ネオンテトラの飼育方法は?混泳はできる?注意点も!

赤と青のラインが鮮やかなネオンテトラ。

飼ってみたいけど「初心者でも飼育できるのかな?」、「他の熱帯魚と一緒の水槽で大丈夫かな?」といった疑問を持っている方のためにネオンテトラの飼育方法をまとめました。

 

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ネオンテトラの飼育に必要なもの

まずは熱帯魚を飼育する上で必要なものを揃えましょう。

基本的には水槽、フィルター、照明、ヒーター、エアーポンプがあればOKです。

ネオンテトラは初心者にも飼いやすい種類の熱帯魚なので、特殊なものでなければ大丈夫でしょう。

最近では入門セットとして一式揃ったセットもあるので、お店の人に聞いてみましょう。

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水作りと水合わせとは?水草は入れる?

熱帯魚飼育を始める前の大切な準備作業が水作りです。

水道水には殺菌のために塩素が多く含まれているため、そのままの状態だと熱帯魚にとってダメージになります。

どの熱帯魚も快適に生活できるために必要なのはバクテリアですが、塩素がバクテリアを死滅させてしまいます。

まずは水槽に入れる水をバケツにくみ「カルキ抜き」を行いましょう。

レモンを使ってカルキ抜きをする方もいるそうですが難しく上級者向きなので、市販されているカルキ抜き剤を使用しましょう。

ネオンテトラは臆病な性格のため、隠れられる流木や水草を用意して上がると良いでしょう。

熱帯魚を入れた後に流木などを設置するとせっかくきれいにした水が汚れてしまいますし、魚たちもびっくりしてしまいます。

流木や水草は魚を入れる前の段階で設置しましょう。

水作りが出来たら水合わせです。

ネオンテトラを徐々に水槽の水に合わせていきましょう。

購入した時の袋に入った状態でまずは水温に慣れさせ、次に袋の中へ水槽の水を少しずつ入れていき水質に慣れさせ、最後にいよいよ袋の口を開けて横倒しにします。

ネオンテトラが自ら袋の中から水槽へ出てきたら引っ越しが完了です。

 

ネオンテトラの適正水温とは?

ネオンテトラはアマゾンに生息する熱帯魚です。

水槽の温度や水質もアマゾンの環境に合わせていきましょう。

ネオンテトラに最適な温度は25度前後です。

比較的丈夫な熱帯魚なので22~28度の間であれば大丈夫だそうです。

水質は弱酸性~中性に保ちましょう。

水草を水槽に設置する場合はネオンテトラと同じ環境で生活できる水草を選んでください。

日本の気候は寒暖差があるため、夏場や冬場でも水温が一定に保てるように冷却ファンやヒーターがあるといいでしょう。

 

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ネオンテトラの餌や与え方とは?

エサは毎日1~2回程度で十分です。

エサを与えすぎると食べ残しやカスが水槽を汚す原因になるため気をつけましょう。

ネオンテトラのエサはブラインシュリンプや赤虫ですが、熱帯魚用のフレークタイプのものでも大丈夫です。

人間でもたまにごちそうを食べる事があるように、ネオンテトラも1種類のエサだけでなく、たまには生きエサを与えるのもいいと思います。

 

水替えの方法は?

ネオンテトラだけでなく、熱帯魚を飼育する上で水換えは大事な作業です。

熱帯魚を飼育していると次第にコケや食べカス、排泄物などが溢れ、きれいなアクアリウムを台無しにしてしまいます。

また、環境が悪くなると病気の原因にもなりますので、1~2週間に一度、1/4~1/3程度の水を換えましょう

 

ネオンテトラは混泳できる?

グッピー

一つの水槽に色とりどりの鮮やかな熱帯魚を飼育するのは熱帯魚飼育の醍醐味ではないでしょうか。

ネオンテトラは比較的穏やかな性格なので混泳に向いている熱帯魚です。

しかし、種類によっては気性が荒いネオンテトラもいますので、混泳させる時は事前によく調べておきましょう。

ネオンテトラの仲間(カラシン)は種類が豊富で、ほとんどの種類が同じ環境で生活できるため、まずはテトラ同士で混泳させて慣れるのもおすすめです。

 

混泳おすすめの種類

水質や水温といった生活環境がほとんど一緒のテトラ系がおすすめです。

特に鮮やかな体を持つネオンテトラとは対象的な印象の「ブラックネオンテトラ」がおすすめです。

なお、ネオンテトラの種類に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

ブラックネオンテトラは黒とプラチナのメタリックなラインが特徴で、鮮やかなネオンテトラとは違い落ち着いた紳士的な渋みがあります。

テトラ系以外では愛嬌のある独特な顔立ちで初心者にも育てやすい「コリドラス」というナマズ目の小型の魚や、水槽の苔を食べてくれる「ミナミヌマエビ」がおすすめです。

逆に「ペンギンテトラ」などの気性が荒く攻撃性が高い魚や、ネオンテトラサイズの魚が捕食対象の大きい魚との混泳は避けた方が良いでしょう。

混泳のポイントとしてはネオンテトラと泳ぐ高さが違う生き物を混泳させてあげると、水槽の全体的なバランスがとれた光景を楽しむことが出来ます。

 

まとめ

熱帯魚の飼育は難しいと思われがちですが、始めてみると意外に簡単なんです。

最低でも「飼育準備」と「水質・水温」をしっかりと覚えていれば簡単に始められます。

特にネオンテトラは比較的丈夫で、性格も穏やかなため「熱帯魚飼育の入門種」と言われる事があるほど初心者におすすめの熱帯魚です。

鮮やかな体が部屋に彩りを与える熱帯魚の飼育にぜひチャレンジしてみてください。