うずら

うずらと聞くと何を思い浮かべるでしょうか。

きっとうずらの卵ではないかと思います。

私が小さかった頃は、お祭りで金魚すくいならぬ、うずらすくいなるものがあえました。まさにうずらをすくえるかどうかという出し物なのです。

もちろん取ったうずらは持って帰ることができました。

当時うずらを2羽ゲットした私(・・ではなく弟なのですが)は、家に帰ってうずらをもらったことを親に告げました。

え?うずら?ひよこすくいじゃなくて、うずら・・?という親の反応でした。

これが私がうずらを飼うことになったきっかけだったのです。

しかしうずらの飼い方なんて知りもしませんでしたし、周りにうずらを飼っている人もいませんでしたので、当方に暮れるしかありませんでした。

 

そんなことを思い出しながら、今回はうずらについて調べてみることにしました。

現在ではペットショップにもうずらは販売されていますね。

しっかりとペットとして認識されてきているのでしょうか。

うずらの飼い方や飼育の際の注意点についても詳しく調べてまとめてみました。

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うずらの特徴

うずらはキジ目キジ科ウズラ属に分類されている、小型の鳥です。

なんとキジの仲間だったんですね!

体長は20㎝、体重は100g~160gくらいになります。

昔から鳴き声を楽しむための愛玩動物としてや、鶏肉や採卵用といった食用にも重宝がられてきた歴史をもっているのです。

しかし最近では飼育もそれほど難しくないこともあり、ペットとしても普及してきています。

うずらはオスがメスを追いかけまわし、攻撃するといった特徴をもっています。

繁殖期にはそういったこともないのですが、普段飼育する際にはオスならば1羽のみ、メスであれば1羽かメス同士の複数といった飼い方をしなければなりません。

しかしうずらの雌雄の判別はとても難しいことでも有名です。プロが見ても雌雄の判別は難しいようで、卵を生んでからメスだと分かったという例もあるくらいです。

またうずらはずんぐりとした体型のため、飛べないのではと勘違いされることがありますが、しっかりと飛ぶことができます

ただ、積極的に飛ぼうとはしないようですね。

 

うずらの寿命

うずらの寿命に関しては結構幅があります。

2年くらいしか生きない場合もあれば、7~8年くらいは生きることもあります。また長く生きた個体ですと10年以上生きたという話もあります。

うずらの寿命は、実際にはうずらの食生活などでも大きく変わってくるのかもしれませんね。

 

うずらの性格は?

うずらは基本的に臆病な性格をしていますので、ペットとして馴らすのには多少時間がかかるかもしれませんね。

しかし手渡しなどでコツコツと餌を与えていると、それなりには馴れてくれるみたいですよ。

 

うずらの餌

飼育する場合のうずらの餌は、ニワトリ用の飼料や、ハト用の餌でも十分に代用ができます。

他にも野菜が大好きですので、葉っぱものを与えてあげても良いでしょう。

代表的なものでは、小松菜やレタス、豆苗などがありますね。

動物性タンパクも与えるようにしましょう。

おススメはイナゴやコオロギなどの昆虫ですね。

ミルワームというものがペットショップで売られていますので、そちらを購入して与えても良いでしょう。

しかし与えすぎは良くありませんので、1日に数匹程度に控えておきましょう。

ミルワームは特に食いつきが良く、うずらの大好物とされています。

うずらを馴らすにはもってこいの餌になりますので、懐かせて手乗りうずらにする場合はミルワームを上手く利用すると良いでしょう

 

うずらの飼育ケージは?

うずらを飼育するために適したケージは、なるべく広々としたケージがおすすめです。ケージの中でうずらは結構激しく動き回ります。何せ、地面で生活する鳥ですので動き回るのは仕方ないですね。

また驚いた時などは跳び上がって大暴れすることもありますから、狭いケージだと結構危険だったりします。

ケージを選ぶ際は、ある程度余裕を持った空間があるケージを用意すべきだと思います。

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砂場を用意しよう!

うずらは砂浴びを好む鳥です。

体についた虫などを落とすために、好んで砂浴びをするのです。

飼育環境に砂場を設置してあげればよろこんで砂浴びをすることでしょう。

また砂を食べる習性もあるようです。

汚れた砂を食べることのないように、きれいな砂を用意してあげることも大切なのです。

 

隠れ家を用意しよう!

うずらは先述の通り臆病な性格をしています。

隠れられる場所がないと、ストレスになってしまうようですね。

野生のうずらは草むらに隠れて身をひそめるので、干し草などを豊富に入れてあげるとストレスも和らげることができるでしょう。

 

清掃が大変!

うずらの飼育で一番大変なことは、「掃除」でしょう。

うずらはところかまわずどこでも排泄しますし、トイレを覚えるなんてことは絶対にありえません。

平気で自分の糞尿を踏み歩きますので、放っておくとケージがどんどん汚くなってしまいます。

ですので清潔な環境の維持のためにも、清掃は定期的にこまめに行う事をおススメします。

できれば毎日清掃するのが望ましいですね。

 

うずらはやかましく鳴く!

うずらはとても大きな声で鳴きます。

それはもううるさい事この上ないくらいです。しかも朝早くに鳴かれるのですから、鳴き声で起こされることは覚悟しましょう。

ですので、アパートなどで飼うのはあまりおススメできないですね。

 

他のペットとの共存を避ける!

もしも犬や猫なdのペットを飼っている場合、うずらには近づけさせないようにすべきです。

うずらはそういった動物がいるとパニックを起こし、暴れまわります。

ケージ内で跳び上がって頭を強打なんて事故も結構多いので、驚かせないように十分注意を払う必要があります。

 

うずらの繁殖を狙うには?

うずらを繁殖させたくて、オスメス一緒に入れたいと思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!

うずらのオスメスを一緒に入れると、オスがメスを追いかけまわし、交尾を迫ります。

こうなるとメスが疲れ果て、弱ってしまいます。

メスの負担を減らすには、複数のメス+オス1羽という組み合わせにすることで、メスの負担を減らしてあげることもできます。

うずらの卵の孵化

うずらの卵を上手く孵化させる方法に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

うずらの雛の育て方

うずらの雛を育てるのにはちょっとしたコツも必要になります。

上手に育てる方法に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

うずらは比較的簡単に飼育することができますし、ペットにするには十分な素質を持っていると考えます。

しかし飼育する上での注意点もあります。

うずらを飼育する場合は基本的に単独飼育が望ましいです。

オス同士だとケンカしてケガしますので絶対避けましょう。

またうずらは飛ばないわけではなく、突然飛ぶことも考えられます。

油断して逃げてしまった!という失敗例もありますので、うずらが逃げないように注意を払いましょう。

またうずらはとても大きな声で鳴きます。

近所迷惑にもなり兼ねませんので、周囲に十分注意を払って飼育するようにしすことが先決です。

上手く飼育できれば、十分飼い主に馴れてくれる素質は持っていますので、すぐに馴れないからと諦めるのではなく、気長に接していきましょう。

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