ウツボ

ウツボ

ウツボという魚をご存知でしょうか。

噛まれると、とても危険だと言われている要注意な魚の一種ですね。

どうして危険な魚だと言われているのでしょうか。

またそんなウツボですが、なんと「ペットとして飼育できる」という情報もキャッチしました!

どういう事なのでしょうか・・

今回はそんな危険生物「ウツボ」について、詳しくご紹介していこうと思います。

 

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ウツボとは?

ウツボとはウナギ目ウツボ科に分類されている魚であり、ウナギやアナゴと近しい仲間という事になります。

そのため細長く、やや扁平な体をしているのが特徴で大型の肉食魚です。

 

 

ウツボという名前

「ウツボ」という名前に関してですが、その由来は諸説あります。

一つは矢を収めておく「靭(うつぼ)」によく似ているから、というもの。

もう一つは細長い体のため、狭い岩場などの空洞に良く潜んでおり、空洞を意味する「うつほら」が変化し、ウツボと言われるようになった、という事です。

ちなみにウツボというのは「マウツボ」や「ホンウツボ」、または単に「ウツボ」と呼ばれている種を指す言葉でもあり、ウツボの仲間全体を指す総称としても用いられます。

 

 

ウツボの種類と分布

ウツボは世界中におよそ200種類存在すると言われており、良く知られているウツボに「ドクウツボ」、「トラウツボ」などがいます。

分布は世界中の温暖な海域の浅瀬を好んで生息しており、サンゴ礁などの岩陰や穴の中に好んで隠れていることが多いです。

日本では南西諸島でよく見かけることがあるようですね。

 

 

肺呼吸ができる!?

ウツボの特徴として、海から上がってもしばらくは肺呼吸をして生きていられる、とう事です。

大体30分程度であれば生存可能なようで、釣り人が釣り上げた際に襲われる事故もあるようですね。

 

 

海のギャングと言われているウツボ

ウツボ

肉食魚のため鋭い歯を持っており、噛まれると非常に危険だと言われています。

最悪の場合指を噛みちぎられる事故も起きているという事ですので、ウツボに遭遇したら要注意なのです。

そのため「海のギャング」とも言われていて、食物連鎖の頂点にいるとされ、そのためか大きさは1メートル前後の個体が多いです。

しかしさらに大きい種類のウツボである「ドクウツボ」であれば、なんと3メートルを超えるものもいるようです。

もしもウツボに噛まれたら、患部を良く洗い流し、消毒しましょう。

場合によっては傷口を縫う事必要ですから、早めに病院へ行くことをおススメします。

 

 

ウツボの寿命

ウツボの寿命は種類によって色々ですが、結構長い傾向にあります。

およそ数十年いきる個体が多いようですが、なんと長いものでは40年も生きるものもいるようですよ!

 

 

ウツボに毒はあるのか?

ウツボに噛まれると危険なのですが、基本的にウツボに毒はありません。

なので噛まれたとしても、幹部から毒素が体に入るとう事はないのです。

しかし「ドクウツボ」という名前のウツボがいるのも事実。

このドクウツボは稀に食用にもされているウツボなのですが、中には毒を持つものもいるのです。

というのも、化学物質が食物連鎖を経てウツボの体内に蓄積されるという現象が起きているためで、これを生物濃縮と呼びます。

これは毒性を持つ為、食物連鎖によって一部のドクウツボの体内には毒が蓄積されているという事に繋がるわけです。

ですので大型のドクウツボであればあるほど、毒の蓄積量が多いと言えます。

これを人間が食することで食中毒を発症してしまうのです。

この食中毒の原因になる毒を「シガテラ毒」と呼びます。

ちなみにこの毒素は、内臓に多く蓄積される傾向にあるようで、内臓を食す場合には十分な注意が必要ですね。

食中毒になると、嘔吐、下痢、腹痛、血圧低下、めまい、頭痛などの症状が数時間で現れ始めます。

幸いにもシガテラ毒による国内での死亡事故は起きていないようですが、かなり危険な事に変わりはありません。

 

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ウツボの食性

ウツボは先述の通り、食物連鎖の頂点に位置すると言っても良い肉食性です。

餌は魚や甲殻類まで何でも食しますが、大好物は意外にも「タコ」なんだそうです。(笑)

この為、タコの好物である「イセエビ」なんかは、ウツボと共生することで天敵であるタコから身を守っているのだそうですよ。

 

 

ウツボは飼育できる!?

海のギャングとも評されているウツボですが、何も全部が全部危険なヤツらばかりではないのです。

中にはなんと飼育できる種類のものもいるのです。

クモウツボ」という種類のウツボは見た目も可愛らしく、飼育も比較的容易なんだそうです。

 

 

クモウツボが飼育しやすい理由とは?

温厚な性格

クモウツボはウツボの中でも、比較的温厚で大人しい性格をしているという事が、飼いやすい要因の一つになっているようです。

 

水質、水温の変化に強い

元々水質や水温の変化が激しい場所に生息しているため、環境変化に比較的強いのも飼いやすい理由です。

とはいっても、さすがに汚すぎる環境は良くありませんので、できるだけ奇麗な水で飼育する必要があります。

 

小さめなサイズ

かなり大きくなるウツボの中でも、クモウツボは30センチくらいしかなく、大きいものでも60センチくらいの大きさにしかならないので、場所を取らなくて良いというメリットがあります。

それでも数十センチもありますから、用意する水槽はできれば90センチ幅のものを用意する方が良いでしょう。

 

 

クモウツボの飼育の注意点

大人しいとは言ってもウツボですので、口に入ってしまうサイズの魚は餌にされてしまうため、混泳には向きません。

サンゴとの共生は可能です。

また、水槽から飛び出してしまう脱走には注意が必要です。

脱走防止のため、水槽にはフタをしておきましょう。

水温は25℃前後を維持できるように注意しましょう。

冬場には場合によってはヒーターの導入が必要になることもあるでしょう。

 

 

餌はオキアミやイカやタコ、魚などを与えなければいけませんが、人工飼料も食べてくれるという情報があります。

生き餌のためか、水質が悪化しやすい特徴もありますので、水質の変化に強いとは言え小まめな水替えも必要になります。

ろ過装置フィルターは必須アイテムとなります。

ろ過機能が優れている、性能が良いものを選んでおいた方が良いでしょう。

 

 

まとめ

ウツボは大型の肉食魚のため、歯が鋭く噛まれると大変危険です。

ただし、毒を持っているというわけではないので、噛まれてもそこから毒が体内に入るという事はありません。

ただし、ドクウツボに関しては食すると食中毒になる恐れがあるので、大きな個体は食さない方が良いでしょう。

浅瀬に生息しており、岩陰に隠れていることの多い魚ですので、気付かないうちに襲われてケガをしてしまう事故もあるため注意が必要です。

しんなウツボの中でも、「クモウツボ」というウツボは小型で大人しい性格のうえ丈夫なため、飼育がしやすいと言われています。

飼育する際には注意点がありますので、ポイントを理解しておけば、ウツボをペットとして飼育することができるようですね。