シンガプーラという種類の猫をご存知ですか。
最近人気になっている猫なのですが、その人気の秘密はいったいどこにあるのでしょうか。
今回はシンガプーラについて、その特徴や性格について詳しく調べてまとめてみました。
目次
シンガプーラの原産地は?
その名前からも察することができるかもしれませんが、シンガプーラの原産地はシンガポールになります。
そもそもシンガプーラとはマレー語でシンガポールの事を指す言葉なのです。またシンガプーラは純血種の猫でもあるのです。
元々はシンガポール原産ですが、目の大きな小さな猫がいるという噂を聞きつけたアメリカ人が、シンガプーラをアメリカに持ち帰って繁殖させた個体の子孫が、現在のシンガプーラの原型になったと言われています。
シンガプーラは世界最小の猫
シンガプーラはなんと世界最小の猫として知られている猫でもあるのです。
本当でしょうか。一般的な猫の場合、体重はおよそ6㎏~8㎏くらいが普通ですよね。
しかしシンガプーラの場合は、オスメス共になんと2㎏~3㎏ほどしかなく、かなり小さく軽い猫である事が伺えますね。
現在世界で認められている純血種の猫の中では、最小サイズの猫がシンガプーラなのです。
シンガプーラの寿命は?
世界最小の猫ですから、もいかして寿命も短めなのでは・・?と思う方もいるかもしれませんね。
しかしシンガプーラの寿命は猫の平均寿命である11年~15年くらいですので、短いという事はありませんね。
一度飼うと長く付き合う事になります。
大きな目と短い毛が特徴的
シンガプーラと言えば、大きなくりっとした目が特徴的ですね。
アイラインの入った、アーモンド型の目はとてもインパクトがあります。
なんだかよく見ると、研ナ〇コさんによく似ているような気も・・(笑)
また短い毛も特徴的ですね。比較的毛が短いので寒い環境には強くないと言われています。
急激に寒くなる冬には特に寒さ対策に気を付けてあげたいところですね。
別名ドレインキャットとも呼ばれている
シンガプーラはもともと下水溝(ドレイン)に棲みつき、そこでネズミ捕りをして暮らしていた猫なのです。
ですから体も小さく、身体能力がとても高いという特徴があります。
活発で好奇心旺盛
もともとネズミ捕りをしていたハンターですから、好奇心旺盛な性格をしています。
運動もとても好きですので、飼い主と遊ぶことも大好きな性格です。たくさん遊んであげましょう。
甘えん坊
活発でありながらも、とても大人しいのもシンガプーラの特徴です。
優しく大人しい性格のシンガプーラは特に初心者の人にも飼いやすいので人気があるのです。
ちょっと臆病な性格
体の小ささからもわかるかと思いますが、シンガプーラは結構臆病な性格でもあります。
一度信頼関係を築けた飼い主にはなつくようになるのですが、それ以外の人には懐かずに警戒してしまう一面も持ち合わせています。
かなり神経質な性格といっても良いくらいですので、人間のみならず他のペットなどとの共存にはあまり向かない猫であるともいえます。
もしも他にもペットを飼っている場合には、シンガプーラと一緒に飼うのは難しいと思った方が良いでしょう。
一緒に飼えたとしても、シンガプーラにとっては結構なストレスになっている場合がありますので注意が必要です。
最も適している環境は、静かで落ち着けるような場所になります。飼育環境には注意を払いましょう。
あまり鳴かない
シンガプーラはほとんど鳴くことがない猫であるとも言われています。
ですのでマンションやアパート暮らしの方にも飼いやすい猫なのではないかと思います。
シンガプーラを飼うのに適している人
シンガプーラはとても臆病な性格をしており、他のペットとの共存が難しく、また一人でいて安心できる静かな環境が適しています。
やかましい環境はストレスの原因にもなりますので、シンガプーラには特に不向きなのです。
ですので一人暮らしの人や、シンガプーラのみを可愛がって飼ってあげられる人というのが最も適しているのではないかと考えます。
シンガプーラの値段
シンガプーラの値段に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
シンガプーラはシンガポール原産の世界最小の純血種の猫です。
性格は大人しくてあまり鳴かない事から、初心者にもとても飼いやすい種類の猫として人気があります。
また小さいことから、あまり場所を選ばずに飼う事が出来るという点からも人気があるようですね。
しかし体の小さなシンガプーラはかなり臆病な性格でもあります。飼い主以外には懐かずに警戒してしまうことも多々あります。
神経質すぎるところがありますので、ちょっとしたことでもストレスになってしまう危険があると言えます。
シンガプーラを飼う場合には、上記の事をしっかりと理解した上で、シンガプーラにとって快適な環境を整えてあげることが上手く付き合っていくための秘訣なのではないかと思います。