犬 目やに

犬の目に目やにがついている・・
放っておいても大丈夫なんだろうか・・
何か病気に掛かっているのではないだろうか・・

いろいろと不安になってしまいますよね。
目やには我々人間にも誰にでも出るものですし、犬の場合も同じなんですね。
でも中には危険な病気のサインである可能性もあるので注意したいところ。

今回はそんな「犬の目やに」に関する疑問に答えていきます。

スポンサードリンク

目やににもいろいろ種類がある

犬の目やにと言っても、いくつか種類がありますので一概には言えません。

目やには簡単に言うと、「結膜からでるムチンという粘液と新陳代謝ではがれた老廃物などがゴミと混ざってできたもの」です。

寝起き

私たちも寝起きに目やにが出ることが多々あるかと思います。
犬も同じでして、寝起きの際に目元に目やにが付いているということは良くあるんです。
普段はまばたきによって自然と流されるのですが、寝ている間はまばたきをしないので、目の周りに目やにが付きやすくなるというわけです。
なので健康な犬でもこういった生理現象で出るものですので、基本的に目やにに関しては特に問題はありません。

老犬に出る目やに

犬が年を取ると目やにの量が増えます。

あれ?なんか最近目やにが増えた・・?

老犬の場合にはこういった心配が多いように思います。代謝が衰えてくると涙の量が減ってしまい、目の老廃物が充分流し出せずに目やにとして付きやすくなるのです。
これに関しても生理現象ですので特に問題ないと判断して大丈夫です。

炎症を起こしている

目に炎症が起きている場合に目やにが出ることがあります。痒さから爪で引っかいたり、ぶつけたりといった何かの外傷で涙がたくさん出ます。これが目やにが出る要因ともなります。

犬が目を気にしていたり、頻繁にパチパチ瞬きをしているなど目に何かトラブルを感じたら、動物病院で診察を受けることをおすすめします。
あまりに目を気にして引っ掻いたりするようであれば、エリザベスカラーをつけるなど対処しましょう。

なお、エリザベスカラーに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
犬がエリザベスカラーを嫌がる理由とは?ストレス軽減の対策法も!

危険な目やにを「色」と「量」で判断する

目やにの種類をある程度「色」と「量」で判断する事ができます。
一般的に目やにの色は「茶」「黒」「グレー」「白」「黄色」「緑」などがあります。

この中でも「黄色」や「緑」といった色の目やにが出てい場合、結膜炎によって目やにが出ている可能性が高いと判断できます。
結膜炎に多いのは細菌やウイルスによるものですが、ドライアイや角膜炎によって二次的に併発することもあります。健康状態が悪く免疫力が低下している犬は結膜炎を併発しやすい特徴があります。

少しの量の目やにであればそれほど気にする必要はないです。
しかし目やにの量がいつもより多く感じたり、拭いても拭いても1時間~2時間経つとまたすぐに出てきてしまう・・
こういった場合は病院で受診した方がいいかもしれません。
また受診する場合には、できれば目やには拭き取らずに、そのままの状態で受診した方が原因や対処法も分かりやすいのでおすすめです。

  • 目が充血している
  • 黄色、緑の目やにが出ている
  • 目をショボショボしている
  • 目やにを拭いてもすぐに出てくる

こういった症状が見られたら要注意です。

スポンサードリンク

目やにの対処方法

目やにが付いている時の対処法を解説します。

目薬を使う

犬用の目薬が販売されていますので、それを使うのが効果的です。人間用のものは犬には刺激が強いので使用しないようにしてください。
量販店では入手が結構困難なことがありますので、ない場合は獣医さんに相談してみると簡単に入手できますよ。
目薬を使って目についたゴミを流し出す感じで点眼してあげましょう。

拭き取る

目やには基本的に拭き取る方法が一般的なように思います。
ただし、ティッシュで拭くのはあまりおススメできません。理由はティッシュが意外と粗いからです。
一歩間違うと犬の目の角膜を傷つけてしまったり思わぬトラブルに繋がる恐れもあるため、控えましょう。

おすすめはペット用のウェットティッシュやコットン、綿棒などです。
綿棒に関してはちょっと扱いが難しく、棒状のものを目に近づけると嫌がる犬が多いので、慣れないうちはコットンを使用する方が安心安全です。

拭き取る際にはあまりに強い力でこすってしまうと目を傷つけたりこれも良くありません。おすすめの方法はぬるま湯で濡らしたコットンで軽く拭いてあげる方法です。初めての場合なんかはこの方法でいいんじゃないかなと思いますね。

目やにが既に固くなってしまって取れにくくなっている場合もあるかと思います。
こういった場合はお湯で濡らしたタオルなどで予めふやかして柔らかくしてからコットンでサッと拭いてあげると簡単に取れます。
繰り返しますが、なかなか取れないからといってゴシゴシこするのはやめましょう。

目やにの予防方法

目やにが出にくくする方法もあります。普段から意識しておくことで、目やにの量を少なくすることも可能です。
その方法とは、「シャンプーやトリミングを定期的にすること」です。

定期的なシャンプーやブラッシング、トリミングを行うことによって、犬の状態を清潔な状態に保っておくと目やにが出にくくなります。
目の周りの毛が長くなってしまうと目を傷つける要因にもなりますので、結果として目やに予防にも効果的です。

仔犬のうちから目の周りのケアをしておくことはおすすめ

仔犬のうちにケアをする習慣をつけておくと、今後の目の病気の予防にもなり、また目の周りを触られることに対する抵抗をなくすこともできておすすめです。
犬の飼育においては、しつけやこういった健康維持のためのケアには仔犬の頃にいかにして慣れさせるか、またしつけるかがポイントになります。
成犬になってからのしつけよりも、仔犬の頃の方が難易度は低いので、仔犬の時期に各種ケアを行う癖をつけておきましょう。

犬のしつけには【こいぬすてっぷ】

こいぬすてっぷ

こいぬすてっぷは仔犬の様々なしつけを、1か月ごとに無理のないペースで、1年間という期間でサクッと習得できるというカリキュラムを組んだ犬のしつけのためのプログラムです。
個人でしつけをするのは困難だ、という場合にぜひおすすめしたいですね。

仔犬のしつけは1歳までが勝負と言われているくらい、スピーディに行う事が求められます。
一ヶ月ごとに無理のないペースで、一年間という期間で仔犬に必要なしつけを完了させることを目的としていまして、かなり完成度が高いものとなっています。

満足度95%を超えており、これさえやっておけば仔犬のしつけはとりあえず問題ないです。
初めて犬を飼うといった方にはピッタリな商品ではないでしょうか。

こいぬすてっぷの詳しいサービスや詳細に関しては、こいぬすてっぷの公式サイトをチェックしてみて下さいね。

こいぬすてっぷの公式サイトはこちら