イシガメというカメをご存知ですか。

日本には数種類のカメが生息していますが、もっとも有名どころのカメといえば、このイシガメとクサガメではないでしょうか。

ペット用のカメとして海外から輸入されて爆発的に増えてしまい、問題視されているミドリガメも有名どころではないかと思います。

そこで今回は、この中でも日本固有種であるイシガメに焦点を当て、イシガメの飼育方法や、飼う場合に注意すべき事などを詳しく調べてまとめてみました。

 

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イシガメは水棲ガメである

イシガメは水のあるところに生息している水棲ガメです。

ですので飼育する際にも水辺を作ってあげる必要があります。

しかしイシガメの特徴として、それほど水を必要としない、という話もあるのです。

クサガメであれば池など比較的水の多い場所に生息し、泳ぎも得意であると言われています。

一方イシガメはというと、それほど深い水場は必要ないのがクサガメとの違いです。

 

用意する水槽の大きさ

イシガメを水槽で飼育する場合は、最低でも幅60㎝ある水槽を使用してください。

イシガメは小さいものでも13㎝~15㎝くらいに成長します。

イシガメはオスとメスで体の大きさが異なる特徴があり、メスの方が大きくなるカメです。

メスであれば大きいものだと30㎝に達する個体もいますので、60㎝の水槽でも窮屈になりがちになってしまいます。

水槽は広ければ広いほど良いのは間違いないですが、メンテナンスが大変になるというデメリットもあります。

そういったことを考えて水槽を選んでください。

 

陸地を広くとる

イシガメが生きていくためには水場が必要ですが、それと同じくらいの広い陸地も必要です。

むしろ陸地を多くとってあげたいところです。イシガメは日光浴が大好きです。

日光浴がしやすいようにうまく陸地を作ってあげましょう。

 

日光浴の必要性

イシガメに限らず、カメには日光浴が必要不可欠になります。

理由は甲羅を乾かしたり、温度を上げて食べたものの消化を良くする、紫外線を浴びる事によって体内でカルシウムの吸収を促進するなどの働きがあります。

日光浴させてあげられないと、カメはいとも簡単に病気になってしまいます。

室内で飼育する場合には人工的に日光浴させられるグッズである、バスキングライトと呼ばれるライトを使用することが推奨されています。

 

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バスキングライトで日光浴させる場合の注意点

バスキングライトを使用する際には、ライトを当てる部分に注意してください。

ライトは水槽の全体に当たるようにするのではなく、作った陸地の一部分に当たるように設置します。

このライトが当たった部分をホットスポットと呼びます。

このホットスポットでイシガメは日光浴をします。

こうすることで体温が上がり過ぎたら自分で水場に行って体温を下げ、また寒くなったらホットスポットに行き体温をあげるといったコントロールができるようになります。

 

バスキングライト

イシガメはきれい好き

イシガメはきれい好きなカメとしても知られています。

水がきれいな場所である川の上流などに生息していますので、汚れた水で飼育していると皮膚病などの病気になってしまいます。

水は常にきれいな状態を維持しなければいけないのです。またイシガメは体が汚れると気になるようです。

体が汚れないような工夫をしてあげる必要があるのです。

 

イシガメには泳ぐ場所は必要ない?

イシガメは泳ぐという事はあまり必要ありません。

陸地をほとんどメインにして、水場は水が飲める場所として、体の半分くらいが浸かれるくらいの水があれば十分なのです。

川の上流に生息すしているという事もあり、水場でも泳ぐというよりは歩くことが多いカメなのです。

とはいえ、泳げないわけではなく、水がたっぷり入った場所で飼育するとスイスイと泳ぎ回ります。

 

水質を維持する方法

イシガメ飼育にてとても大事なことは水質の維持です。

水質をきれいに保つためには頻繁に水換えする必要があります。

水換えはできれば毎日行いたいところですが、最低でも週に2~3回は行うことをおススメします。

 

水場の水が少ない飼育方法であれば水換えはそれほど面倒にもならないです。

しかし泳げるくらいの水を入れている場合は水換えも大変になります。

そんな場合は、ろ過フィルターを用いたろ過装置を使う方法もあります。

ろ過装置にも色々とあります。順番に見ていきましょう。

 

