トラ

十二支、動物占い、キャラクター、野球球団などなど、私たちの身の回りにたくさんいるトラ。

肉食獣のワイルドさとネコ科の可愛らしさを持つトラを、あなたはどれだけ知っていますか?

今回はトラについて生態から種類、実態までご紹介いたします!

 

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トラってどんな動物?

トラは食肉目ネコ科ヒョウ属に分類されアジア大陸に分布するネコ科最大の動物です。

大型のネコ科といえば、百獣の王ライオンもいますが、トラの種類によってはライオンよりも大きいためネコ科最大の動物と言われています。

生息地はチーターやライオンと異なり、サバンナのような視界が開けた場所ではなく、熱帯雨林や背丈の高い草むらなどの見通しの悪い場所に生息しています。

特徴的な黄褐色に黒い縞模様は周囲の草藪に溶け込むためと言われています。

また、木にも登った例があり、ネコ科にしては珍しく水中にもよく入り泳ぎが得意です。

また、大事な物、貴重な物を例えて言う言葉に「虎の子」がある通り、トラは自分の子供を大切にすると伝えられています。

 

トラの生活は気まま?ワイルド?

トラ

活動は基本的に夜ですが、昼間に活動することもあるそうです。また、同じネコ科のライオンは群れで行動をしますが、繁殖期以外は単独で生活します。

こう見ると気ままなネコのように可愛らしいと思いますが、さすがは肉食の大型ネコ科です。

イノシシやシカの他、あのワニまで捕食してしまいます。

狩りの仕方も草かげなどから忍び寄り、飛びかかって喉に噛み付いたり、前足で骨を砕いたりもするそうです。力が強いためゾウやヒグマさえも倒すと言われています。

ネコ科最大といわれるのも納得ですね。

 

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トラの種類は?

現存している亜種は8種類とされていますが、そのうちの3種類はすでに絶滅したのではないかと考えられています。なぜ、ネコ科最大で強い肉食獣のトラが絶滅に瀕しているのかは後ほどご説明いたします。次に現存する種類のトラをご紹介いたします。

 

ベンガルトラ

インドやネパールに多く生息しているベンガルトラ。

全長はオスが2.7~3.1m、メスが2.4~2.6mにもなり、体重も最大で160~258kgとトラの中でも比較的大型の種類です。

他の種と比べると縞模様が少なく、肩や胸に模様がない個体もいるそうです。

 

ホワイトタイガー

トラ

よくテレビの特集などで紹介される、体が白く、肉球は肌色、そして目が青いことが特徴的なホワイトタイガーは「ホワイトタイガー」という種類ではなく、実は「ベンガルトラ」なんです。

先天的にメラニンが不足している「アルビノ」とは違い「白変種」と考えられているため、正式には「ベンガルトラ白変種」と言います。

はるか昔の氷河期時代に、周りの白い景色に合わせて白くなった遺伝子情報が、現代でも残っており、それが突然表に出てくると氷河期時代の白い体になるそうです。

 

スマトラトラ

その名の通りインドネシアにあるスマトラ島の熱帯雨林に生息しています。

比較的小型の種類で縞模様の間隔が狭く、毛はほほが長く、たてがみが短いのが特徴です。

現在の推定個体数は数百頭しか残っていないといわれています。

ちなみに某動物園でトロンボーンを吹いているキャラクターもスマトラトラです。

 

アムールトラ

中国東北部やロシア沿海地方のアムール川流域に生息しています。

そのため「シベリアトラ」や「マンシュウトラ」と呼ばれる事もあります。

トラの中でも最大級の大きさのアムールトラはオスが最大で3.3m、メスでも2.7mとトラの中でも最大級の大きさです。

体重もオスが最大306kgと現存するネコ科の中でも最大と言われています。

アムールトラもスマトラトラ同様に推定個体数が数百頭と言われており絶滅の危機に瀕しています。

 

インドシナトラ

インドシナ半島のタイを中心としたミャンマーやベトナムなどに生息する小型のトラです。

近年までマレートラと同一種とされていました。

 

マレートラ

マレー半島に生息するトラで、遺伝子調査の結果、マレートラとインドシナトラは別種とされましたが、同一の種類として扱われる場合もあります。

 

トラは絶滅危惧種~虎の涙~

トラは昔からアジアの文化を中心に、民話や故事成語など様々な形で親しまれてきました。

しかし、20世紀初頭に10万頭が生息していたと言われていますが、開発による生息地の破壊、毛皮用や漢方薬の材料にすることを目的とした乱獲により、現在は3000~4000頭まで減少してしまいました。

近年ではトラを絶滅から救うために各国が様々な取り組みを実施しています。

トラが生息できる土地を保護区としたり、トラの狩猟を全面禁止とした国もあります。

しかし、保護区を増やす事は森の資源で生計を立ててきた地域の住民にとっては厳しい事です。

そういった地域住民への配慮を考えた対策が重要だと言えます。トラを絶滅から救う試練はこれからも長く続くでしょう。

 

まとめ

ネコのように気ままな可愛らしさがあったり、ネコ科最大と言われるほどの強さを持っていたり、トラは奥が深い動物です。

今回ご紹介したことはトラのほんの一部で、世間でもトラの生態については判明されていない事の方が多いそうです。

そんな謎が多いトラの新しい一面を発見するのは、あなたかもしれませんね。

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