ここ最近では犬猫以外にも、小動物の人気がとても高い傾向にあります。
中でも根強い人気を誇っているのが、ハムスターですよね。
ハムスターにもたくさんの種類がいて、それぞれに異なった特徴や性格があります。
そんなハムスターの中でも、今回はキンクマハムスターと呼ばれているハムスターに関してご紹介していきたいと思います。
キンクマハムスターとは一体どんなハムスターなのでしょうか。
性格や特徴、また有名なゴールデンハムスターとの違いについても詳しく調べてまとめてみました。
目次
キンクマハムスターとは?
キンクマハムスターとは、そもそもゴールデンハムスターをペット用に改良したハムスターです。
ですので、キンクマハムスターに原産地というものはありません。
また、当然ですが野生のキンクマハムスターというものも存在しません。
キンクマハムスターの名前の由来は?
もともとゴールデンハムスターですので、ゴールデン=金(キン)。
そして顔がまるで熊のようだ、という事からキンクマハムスターという名前になったと言われています。
・・本当でしょうか。(笑)
キンクマハムスターの寿命は?
キンクマハムスターの寿命は、ハムスターですからやはり短く、およそ2~3年くらいと言われています。
しかしあくまで寿命は目安ですから、上手に飼育すればもっと長くいきてくれるかもしれませんよ。
参考程度に、ハムスターの寿命を人間の年齢に換算した表がありましたのでご紹介します。
これを見る限りでは、3年も生きれば大往生どころではないくらいの寿命である事がわかりますよね。
でもせめて2年は元気に生きていて欲しいな、と個人的には思います。
キンクマハムスターの身体的特徴は?
オスよりもメスの方が大きくなる特徴があるようですね。
オスが130g~200g、メスが150g~200gくらいと言われています。
またゴールデンハムスターよりも、キンクマハムスターの方が大きいのも特徴的ですね。
毛の色は主にアプリコットのきれいな色をしています。
キンクマハムスターの性格は?
ではキンクマハムスターの性格はどうなのでしょうか。
オスとメスでの性格の違い
オスはメスよりもおっとりしていて温厚だと言われています。
逆にメスはやや攻撃的な性格なことがあり、少々注意が必要かもしれませんね。
初めてハムスターを飼う、という場合にはオスのハムスターを選ぶと良いでしょう。
人懐っこい
キンクマハムスターはとても人懐っこい性格をしていますので、ペットにも最適なハムスターと言えるでしょう。
しかしハムスターはもともと警戒心が強く、ビビリな性格なのです。
飼い始めの頃からいきなり慣れている、という事は非常に稀であると思って良いでしょう。
最初に驚かしたりしないように、接し方には十分注意して徐々に馴らしていくようにするべきです。
トイレを覚える
キンクマハムスターはトイレを覚えてくれます。
トイレのしつけがしやすいのはポイントが大きいですよね。
多頭飼いはできる?
キンクマハムスターは縄張り意識がとても強い特徴を持っています。
ですので複数匹飼うという場合には、1匹ずつ別のケージを用意し、別々に飼育するのが望ましいです。
稀に中の良い個体がいると言われていますが、基本的にはケンカに発展することがほとんどです。
酷い場合には、どちらかがケガをして死んでしまう事もあるので単独飼育を強くおススメします。
なお、ジャンガリアンハムスターなどの小型のドワーフハムスターと呼ばれているハムスターですと、比較的多頭飼いが可能な場合もあるようです。
どうしても1つのケージで多頭飼いがしたいという場合には、小型のドワーフハムスターを飼う方が良いでしょう。
ジャンガリアンハムスターの多頭飼いに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
キンクマハムスターの値段は?
キンクマハムスターの値段の相場は、およそ1,500円~2,000円くらいが多いでしょうか。
ジャンガリアンハムスターですと500円くらいですから、高めな値段になっていますね。
ちなみにゴールデンハムスターの相場は1,000円くらいになっています。
ゴールデンハムスターに比べてキンクマハムスターがやや高価になっているのは、キンクマハムスターがペット用に人工的に誕生した種類であり、ゴールデンハムスターよりも流通量が少なく、希少価値が高いからだと言われています。
まとめ
キンクマハムスターはゴールデンハムスターをペット用に人工的に品種改良して誕生したハムスターです。
ゴールデンハムスターよりも値段設定が高めで、体も一回り大きくなる傾向にあります。
性格は人懐っこくて、ハムスターの中では非常に飼いやすくペットとしてはおススメのハムスターです。
しかし警戒心が強いのはハムスターの特徴です。
飼い始めの頃にはなかなか慣れない事も多いでしょうが、焦らずじっくり馴らしていくようにしましょう。
また縄張り意識が強いので、一つのケージで複数匹飼うのは難しいです。
必ず一匹ごとに一つのケージを用意してあげましょう。
その他のハムスターについて
その他のハムスターについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。