お迎えする時はうれしくてワクワクしましたが、いずれはお別れしなければならない時がきます。
これは生きるものにとっては仕方ないことです。
でも飼育方法によって少しでも一緒にいられる時間が伸びるなら、こんなにうれしいことはありませんよね。
さて、どのような飼育方法が良いのか?また、平均的な寿命はどれくらいなのか?をご紹介致します。
ぜひ参考にして下さい。
またオカメインコの種類、性格などに関しては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次
オカメインコの寿命は?
オカメインコの寿命は15年~25年と言われています。
また飼い方によっては30年生きた!という例もあるようです。
いずれにせよ正確な寿命はハッキリしません。確かなデータが無いためかと思います。
ちなみに、うちではセキセイインコを飼っていました。
セキセイインコの寿命は7~8年と記されているページも多いですが、うちでは16年生きました。
ですからあまり寿命のデータにとらわれず、オカメインコとの毎日を楽しく過ごしたいものです。
できれば30年は生きていて欲しい!と願います。
長生きさせる3つの方法
オカメインコは長寿な鳥ではありますが、長生きさせるためにはコツやポイントがあります。
可能な限りチェックして、少しでも長生きし、一緒に過ごせる時間が増やせるように頑張りましょう。
ここではオカメインコに長生きしてもらうための、3つのポイントについて解説します。
食生活
長生きさせるためには、まず食生活です!オカメインコの主食は主にアワ・カナリアシード・ヒエ・キビなどになります。
それらを別々に買い、飼い主さんが配合した量を与えるのも良いかも知れませんが、配合の割合がイマイチわからない場合もありますから、ホームセンターやペットショップなどで販売されている、「オカメインコの餌」や「中型インコの餌」があればそれを主食とするのも良いかと思います。
そして、おやつとしてフルーツや野菜なども、少量(小指の先程度)与えるのもおススメです。
またオカメインコは人間の食べているお菓子なども欲しがります。が、これは、あげてはいけないものです!
なぜなら、脂質や糖分が多く含有されているからです。オカメインコはすぐに太りますから、肥満の温床となるものはできるだけ省かなくてはならないのです。
オカメインコの健康状態を把握する
一見何事もなさそうな様子でも、何らかの疾患がはびこっている場合もあるので、それとなく体全体や糞をチェックしてみましょう。
例えば、
- 羽がきたなく汚れていないか?
- お尻は汚れていないか?
- くちばしが伸びすぎてはいないか?
- 爪や足に異常はないか?
- 元気はあるか?
- 糞をちゃんとしているか?
- 糞の大きさや硬さはいつも通りか?
等々です。
他にも気になることがないか?をよく確認し、何らかの異常を感じた場合は、獣医さんに行って診察してもらうことが大切です。
オカメインコと触れ合う時間
声をかけ、肩に乗せてみたり、カキカキをいっぱいしてあげたり、こういった触れ合う時間帯があると、オカメインコは大変喜びます。
飼い主さんも忙しいかと思いますが、1日のうちで1時間以上は触れ合っている時間をつくるのが理想です。
また、寿命も気になりますが、「何年生きた?」ではなく「何年大事な時間をオカメインコと過ごせたか?」が大切です。
オカメインコを診てくれる動物病院を探しておく
近年、動物病院はとても増えています。うちの近くにもいくつか新しい動物病院が開業しました。
しかし、「鳥を診ますよ」という獣医さんは全くおらず、今後何かあったら車で2時間もかかる鳥専門の病院へ行くしかありません。
中々難しいかもしれませんが、できれば「鳥“も”診ますよ」ではなく「鳥“を”診ますよ」という鳥を主体とした病院が適しています。
オカメインコも病気にかかります。オカメインコがかかりやすい病気に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧下さい。
オカメインコの飼い方
オカメインコの飼い方や注意点に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
オカメインコは自然界では他の動物に捕食される動物です。
ですから、具合が悪くなってもそのことは隠して元気なふりをします。
そのため、飼い主さんがしっかりチェックをし、問題があったらできるだけ早く対処しましょう。
いつか「さよなら」の日がくることを考えると、悲しくてどうしようもなくなりますが、あまり先のことは考えずに今日という日をオカメインコさんと仲良く過ごしたいものです。
雛から育て26年経ち昨日亡くなりました。悲しくて、悲しくて…
思い出が沢山、でもさびしい。
苦しまず眠るように息をひきとった
それだけが救いです。
とても愛しい鳥でした
keiko様
お気持ちよくわかります。
我が家でも雛から育てた子が同じ頃亡くなりました。
31年という長寿でしたが悲しくてたまりません。
毎日、もういないんだなと思って辛くなります。
寿命ではあったと思いますが38年生きた子もいるとのこと
もっと長生きできたかもしれないと思うとよけい辛いです。
ペットというより、大切な家族として暮らしてきました。
人の言うことがよくわかる、とても賢く可愛い子でした。