ハリネズミ

ハリネズミってかわいいですよね!

ハリネズミを飼いたいけど、飼育方法がイマイチわからない・・という方も多いのでは?

今回はそんなハリネズミの飼い方を、おすすめのケージや餌などの情報も交えてまとめてみました!

 

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ハリネズミの特徴

ハリネズミってどんな生き物なんでしょうか。ちょっとハリネズミという動物について簡単にまとめてみました。

ハリネズミは「ネズミ」という名前が付いていますが、実はネズミではなくてモグラの仲間なんです。モグラの仲間らしく、明るいところは苦手で夜行性でもあります。

ハリネズミは単独行動をする動物ですので、飼育する場合は必ず1匹で単独飼育するようにしましょう。

同じケージに2匹以上入れると、ケンカをして怪我をしてしまう恐れもありますので注意しましょう。

また犬や猫のように人間にべったり懐くという事もなく、観賞用のペットであると割り切っておきましょう。

しかし、ハリネズミの性格にも個体差があり、全く懐かない個体もいる一方で、飼い主に懐く個体もいるのが特徴です。

根気よく頑張ればかなり慣らすことできるようです。

ハリネズミのカラーバリエーションはいくつかあります。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 

ハリネズミの冬眠

ハリネズミは冬眠をする動物です。

気温が20℃を下回ると動きが徐々に鈍くなって、やがて冬眠に入ってしまいます。

冬眠にはたくさんのエネルギーを消費します。

なので野生のハリネズミは冬眠前に、冬眠に備えて食糧を十分に貯え、長い時間をかけて冬眠の準備をします。

しかし飼育下ではそういうわけにはいかず、冬眠の準備が不十分なまま気温が下がってしまい、冬眠に入ってしまう、ということが起こり得ます。

眠っている間は一切食事を摂らないため、徐々に体力が衰え、命を落としてしまうこともあるのです。

ですので、ハリネズミを飼育する場合は冬眠させないように対策を立てる必要があります。

 

冬眠させないために

先に述べた通り、ハリネズミは気温が20℃を下回ったあたりから冬眠モードに入ります。

なのでペットヒーターを使用し、温度管理を徹底するのが良いでしょう。

温度管理を行う際には必ず温度計を設置し、適温を維持できているかを確認できるようにしましょう。

ハリネズミの飼育における適正温度は、およそ25℃~30℃と言われています。

また、暑すぎると逆に夏眠に入ってしまうという特徴も併せ持っています。

夏場には暑くなりすぎないようにも気を配るようにしましょう。

 

ハリネズミの餌

野生のハリネズミは小さな昆虫やミミズ、カタツムリやナメクジ、またカエルやトカゲなんかも食べています。

非常にたくさんの種類の食べ物から栄養を摂取していますね。これらの餌を毎日与えられれば良いのです。

しかしペットとして飼う場合、そうそう簡単に昆虫やミミズを入手できないですよね?

しかも冬になると活動している昆虫は少なくなり、なおさら入手困難です。

しかしハリネズミがペットとして広まってきたのもあって、近年ではきちんと「ハリネズミ用フード」が販売されています。

基本的にはこの市販されているハリネズミ用フードを与えておけば問題ないですが、副食やおやつとしてハリネズミフード以外のものも与えると良いでしょう。

ペットショップに行けば、ミルワームという芋虫が生餌として販売されていますし、爬虫類用の生き餌としてコオロギも販売されていますので、これらを利用するとハリネズミの食虫の欲求を満たしてあげられます。

また虫以外にも、果物(りんごやオレンジなど)も時々与えるとビタミン摂取に良いようです。

ハリネズミ用フードの入手が困難である場合、キャットフードやドッグフードでも代用ができます。

しかしキャットフードやドッグフードはハリネズミには硬すぎるのでふやかしてから与えましょう。

 

餌の量

ハリネズミは自身の体重の3分の1の量の餌を食べるとされています。しかし飼育下でのハリネズミは、野生のハリネズミとは運動量も異なるため、野生の

ハリネズミと同等の食べる量では食べ過ぎによる肥満などの問題が懸念されます。

ですので主食としてハリネズミ用フードを大さじ1~2杯を与え、おやつとしてコオロギやミルワームを少量、野菜や果物を少量与えるようにすると栄養バランスの点からもオススメです。

 

餌の与え方

ハリネズミは夜行性で、一晩中餌を探し、食べながら活動しています。

理想は夜の間に何度かに分けて与えるのがベストでしょう。

しかし飼育下ではそういうわけにもいかないかと思います。

ですので、夜に活動開始したら餌を与えるという与え方が良いとされています。

また翌朝に食べ残しがある場合は、取り除くようにしましょう。

食べ残した餌は傷みやすいですし、いつでも食べられる状態にしておくと食べ過ぎて肥満の原因にもなってしまいます。

 

飲み水

ハリネズミの飲み水は給水ボトルを使用して与えましょう。

お皿などに水を入れるとひっくり返す恐れもあり、衛生面からもオススメできません。

水は水道水でも問題ありません。

ウォーターボトルフラット

 

