あなたは、「ペルシャ猫」と「チンチラ」という種類の猫がいるのをご存知ですか。

ペルシャ猫と言えば、別名を猫の王様と呼ばれているくらいの優雅でゴージャスな見た目が印象的です。

一方チンチラと呼ばれている猫はどうでしょうか。

こちらもペルシャ猫と同じく、フワッフワの長い毛を持ち、そのゴージャスな見た目はペルシャ猫同等かそれ以上です。

ではこの2種類の猫の違いとはいったい何なのでしょうか。

両方聞いたことあるけれど、どう違うのかは良く知らないし、何だかモヤモヤする!という人も結構多いのではないでしょうか。

そこで今回はそんなペルシャ猫とチンチラの違いについて詳しく調べてまとめてみました。

なお、ペルシャ猫に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

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ペルシャ猫もチンチラも同じ猫種である

 

結論から言ってしまうと、ペルシャ猫もチンチラも実は同じ猫種なんです。

「え!?」と思われた方もいる事でしょう。私もそんな一人でした。

実はチンチラという種類の猫は、ペルシャ猫の中の、ある特徴を持つ猫の事を区別して指す呼び名になるのです。

 

ペルシャ猫とチンチラの違いとは?

ではいったいどこがどう違うのでしょうか。

そもそもペルシャ猫の歴史はとても古く、1500年以上前から存在していたと言われています。

しかしチンチラの歴史はずっと浅いです。初めてチンチラが登場したのが1880年代にイギリスで行われたキャットショーであったと言われています。

これを機にチンチラの知名度と人気は上がり、現在でも大人気の猫種になっていったのです。

 

チンチラは、「シルバータビー」と「スモーク」と呼ばれる2種類のペルシャ猫を交配させることによって誕生した、新しい種類の猫という事になります。

シルバータビーとは、縞模様のことを指す言葉で、縞模様を持っている猫を指します。またスモークは、毛先の半分ほどに黒系の色がついていて、根元が白色である猫を指します。

勘違いしてはいけないのは、チンチラはれっきとした生粋のペルシャ猫である、という事です。

純血種のペルシャ猫同士を掛け合わせて、毛色を固定した種類ですので、あくまでもペルシャ猫であることに変わりはないのです。

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もともとペルシャ猫には毛色のバリエーションは多くないという欠点がありました。

美しい見た目が人気のペルシャ猫でしたが、色のバリエーションも欲しいという要望が多くなったと考えられますね。

そこで人為的な交配によって、ペルシャ猫にも色のバリエーションを持たせようという試みがあったのです。

このように、ペルシャ猫の毛色にバリエーションを持たせるために、次々と人為的に交配が繰り返されて現在のチンチラが誕生したというわけなのですが、毛色以外の違いは無いと言って良いほどで、区別して呼び名が違うという以外では実際には分類されていません。

ですので、チンチラを独立した猫種であると認めている国はあまり多くはない、と言われています。

そうは言っても、やはり全く同じであるとは言えないという事実もあります。ではどういう所が違うのでしょうか。

 

顔の特徴が違う

ペルシャ猫とチンチラとでは、顔の特徴が全く違います。

ペルシャ猫はつぶれたような顔だちをしています。鼻は低くて、鼻を中心に目と口が寄っているためにつぶれた感じの顔だちに見えるのです。

このような顔立ちを「ピークフェイス」と呼びます。

 

一方でチンチラはというと、ペルシャ猫とは違って整った可愛らしい顔だちをしているのが特徴的です。

鼻が低いのは同じなのですが、目が丸くて目元もアイラインがくっきりと入っていますし、目の色もブルー系でとてもきれいであるのも特徴の一つです。

このような顔立ちを「ドールフェイス」と呼んでいます。

 

チンチラの色の種類は?

色のバリエーションを豊富にした特徴をもつチンチラですが、どのような色があるのでしょうか。

チンチラには主に2つの種類の毛色、シルバーかゴールドがいます。

それぞれの毛色はさらに細かく分類され、ブルーシルバーやブルーゴールデン等と細かく区別されているのです。

 

まとめ

ペルシャ猫とチンチラの違いは、毛色の違いであり、猫種としての違いはありません。

チンチラという猫は、特別な毛色を持ったペルシャ猫であり、新種の独立した猫種として区別されていない国がほとんどだと言います。

もともとペルシャ猫には色のバリエーションが少なく、色を増やすという目的のために、毛先に色がついていたペルシャ猫を同士を人為的に交配させることで誕生したのがチンチラになります。ですのでチンチラはれっきとしたペルシャ猫の一種だと言えます。

 

しかし毛色だけの違いというわけではなく、顔立ちにも違いはあります。

ペルシャ猫はピークフェイスというつぶれた感じの顔立ちをしているのに対して、チンチラはドールフェイスという整った顔立ちをしているのが特徴的です。

こうして見てみると、ペルシャ猫とチンチラは単なる色違いである、とも言えないような気もしてきます。

いつの日かチンチラが新たな独立した猫種として広く認められる日が来るのでしょうか。

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