般的とされるくらい、種として固定されてきている種類でもあります。
ハイポ系
ヒョウモントカゲモドキには体の表面に豹紋がありますが、この豹紋を減らすために交配を繰り返され、作出された種がこれに当たります。
ですので黒い豹紋が少ないという特徴があります。
ハイポメラニステック、 スーパーハイポメラニステックといった種類がこれに属します。
アルビノ系
皮膚の色から黒色色素が抜けたものをアルビノとしています。
アルビノといっても他の動物のように真っ白になるわけではなく、黒以外の体の色素は残ります。
ヒョウモントカゲモドキの場合、豹紋がピンクや白色になって残ります。
トレンパーアルビノ、レインウォーターアルビノ、ベルアルビノなどがこれに属します。
スノー系
地肌が真っ白な種類のものをスノーと呼びます。
スノー系の豹紋はくっきりと表れますが、豹紋はその個体により大きさが異なるというのも特徴です。
またスノー系にもいくつかの種類があってブリーダーの名前から呼び名がつけられています。
タグスノー、ジェムスノー、マックスノー、スーパーマックスノーがこれに属します。
まとめ
まだまだ種類はあるのですが、主にこれらの種類が有名どころですね。
見ての通り、目の種類と体の色との組み合わせにより、その種類は非常にたくさんの数になるのも頷けますね。
ヒョウモントカゲモドキの魅力はやはりこの種のバリエーションの多さにあるかと思います。
自分の好みに合った個体を探し出して飼育できますので、その子に対する愛着もわきやすくなることでしょう!
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。