ヒキガエルってどんなカエルだと思いますか?

童話にも出てくる、比較的メジャーなカエルですが、あまり良い印象を持っている人はあんまりいないのではないでしょうか。

それはヒキガエルには毒がある、などと言われているのも理由の一つでしょうし、色合いも地味で美しいとは言い難いような外見も特徴的です。

そんなヒキガエルですが、実際に毒はあるのでしょうか。

またどんな生態をしていて寿命はどれくらいあるのでしょうか。

それに飼育はできるのかなど、ヒキガエルのあれこれに関して、詳しく調べてまとめてみました。

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ヒキガエルの生態


ヒキガエルは低地から高地のあらゆる森林や草原などに生息し、民家の庭などでも普通に見ることができるカエルです。

また自然の中だけでなく、都市化が進む中、街中であっても生息することができるくらいのタフなカエルでもあるため、東京の都心部でも普通に見かけるカエルなのです。

またカエルでありながらも、水をあまり多く必要としないという特徴があるため、水辺から離れた森林でも問題なく生息できる強い体を持っているのです。

餌とするのは食べられるくらいの大きさの昆虫やミミズなどで、肉食性です。

活動するのは夜で、昼間は石や木の下などで休んでいることが多いです。

またカエルですのでオタマジャクシで産まれるのですが、ヒキガエルの特徴として、オタマジャクシ(幼生)である期間が短く、小さなうちにカエルに変態し、そこから大きく成長するという特徴もあります。

これは水が必要とされるオタマジャクシの期間を短くすることで、水の無い所でもすぐに対応できるように進化したものだと考えられますね。

これもヒキガエルの強みの一つだと考えられます。

 

ヒキガエルの大きさ

ヒキガエルは比較的大柄な体です。

大きさに関しては、カエルに変態したばかりの子ガエルと大人のカエルとでずいぶん異なるのも特徴的です。

子ガエルの場合は7㎜程度の大きさしかありませんが、大きく成長すると18㎝にも達する個体もいるくらいです。

 

ヒキガエルの種類

様々なヒキガエルが生息していますが、日本国内では4種類のヒキガエルの生息が確認されています。

一般的に良く見かけるのがニホンヒキガエルという種類で、列島の東の方に生息しているアズマヒキガエルと、西の方に生息しているニホンヒキガエルに分類することができます。

また北陸から紀伊半島にかけて生息しているナガレヒキガエルや、南西諸島に生息しているアジアヒキガエルの亜種であるミヤコヒキガエル、小笠原諸島、大東諸島、八重山諸島に定着した外来種のオオヒキガエルの生息が確認されています。

またガマガエルち呼ばれているカエルは、このヒキガエルの事を指すようですね。

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ヒキガエルには毒がある?

数々のカエルには毒があると言われていますよね。

あのアマガエルにでさえ皮膚に微弱ながらも毒があることで知られています。

アマガエルに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

同じく、ヒキガエルにも毒があるというのは本当で、こちらの持つ毒はアマガエルの毒とは全く違う、結構強い毒であると言われています。

ヒキガエルの毒は耳の付近の「耳腺」と呼ばれる器官から分泌されます。

これは神経毒の類で、皮膚に付着すると炎症を起こしたり、口に入ると嘔吐や下痢、幻覚や心臓発作も引き起こすことがある恐ろしいものなのです。

最悪の場合死に至るケースもあるようですので、とりわけヒキガエルの毒には注意すべきです。

 

ヤマカガシとヒキガエルの毒

ヤマカガシと呼ばれているヘビがいるのをご存知でしょうか。

このヤマカガシは、ヒキガエルが好物であり、捕食するヘビなのですが、ヒキガエルの毒とも強い繋がりがあるのです。

ヤマカガシはヒキガエルの持つ毒に対して耐性を持っており、このおかげで捕食することができるのですが、この際にヒキガエルの持つ毒を自分のものにしてしまう特徴も持っているのです。

ヤマカガシがヒキガエルを食べると、ヒキガエルの毒はヤマカガシの頸部に貯蔵され、これを自分の毒として攻撃の際に使用する事ができるのです。

ヒキガエルを食べたことのないヤマカガシにはもちろんこの毒はありませんが、そんなヤマカガシでもヒキガエルを与えると、毒を出すようになったという報告があります。

まさにヤマカガシはヒキガエルにとって天敵であり、ヤマカガシにとってヒキガエルは貴重な存在なのかもしれませんね。

 

ヒキガエルは飼育できる?

ヒキガエルは前述の通り毒を持っていますので、それにさえ注意をしていれば比較的簡単に飼育することができます。

用意するものは45㎝~60㎝幅の水槽があれば飼育容器はOKです。

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ここに床材として土を入れてあげると良いのですが、園芸用の国土やピートモスなど保湿性が高いものを活用することができます。

黒土が最も適しているという意見もあるようで、黒土からミネラルを摂取しているという話もあります。

ですので黒土に卵の殻などを砕いて混ぜておけばより効率的にミネラルを摂取することができるのでおススメですね。

カエルの床材も販売されているようですので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

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ただ、力も強く跳ねて脱走されることがありますので、蓋をして石やレンガなどを乗せて脱走されないように注意しましょう。

隠れ家としてシェルターを入れてあげるのも忘れないようにしてください。

シェルターは何でも良いのですが、植木鉢の割れたものを逆さにしてもOKですし、タッパーなどを切って使ってもOKです。

それほど水を必要としませんが、全く無いのは問題ですので、体がすっぽり収まるくらいの容器に水を張って、土に埋めててあげると必要な時に水浴びをします。

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餌は昆虫やミミズなどがあればOKですが、捕獲が困難な場合、ペットショップに餌用のコオロギも販売していますので、そちらを活用しても良いでしょう。

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温度管理

ヒキガエルは冬になると冬眠します。

冬眠させない場合は25℃前後の温度に調節してあげる必要があります。

その場合は爬虫類飼育用のペットヒーターがあると便利です。

水槽であれば「暖突」というシリーズのヒーターが扱いやすく、おススメです。

サーモスタットも併用すれば簡単に自動で温度管理ができますよ。

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ヒキガエルの寿命

ヒキガエルはカエルでありながらとても長寿です。

一般的に10年~15年くらい生きるとされていますが、何と長いものでは36年も生きたという話もあるくらいです。

一度飼育すれば長い付き合いになるのは間違いなさそうですね。

 

まとめ

ヒキガエルは都市化した町中でも生きていける強い体を持ったカエルで、強めの毒を持つので、扱いには少々気を付けるべきカエルですね。

寿命も長く、10年以上は生きてくれるくらい長寿です。

飼育も毒にさえ気を付けていれば簡単に飼う事ができますので、ヒキガエルを触ったあとは必ず手を洗うのを忘れないようにしてください。

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