投げ込み式

金魚の飼育などでも良く見られるブクブクがそれですね。

最も簡単に導入できますが、ろ過能力は低くて本格的ではありません。

 

外掛け式

水槽の外に掛けて取り付けるフィルターです。

水を吸い上げ、フィルター内のろ材を介して水をろ過し、水槽に戻します。

メンテも簡単で見た目も良いですが、ろ過能力はやや低い特徴があります。

 

外部式

水槽の外部にろ槽を設置し、水をろ槽に通してろ過してから水槽に戻す方法です。

この方法はろ過能力がとても高いのですが、水の吸い上げにサイフォン式を採用しているため、水槽よりも低い位置にろ槽を設置する必要があります。

水槽床に直置きにしている場合などには使用不可です。

 

底面式

床に敷いた砂利がそのままろ材になって水をろ過する方法です。

この方法は一番ろ過能力に優れていますが、定期的に床に敷いた砂利ごと大掃除をしなければならず、メンテナンスがとても大変だというデメリットがあります。

 

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イシガメの餌

イシガメは雑食性です。野生のイシガメはどちらかというと水草やコケなどの植物性の餌を主に食べているようです。

動物性の餌だと、ミミズや昆虫などがありますね。

飼育下でもこのような餌をあげても構わないのですが、ペットショップにはカメ専用の人工フードが売られています。

これにはカメが必要とされる栄養素が含まれていますので、これを利用すれば大丈夫です。

ときどきミルワームなどの生き餌も与えてあげると良いでしょう。

 

カメの主食

餌をあげる場所

クサガメであれば水の中の方が食べやすいとされているのですが、イシガメが餌を食べる場所は、陸地が良いです。

餌は食べ残しが出ないように食べきれるくらいの量を与えます。

食べ残しの餌が水に残るとたちまち腐敗し、水を汚してしまいます。

カメの飼育は特に水の汚れには注意して下さい。またカメは水浴びをする水と、飲み水とを区別していません。

水場が汚れていると、水を飲まなくなり、病気になってしまうこともあります。

 

イシガメの散歩

イシガメを狭い環境で飼っている場合には、定期的に散歩させてあげるようにしましょう。

散歩は庭などに放して歩かせるくらいで十分です。

水場で泳がせる場合には、大き目のタライを用意し、水を張ってそこで泳がせるようにします。

公園の池などに放すと、あっという間に泳いでいってしまい、簡単に逃げられてしまいます。

イシガメは思った以上に歩く速さが速いですので、散歩させている間も常に見張っておきましょう。

 

 

イシガメは冬眠する

イシガメは気温が下がると冬眠します。

寒さに強いカメですので、20℃以下になっても元気に活動することができますが、さすがに寒くなる冬には冬眠します。

しかしなかなか冬眠せずに、5℃を下回ったくらいからようやく冬眠モードに入ることもあります。

飼育下では冬眠させない飼い方もあります。

この場合はヒーターを使用し、水槽内の温度を25℃前後に保ってあげる必要があります。

 

イシガメのためのヒーター

水をあまり必要としないので、水槽用のヒーターはあまりおススメできないかもしれません。

リクガメなどに用いる爬虫類用のヒーターを使用する方が良いかと思います。

おススメの商品に「暖突」というシリーズのヒーターがあります。

パワーも使い勝手も申し分ありませんので、ぜひ使ってみてくださいね。

 

暖突 だんとつ Mサイズ

クサガメ

イシガメと並んで人気のあるカメであるクサガメ。

クサガメとイシガメの違いやクサガメの飼育方法に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

まとめ

イシガメはクサガメと並んでペットとして人気があるカメです。

馴れやすさではクサガメの次に馴れると言われています。

またイシガメは日本固有種のカメですので、日本の気候に順応しており、飼いやすいです。

クサガメやミドリガメと違い、同じ水棲ガメとはいってもそれほど水を必要とせず、水場のメンテナンスも容易なのが嬉しいところです。

 

イシガメの飼育で注意すべきところは、飼育環境をいかにきれいに保つかという事です。

イシガメはとてもきれい好きなカメで、水が汚れていると簡単に皮膚病になってしまいます。

それどころか、水質の悪化が様々な病気の引き金になってしまいますので、水質の維持には特に注意を払いましょう。

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