ベタ

ベタ

ベタは熱帯魚の中でもヒレがとても魅力的で美しく、ついつい飼ってみたくなってしまった人も多いのではないでしょうか。

ベタはコップ一つだけでも飼育できるくらい、簡単に飼う事ができる熱帯魚なのですが、知っておくべき注意点も結構あるものです。

そこで今回は、そんなベタの飼育方法について詳しく調べてまとめてみました。

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ベタの瓶飼育について

『コップで飼える熱帯魚』として有名なベタですが、実際はコップのような小さな容器だと水質が悪くなりやすいので、こまめに水を取り替えなければなりません。

お店ではプロがしっかりと管理してディスプレーしているので問題ないですが、知識のない素人が真似をするとすぐに死なせてしまうかも知れません。

それにある程度の大きさがあった方がよりベタの美しさを楽しむことができます。

ですから瓶やコップなどの小さなものではなく、しっかりとした水槽で飼育することをお勧めします。

 

ベタの飼育に必要なもの

ベタの飼育に必要なものを順番にご紹介していきます。

水槽

小さな容器は好ましくないということですが、実際にどのくらいの大きさがあればいいのでしょうか。

大きいほど水質の変化はしにくくなりますが、基本的にベタは1匹で飼育することが多いので25cm~30cmくらいの水槽が丁度いいでしょう。

水の量ですが、ベタの種類によってはジャンプ力が強いので水槽の外に飛び出してしまうことがあります。

それとベタは深い水深があまり好きではないので水深15~25cmくらいがちょうど良いでしょう。

また、金魚鉢などの丸い容器では歪んで見えるので病気の早期発見のためにも四角いものを選びましょう。

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エアポンプとフィルターなど

エアポンプは空気を送るためのものです。

そしてスポンジフィルターは水を濾過するためのものです。

ベタはラビリンス器官というものを持っていて、口から呼吸が出来るためエアポンプはあまり必要がないように思われますが、多少の水流があった方が水質を保つためにも良いことなのでエアポンプは用意しておいた方が良いです。

さらにこのエアポンプはフィルターと組み合わせて使うので空気を送りながら水を綺麗に保つことができるので、まさに一石二鳥と言えます。

エアポンプ→エアチューブ→一方コック→エアチューブ→フィルターの順に繋げて使います。

一方コックとは空気の量を調整するためのものです。

エアポンプをそのまま使うと水流が強くなってしまいます。

ベタは強い水流が苦手なので、そのまま使うと弱ってしまいますので空気の出る量を一方コックを使って少なくしてあげましょう。

フィルターの設置は少し水槽との間隔を広げて設置するようにしましょう。

そうすることでベタが水槽とフィルターに挟まれてしまうのを防げます。

エアポンプは『水心』という商品がオススメです。音が静かなので人気のある商品です。

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フィルターは『テトラ ブリラントフィルター』がお勧めです。

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水中ヒーターの設置

ベタは熱帯魚なのでヒーターを使って一定の水温に保つことが大切です。

ベストな水温は26度です。ヒーターには温度調整できるものと温度固定式のものがあります。

病気にかかった時などに温度を変えられるように温度調整のできるタイプがオススメです。

水中ヒーターはサーモスタットという温度調整するための器具をセットで使用する必要があります。

そうすることで水温調整をすることができます。

水中ヒーターは最初からサーモスタットがセットになっているものもあります。

このタイプは場所を取らないのと使い方が簡単なのでお勧めですが、ヒーターかサーモスタットのどちらかが壊れた場合全交換しなければならないのがデメリットです。

その点一体型でないものは壊れた方のみを交換すれば良いのでランニングコストが少なくなります。

しかしこちらの場合『設置の場所をとる』、『コードがゴチャゴチャして邪魔』などのデメリットが生じます。

ヒーターを使用する上での注意点は『必ず水中に入れる』ことです。

水が蒸発してヒーターが空気中に出てしまうと『から炊き状態』になり火災の原因になります。

ヒーターはなるべく縦向きにせず横向きに起きましょう。また製品によっては縦向きに使用出来ないものもあります。

ヒーターだけでなく器具の扱いは必ず取り扱い説明書をよく読んでから使用してください。

そうしないと思わぬ事故にあってしまうかも知れません。

もう一つ大事なものがあります。

それは水温計です。

こちらも必ず設置して水温を毎日チェックしましょう。

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水質調整剤

水道水にはカルキなどの魚にとって有害な物質が含まれています。

水道水を無害化するために必ず水質調整剤を使用してください(カルキ抜きが入っているもの)。

間違っても水道水をそのまま使ってはいけません。

水槽の準備ができても、すぐにベタを水槽に入れてはいけません。

エアポンプやヒーターを作動させた状態で1週間以上放置しましょう。

これは水質を安定させるためです。

どんな魚も水質の変化には敏感です。

水質が変わるとそれがストレスになってしまいます。

水質が安定するまでじっと我慢しましょう。

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ベタの水換えについて

水換えは1週間に1度を目安に行いましょう。

方法は前もってカルキ抜きした水をバケツに準備しておきます。

そして水温を水槽の水と同じ温度にします。水の交換をする時は全部を交換するのではなく、3分の1くらいにしておいた方が良いです。

その方が水質の変化が少なくなるからです。

そしてこの時にお掃除用のスポイトで糞や食べ残しなどを綺麗にとってあげましょう。

 

ベタは混泳できる?

ベタのオスは『闘魚』として有名でその闘争心の強さから賭け事に使われることもあります。

まず、オス同士の混泳は不可能と考えてください。

オスとメスのセットでも相性が悪いとオスがメスを攻撃する場合もあるので注意が必要です。

基本的にメス同士なら混泳は可能ですが、メスの中にも気が強い個体がいるので、その場合は別の水槽に隔離した方が良いでしょう。

 

ベタの餌は?

ベタ用の餌を与えましょう。

『ひかりベタアドバンス』がお勧めです。

ベタはついつい食べすぎてしまう魚です。

欲しがっているからと言ってあげすぎると死んでしまうこともあるのです。

1日に2回様子を見て少しずつ与えるようにしましょう。

気をつけないといけないのは『1回〇粒』と言うのを鵜呑みにしてしまうことです。

個体や年齢によって食べる量は変わるので、よく観察をしながら量を調整することが大切です。

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まとめ

ベタはコップで飼えるという認識を捨ててしっかりとした環境を作ってあげることが長生きさせるための秘訣です。

そして魚だけでなく器具の取り扱いは説明書を読んで正しく使用しましょう。

 

ベタに関する記事

ベタに関する事は、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。