ハリネズミの飼育環境

ハリネズミを飼育する際に、ケージを使用する他、ガラス水槽で飼育するなど様々な方法があります。

それぞれの飼育方法にはメリットやデメリットがありますので、参考にして頂ければ幸いです。

 

ケージ

一般的な網のケージですね。

メリットは何と言っても風通しの良さですね。

夏場の飼育には必須とも言える風通しの良さの条件ですよね。

またいろんなタイプの商品がありますので、自分の気に入ったケージで飼うことができるでしょう。

デメリットとして、保温がしにくいという難点もあります。冬は冬眠対策として保温の必要がありますので、冬場の飼育をどうするかが悩みどころですね。

またペットを飼う場合に避けて通れない、「臭い対策」も必須になります。少し掃除をサボったりすると、嫌な臭いが気になるかと思います。

 

ガラス、アクリルケージ(水槽)

メリットとしては、四方を囲まれていますので、保温性に優れています。

またガラスやアクリルは透明ですので、中のハリネズミを観察するのには一番適しています。

また臭いも外に漏れにくいので、臭い対策にそれほど悩まされることはないでしょう。

デメリットとして、風通しが悪いです。

熱や湿気がこもりますので、ケース内の衛生面に問題が生じやすくなります。

どちらのケージで飼う場合にも一長一短がありますが、対策を立てることでデメリットを解消することができます。

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デメリット一発解消!おすすめの飼育ケージは?

ハリネズミの飼育にオススメのケージは、「ケースバイケ-ス」というガラスケージです。

非常にたくさんの便利な機能が満載で、痒いところにも手が届く機能性がなんとも嬉しいケージなのです。

またケースバイケースの種類もたくさんのサイズがあり、自分の好みのケージで飼育することができます。

 

ケースバイケース60M

ケースバイケースの良いところ①

ケースバイケースは全面にガラスのスライド式の扉が付いており、お世話がしやすいです。

また扉には鍵がついており、脱走される心配もありません。

 

ケースバイケースの良いところ②

側面がメッシュパネルに変更できます。
暑い夏も、このメッシュパネルに付け替えるだけで、ガラスケージながらも通気性が良くなります。

 

ケースバイケースの良いところ③

ガラスケージなので保温性はそのまま維持できます。

底にケースバイケース専用のパネルヒーター、「ナイーブ」を差し込める仕様になっており、便利です。また中に入れたペットヒーターのコードを外に出す

為の穴も用意されていますので、ヒーターの設置も楽々スタイリッシュに行うことができます。

 

ナイーブ

 

ケースバイケースの欠点

ケースバイケースは良いところがたくさんある嬉しいガラスケージですが、欠点もあります。

それは、「意外と建付けが良くない」という点です。高さがあるタイプのケージほど、結構ガタガタ揺れるので、これを嫌う人も多いようです。

しかしハリネズミを飼う場合、高さは必要ありませんので、この欠点は無いとも言えるのではないでしょうか。

またガラスなので、飼育用品を取り付けにくいという欠点もあります。回し車などの取り付けにも工夫が必要になりますね。

 

その他用意する飼育用品は?

床材

市販のウッドチップや牧草を使用すると良いです。

その他にはシュレッダーにかけた新聞紙でも代用できます。

またハリネズミは針葉樹にアレルギー反応を起こす場合があります。

ウッドチップを床材として使用する際には、針葉樹のものは避け、広葉樹のものを使用するようにすると安心ですね。

アスペンの大地

寝床

隠れられる場所としても寝床となる巣箱は必須アイテムとなります。

ハリネズミ ハウス

回し車

運動不足解消のためにも回し車を設置すると良いでしょう。

しかしすべてのハリネズミが回し車を回すとは限りません。

中には全く回さない子もいますので、そういう場合には取り外しても構いません。

その場合、運動不足解消の為に部屋を散歩させるなどの対策を取りましょう。

サイレントホイール BIG

ケージの置き場所や注意点

静かな場所が良いです。ハリネズミは聴覚に大変優れていますので、大きな音(テレビなど)はストレスになってしまいます。

またその他のペット(犬や猫などの外敵)との距離が近いとストレスになってしまいますので注意しましょう。

また温度差が激しい場所も避けた方が無難です。日中に直射日光に当たったり、夜に冷え込みやすい場所などは特に置かない方が無難です。

 

ハリネズミの赤ちゃん

ハリネズミを繁殖させてみたいと思っている方もいることでしょう。

しかしハリネズミの繁殖はとても難しく、特に赤ちゃんを無事に育てるのは至難のワザだと言われています。

しかし上手く育てるポイントさえ抑えておけば、決して不可能というわけではないのです。

ハリネズミの赤ちゃんの育て方に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

ハリネズミはペットして飼うためには、注意点もたくさんありますね。

ハリネズミと上手に付き合っていくためにも、ハリネズミの習性や食事の注意点などもよく勉強してから飼うようにしましょう。