グッピー

グッピー

大きな尾ビレで泳いでいる姿が優雅なグッピー。

グッピーの飼育は熱帯魚の中でも比較的飼育しやすくいのですが、それゆえ奥が深いため「グッピーに始まりグッピーに終わる」と言われています。

今回は熱帯魚飼育の初心者から上級者まで愛されるグッピーの飼育方法についてまとめました。

 

スポンサードリンク

 

グッピーの飼育準備!必要なものから注意点まで

まずはグッピー以外にも共通する、熱帯魚を飼育する上で必要なものを揃えましょう。

基本的には水槽、フィルター、照明、ヒーター、エアーポンプがあればOKです。

最近では入門セットとして一式揃ったセットもあるので、お店の人に聞いてみましょう。

 

グッピーの飼育セットを詳しく見てみる【楽天】

アクアリウム照明を詳しく見てみる【楽天】

フィルターを詳しく見てみる【楽天】

エアーポンプを詳しく見てみる【楽天】

水槽用ヒーターを詳しく見てみる【楽天】

 

水槽はどれくらいの大きさが必要?

水槽の大きさは「自分がどのように育てたいか」で決めるといいと思います。

グッピーは「ミリオンフィッシュ」と言われるほど繁殖力が強く、オスとメスを一緒の水槽で飼育していると気がついたら繁殖していて、水槽がぎゅうぎゅうになってしまった!ということが頻繁にあります。

オス同士、メス同士で飼育するならその数に合った水槽で問題ないのですが、オスとメスを同時に飼育する場合は大きな水槽、もしくは別の水槽を用意しておいた方が後々楽だと思います。

熱帯魚の飼育が初めてであればオスかメス同士、3~5匹程度が個人的に面倒も見やすくおすすめです。

水槽を詳しく見てみる【楽天】

 

水作りと水合わせとは?

熱帯魚飼育を始める前の大切な準備作業が水作りです。

水道水を水槽に入れた状態では熱帯魚は生活できません。まずは水槽内をきれいにしてくれるバクテリアを増やしていきましょう。

水作りが出来たら水合わせです。その名の通りグッピーを水槽の水に合わせていきます。

購入した時の袋に入った状態でまずは水温に慣れさせ、次に袋の中へ水槽の水を少しずつ入れていき水質に慣れさせ、最後にいよいよ袋の口を開けて横倒しにします。

グッピーが自ら袋の中から水槽へ出てきたらお引っ越しが完了です。

比較的、熱帯魚の中では丈夫なグッピーですが、迎える前にグッピーにとって最適な環境を用意してあげましょう。

 

大きな尾ビレがズタズタに!エアーポンプに注意!

グッピー

グッピーは長くて大きな尾ビレが特徴的ですが、大きいがゆえに尾ビレには気をつけなくてはいけません。

一番気をつけなくてはいけないのが「エアーポンプ」です。

エアーポンプは水の中に酸素を与える、熱帯魚飼育においてなくてはならないものですが、グッピーのたなびく尾ビレが吸い込まれてしまう恐れがあるため、強さや吸い込み口の位置には注意して配置しましょう。

 

スポンサードリンク

 

水草が逆効果になる?水草との相性に注意!

見栄えをよくするだけでなく水質を改善したり、稚魚の隠れ家にもなり、アクアリウムにはかかせないのが水草です。

しかし水草の種類によっては、適切な水質がグッピーと間逆なものもあります。

水質の変化にもある程度耐えられるグッピーですが、ストレスの原因にもなりますので、グッピーと水草の相性には気をつけましょう。

 

グッピーに適した水温は?水質は?

グッピーが活発に生活できる水温は23~26度です。

日本の気候では夏は熱く、冬は冷たくなりやすいので、クーラーやヒーターを用意してあげるのがベストです。

また、水回りで注意したいのは水質です。

グッピーには大きく分けて「国産」と「外国産」がいます。

国産グッピーは日本で生まれ、日本で育っていますから日本の水で問題なく生活することができます。

ですが、外国産グッピーは日本の水に慣れていないことが多く、いきなり日本の水に入れてしまうと体調を崩してしまうことがあるそうです。

外国産のグッピーを迎える際は日本の水に慣らされているかを確認しましょう。

 

エサは何を食べるの?どのくらい与えればいい?

基本的にはなんでも食べますが、特に好物なのがイトミミズです。

その他にもグッピー専用の栄養バランスが考えられた人工飼料も販売されています。

なので、基本的には人工飼料を与えて、たまに生き餌を与えてあげるのもいいでしょう。

毎日同じ食べ物だと熱帯魚も飽きてしまいそうですからね。

エサの量は2~3分で食べ終わる程度がベストです。

飼い始めはどのくらいか検討もつかないと思うので、まずは少しずつ与えてみましょう。

食べ残しや食べた後の排泄物が水質の悪化につながりますので、くれぐれも食事の与えすぎには注意してください。

グッピーの餌を詳しく見てみる【楽天】

 

混泳はできる?おすすめの種類は?

グッピー

飼育になれてくると次の段階は他の熱帯魚との混泳です。

グッピーの性格は温厚なため様々な種類の熱帯魚と混泳ができます

グッピーは水槽の真ん中から上層部を泳ぐので、水槽の底で生活するコリドラスや、グッピーと同じく温和な性格をしたオトシンもおすすめです。

逆にグッピーなどの小さい魚を捕食対象とする大きな魚や、気性の荒い魚と一緒の水槽に入れるのは避けましょう。

 

グッピーに関するその他の記事

グッピーに関しては、以下の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

熱帯魚の飼育は難しいと思われがちですが、始めてみると意外に簡単なんです。

最低でも「飼育準備」と「水質・水温」をしっかりと覚えていれば簡単に始められます。

特にグッピーは丈夫な熱帯魚なのでおすすめですよ。

また色や尾ビレの形などバリエーションが豊富な種類のため、繁殖する楽しさもあります。

「グッピーに始まり、グッピーに終わる」という言葉も納得できますね。