タマムシという昆虫がいるのをご存知でしょうか。

虫でありながら、虹色に輝くとても美しい体は見るものを魅了します。

しかしながらタマムシについて、詳しく知っているという人はあまり多くはないのではないでしょうか。

実際、生きているタマムシに出会える事すら、あまりない事かもしれませんね。

今回は、そんな美しい昆虫「タマムシ」について詳しく調べてまとめてみました。

スポンサードリンク

タマムシってどんな昆虫?種類は?

タマムシは甲虫目タマムシ科に属している昆虫の総称です。

分類上ではカミキリムシやハムシ等が属しているハムシ科によく似た近縁種という事になっていますが、あまり似ていないように見えるのは私だけでしょうか。

日本においてもタマムシはたくさんの種類が存在しています。

しかし私たちがもっともよく目にするであろうタマムシは「ヤマトタマムシ」という種類のタマムシです。

一般的に美しいと言われているタマムシはこのヤマトタマムシの事なのです。

他のタマムシも奇麗な色の種類はいますが、ヤマトタマムシの美しさは群を抜いていると言えるでしょう。

英語では「Jewel beetle」と言われているくらいですから、やはり誰が見ても美しいのでしょう。

ちなみに他のタマムシは「ウバタマムシ」や「クロタマムシ」、「ムツボシタマムシ」などがいますが、どれも地味な色をしており、タマムシのイメージとはちょっと違うように思いますね。

以下、ヤマトタマムシについて記述していきます。

ヤマトタマムシは6月~8月の夏の間に診る事ができます。

分布は本州、四国、九州、南西諸島に生息し、北海道では見ることができないようですね。

ヤマトタマムシの金属のような光沢は、天敵である鳥などが怖がる性質があり、身を守るための保護色であると言えるでしょう。

体長は3㎝~4㎝くらいで、米粒のような細長い体とメタリックな体ですので、一度見たらすぐにわかる特徴があります。

成虫の寿命は短く、わずか1か月程度しか生きられません。

また、タマムシのようなカラーをしている昆虫に、世界一美しいクワガタムシと言われているニジイロクワガタがいますね。

ニジイロクワガタに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

タマムシの幼虫はどんな姿?

タマムシの成虫は美しい色をしていますが、幼虫はというと、カブトムシやクワガタムシなどと同じようないわゆる「イモムシ」です。

しかしタマムシの幼虫の容姿は、やや奇抜な印象があります。

胸部が異常なくらいに大きく膨らんでおり、胴体はシュッとスリムな体型をしています。

 

スポンサードリンク

 

タマムシは販売してる?値段は?

タマムシは販売しています。

一般的なペットショップでは販売していない事が多いですが、昆虫などの専門店やオークションなどでは普通に見かける事ができます。

値段はピンキリですが、安ければ500円くらいでも購入できますが、一般的には1,000円~2,000円くらいするようですね。

安くはない金額かもしれませんが、野外採集するのが難しい場合は購入するのが最も簡単で確実ですね。

野外採集の場合はサクラやエノキなどの広葉樹の葉っぱをよく見ると見つけることができます。

ただし、とても警戒心が強く、すぐに逃げてしまうと言われていますので、捕まえるのであれば活動時間以外に採集するのが良いでしょう。

タマムシは日中活動する昼行性ですので、逆に夜などに採集した方が簡単な場合があるようですね。

 

タマムシの飼育方法

タマムシの飼育方法は比較的簡単です。

餌はエノキなどの広葉樹の葉ですので、プラケースに木の枝ごと葉っぱを採取してきて、入れてあげるだけです。

葉っぱが食べられて減ってきたら、新しいものに取り換えましょう。

タマムシの飼育で難しいところがあるとすれば、餌付けだと言われています。

飼育方法は上記の通りですので簡単なのですが、採集してきたタマムシをプラケースに入れると、ストレスで餌を食べなくなるという報告が多数あります。

そのまま放置していればいつか食べるだろう、という考えは通用しないようで、そのまま数日で餓死してしまう事がほとんどだとか。

この問題を解決する方法は、「とにかくストレスを与えないようにすること」です。

タマムシは触られたり刺激を与えればストレスになってしまいます。

出来る限りそっとしておくのがベストですね。

餌はとにかくタマムシの周りを餌だらけにするくらいに、葉っぱ付きの枝をたくさん入れてあげると、そのうち食べるようになるとも言われています。

餌付けできればラッキー程度に考えておくとよいでしょう。

ストレスを与えてしまうと、ただでさえ短いタマムシの寿命が、さらに短くなってしまいますので注意したいところですね。

またタマムシをオスメスで飼っているとメスが産卵することがあります。

産卵は古木などに行いますので、クワガタムシの産卵木などに切り込みなどを入れてケースに設置してあげましょう。

上手くいけば産卵してくれるハズです。

幼虫はそのまま木の中で成長していきますが、タマムシの成長には大きな木が必要ですので、産卵木は可能な限り大きい木を用意してください。

2年~3年くらいかけて蛹になり、やがて美しい成虫へと羽化するのです。

 

まとめ

タマムシは色んな種類がいますが、もっとも有名なタマムシはヤマトタマムシです。

サクラやエノキなどの広葉樹の葉っぱなどにいますので、探してみましょう。

また近年ではショップでも販売されていることもあり、2,000円以内の値段で購入することもできます。

飼育方法は餌となる広葉樹の葉っぱが付いた枝を入れるだけと簡単なのですが、餌付けが難しいという問題点があります。

成虫の寿命も短いという事もあり、飼育には適していない昆虫である、のかもしれませんね。

スポンサードリンク