クサガメと言えば、ミドリガメと並んでペットにしやすいカメとして有名ですよね。

川や池で捕まえたりした経験がある人もいるのではないでしょうか。

ペットショップに行けば、「ゼニガメ」として販売されているカメが実はクサガメです。

そんなクサガメですが、正しい飼い方をご存知でしょうか。

今回はクサガメを飼育する場合の正しい飼い方と注意点を詳しく調べてまとめてみました。

なお、クサガメの特徴などについては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

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クサガメ飼育で必要なものは?

クサガメを飼うために必要なものはどんなものがあるでしょうか。順番に見ていきましょう。

 

飼育ケース

飼育ケースは絶対に必要になります。

ではどのような大きさのケースが望ましいのでしょうか。

ゼニガメとして売られているクサガメの幼体はわずか5㎝程度しかありません。

この頃のクサガメであれば30㎝四方の小型の水槽でも飼育可能です。

しかし成長したクサガメは20㎝、大きいものだと30㎝に達するものもいるくらいです。

30㎝の水槽では明らかに窮屈になってしまいます。

いずれは引っ越ししなければいけませんし、そう考えると始めからそれなりの大きさのケースを用意した方が後々便利だと思います。

おススメの大きさの水槽は幅60㎝以上の水槽です。

 

90㎝や120㎝の水槽もありますが、かなり大きいので本格的に飼育する場合を除いてあまりおススメできません。

メンテナンスやお世話も大変ですからね。特に問題が無ければ60㎝の水槽を用意しましょう。

水槽を利用するのは、クサガメは水棲のカメだからです。

リクガメを飼育する際に用いる爬虫類毛ケージは適していません。

 

浮島

クサガメは水棲のカメですが、ずっと水の中にいるわけではありません。

クサガメは日光浴を頻繁に行います。

日光浴を行うための場所である「ホットスポット」と呼ぶ場所を設けてあげる必要があるのです。

 

クサガメは日光浴を行い、体の体温を上げ、食べたものの消化吸収を良くします。

またビタミンDを生成し、カルシウム吸収を促進する働きがあります。

クサガメには日光浴は絶対に欠かせない大事なものなのです。

浮島は岩を設置してやり、水場から少し浮き出たくらいにしてあげるのがベストです。

 

カメの浮き島

 

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バスキングライト

バスキングライトとは、日光浴の代わりとなる人工的なライトです。

室内飼育などで日光浴をさせられない場合などには特に必要になります。

ちょっと高価なのですが、室内飼育の場合には必須アイテムなので、必ず設置するようにしてください。

バスキングライトで浮島を照射し、ホットスポットを作ります。

ホットスポットの温度は30℃~35℃程度に管理し、やや暑いくらいが良いと思います。

ここでクサガメは甲羅を乾かしたり、日光浴を行います。

 

バスキングライト

ヒーター

バスキングライトとは別に水を温めるヒーターも必要になります。

カメは変温動物です。水温が下がると活動できなくなり、餌も食べられず、消化もできなくなり、やがて冬眠せざるを得なくなります。

冬眠させない場合はヒーターで水温を25℃前後に保つようにしましょう。

ヒーターの温度管理にはサーモスタットがとても役に立ちます。

温度の上がりすぎを未然に防ぐことができますので、ぜひ一緒に導入してみてください。

 

カメ元気AUTO HEATER

 

クサガメの餌は?

クサガメは雑食性です。

自然界のクサガメは水草やコケなどの植物性の餌、ミミズや昆虫、貝類などの動物性の餌などいろんなものを食べて暮らしています。

飼育下においてはカメ専用の餌が多く出回っていますので、それらを活用すると良いでしょう。

 

カメの専用フードにはカメに必要な栄養がバランスよく配合されています。

市販のカメの餌を主食にしつつ、時々果物など違った餌も与えるようにしてください。

クサガメは実は食べ物に対して飽き性なところもあるのです。

同じ餌を与えていると、食いつきが悪くなる場合もあります。

こういう場合はいつもと違う餌に一時的に変更してみると、食いつきが良くなることがありますので、ぜひ試してみてください。

 

コメット カメの主食

 

 

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餌を与える頻度は?

子ガメのうちは育ち盛りのため、頻繁に餌を与えるようにします。

一日に2~3回くらいの頻度で与えましょう。

成長してくれば一日一回の給餌で十分になります。

餌をあたる時間は、カメが最も活動し、餌を消化吸収できやすい日中に行うようにしてください。

 

水換え

クサガメの飼育において最も大切になるとも言える作業が、水換えでしょう。

クサガメは水の中で餌を食べ、水の中で糞尿をします。

つまり、そのままにしておくと、とんでもない速さで水が汚れてしまうのです。

 

しかもクサガメは水を飲みます。

当然飲み水用の水を飲むというわけではなく、泳いでいる水場の水を飲みます。

あまりにも汚れた水のままだと、クサガメは水を飲まなくなってしまい、脱水症状になってしまう場合もあります。

ではどのくらいの頻度で水換えを行う必要があるのでしょうか。

 

実はカメの飼育における水換えは頻繁に行えば行うほど良いとされています。

ベストなのは一日に一回は水換えを行いたいところです。

しかしなかなかそれも難しい場合もあるかと思います。

ですのでせめて一週間に2~3回は水換えしてあげるようにし、水はすべて入れ替えるようにしてください。

この時の残っていた餌の残りなどもすべて捨てておくようにしてください。

 

水の「ろ過器」は必要なのか?

水を使い飼育する生き物、魚などに必須となる水のろ過器ですが、カメの飼育にも役に立つのでしょうか。

答えはノーだと言えます。カメの飼育ではろ過器は役に立たなくなります。

それだけカメが水を汚すスピードが速いのです。

まったく水をきれいに出来ずに無駄となってしまうので、ろ過器の設置は不要です。

やはり水換えを頻繁に行うことで水質の維持を行いましょう。

 

 

クサガメの産卵

クサガメの繁殖、産卵に関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

クサガメのニオイ対策

カメを飼っていると気になるのが「ニオイ」だと思います。

クサガメのニオイ対策に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

まとめ

クサガメはとても飼いやすい、ぺっととしてもおススメできるカメです。

ペットショップでもクサガメの幼体が「ゼニガメ」という名前で販売されており、1匹あたりおよそ500円程度で購入できてしまいます。

かなりお安く購入できるので、可愛いからと言って衝動買いしてしまう人も多いのです。

 

しかしクサガメは成長すれば20㎝~30㎝にまで成長しますし、寿命も20年以上も生きるため、飼いにくくなったり予想以上に長い付き合いになってしまいます。

このことを良く頭に入れてから購入、飼育するようにしましょう。

 

また、カメは生体価格は比較的安いものの、飼う場合に必要となる設備費用がかなり掛かってくる傾向にあります。

水槽、ヒーター、ライト、餌など必要最低限のものを考えても、これだけは必要になります。しかもそれぞれがそれなりに高価ですので揃えるのが難しい場合もあるかと思います。

こういった注意点をしっかりと把握したうえで飼うようにしたいですね。

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