ベタ

闘魚としても有名な熱帯魚「ベタ」。

ベタにはたくさんの種類があり、色も形も多種多様で見ていても飽きることはありませんね。

そんなベタを飼育するのに欠かせないのが「水草」になります。

どのような水草でも良い、というわけではなく、それぞれの水草の特徴をしっかり把握したうえで、よりベタ飼育に適している水草を選んであげる方が良いでしょう。

そおこで今回はベタ飼育におススメの水草をいくつかご紹介します。

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ヘアーグラス

マツバイとも呼ばれ、水田などでよく見かけます。芝生のような水草なので水槽に入れるとまるで水の中に草原があるように見えるので人気のある水草です。

ヘアーグラスは水槽の前面に前景として使用するのが一般的ですので、あまり背が高くならないショートヘアーグラスがより人気が高いようですね。
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ウィローモス

アクアリウムで使用する水コケの総称。CO2を添加する必要がなく光量も少なくて良いので扱いやすい水草です。

活着するタイプの水草ですので、流木や石などに巻き付けて水槽レイアウトとして良く使用されます。

光量もそれほど必要としない事から、水草の陰になる部分に使用でき、レイアウトの細部までこだわって楽しむことができますね。

水草の中でも活用範囲の広い、汎用性の高い水草だと言えるでしょう。
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アナカリス

別名オオカナダモといいます。

金魚藻の一つで安価で手に入れやすく、低温などの悪環境でもしっかり光合成を行って育つ丈夫な水草なので、初心者には扱いやすい水草だと言えます。

CO2添加なしでOK、光量少なめでも問題ありません。

しかし、よく伸びるのでカットをしないと光を遮ったりするので注意が必要です。
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マツモ

金魚藻として知られていて、金魚を飼育する時によく見られます。

細長い形が特徴です。

水質の浄化、安定に貢献してくれることで人気の水草で、水槽内の苔や藻の発生を抑えてくれることから、富栄養化を防ぐ目的でも導入されます。

水槽を立ち上げた時に最初に導入することで、いち早く水質を安定させる事ができますよ。
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サルビニアククラータ

サンショウモの仲間のライトグリーンが美しい浮草です。

葉が1枚ずつ筒のように丸まった形ですが、光量が少ないとハートのような形になります。

適温は25℃以上の高い温度での生育が理想だと言われています。

CO2添加は必要ないですが、より美しく成長させるのであれば、強光による生育が必要になります。

水流が強い環境では水流に巻き込まれ、枯れてしまうことがありますので、水流の少ない環境を好むベタにとってはピッタリな水草だと言えますね。
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アマゾンフロッグピット

アクアリウムの中でも最も初心者に扱いやすく、有名な水草です。

メダカ飼育初心者にもとてもおススメだとされていて、500円玉くらいの大きさの丸い葉を数枚持つ浮草です。

長い髭のような根っこを水中に垂らして養分を吸い取ります。

光量は少なくても成長しますし、幅広い水温にも適応できる丈夫さがあることからも人気があります。

ただし増えやすい事から水面を覆ってしまい、光を遮ってしまう事から他の水草の成長を阻害してしまう、という事も覚えておきましょう。
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水草選びの注意点

ベタは比較的水深を浅くして飼育するので背の高いものはトリミングの手間がかかります。

また、葉の硬いものはベタのヒレを傷つけてしまうかも知れませんので控えましょう。

ベタは葉っぱにくっついて休むことがあるので人工水草の『おやすみリーフ』というものを購入するのもいいでしょう。

 

まとめ

水草にはCO2を添加しなければならなかったり、光量が多くないと枯れてしまうものもあるので、初心者にはウィローモス、アナカリス、マツモが扱いやすくてオススメです。

アマゾンフロッグピットのような浮草はベタが泳ぐのに邪魔にならないのでオススメです。

しかし浮草は光量が強めの方が良いので、観賞用の5W程度の照明だと足りません。20~30Wくらいのものが理想です。

ベタが休んだり隠れたりするだけでなく、産卵の時にも必要なので水草は入れるようにしましょう。

 

ベタに関する記事

ベタに関する事は、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。