ウサギ

ウサギは近年、ペットとしてとても人気が高くなってきている小動物のひとつです。
その理由はいくつかありますが、主なものとしては、

  • 鳴かない
  • 小さい
  • 場所をあまりとらない
  • 安価

こんな感じじゃないでしょうか。

そんなウサギですが、飼育するにあたって犬を飼う時のようないわゆる「運動」は必要なのでしょうか。
今回はウサギを飼う際の運動や運動不足についてフォーカスしていこうと思います。

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ウサギの飼育に運動は必要?

結論からいうと、「ウサギにも運動はさせた方が良い」ということになります。
ただし犬の散歩のように、結構長めの時間散歩させる必要があるかと言われれば、そうでもありません。
ウサギはゆったりとした動物というイメージがありますよね。でも実際には走り回ったり、穴を掘ったりと意外とアクティブな動物でもあります。
飼育下においても、ある程度自由に動き回れる環境を用意することで、こういった運動を自然に行わせることができます。

ウサギ飼いは基本的にケージ飼い

ウサギを放し飼いにしている飼い主さんも多いくおられますが、ウサギは基本的に言って「ケージ飼い」が一般的です。
飼育スペースがそれほど広くなくても飼育できるというのがウサギ飼育のメリットのひとつでもありますから、ケージ飼いにしている飼育者さんが多いようですね。
でもケージ飼いの場合に注意すべき事があります。

狭いケージはおすすめできない

ウサギだけでなく、ケージ飼いをするペットにとってケージの大きさは「大きいに越したことはない」です。狭い空間はどうしてもストレスや運動不足といった問題があるからです。自由にのびのびと動き回れる広さがあれば問題ないでしょう。
とは言っても、あまり大きいケージは置き場所にも困りますし、ある程度の妥協は必要ですよね。
一般的にウサギ用に販売されているラビットケージはたくさんありますが、「幅70cm×奥行40cm×高さ約50cm」これくらいのサイズのケージが用意できれば十分に飼育可能です。

時々部屋の中を散歩させる

いくら広いケージを用意できたとしても、100%ケージ飼いで賄えるかといえば正直微妙なところでしょう。
やはり適度な散歩はウサギの健康維持には必要になります。大半の場合、室内で飼育することになるでしょうから、散歩も室内でということになります。
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室内散歩の注意点

室内を散歩させるのはかなり注意が必要になります。室内には意外とウサギにとって危険な要素や物がたくさん存在しているからです。
電源コードや、ウサギの口に入る小さな小物など、数えればきりがありません。
特にウサギの場合は、何でもかんでも、とりあえず気になったものは齧るという習性があります。

齧ってしまうことでウサギに危険がある場合だけでなく、大切なソファーなどの家具を齧られてしまったといった情報も多くあります。
齧り防止のためのグッズも販売されていますが、ウサギにとって齧ることは本能であり、やめさせることは不可能と思って良いでしょう。
ですので「齧られない工夫+齧られても良い工夫」の2つの工夫が必要になります。

サークルがおすすめ

ウサギ飼育に広くおすすめされているものが「ペットサークル」です。ペットサークルは一言でいうと「囲い」になります。
いろんなタイプのものがありますが、ウサギ用に販売されているものであれば、どれでも良いでしょう。
透明なものもあれば、檻の用な形状のものまで多岐にわたります。

サークル設置にはそれなりに場所も取りますが、ずっと設置しているわけではないですし、散歩が終われば片付けて仕舞えるので普段の生活において場所も取られることはないでしょう。
またサークル内であればウサギは自由気ままに運動もできますので、ストレス解消になります。
サークル内にステップやトンネルなどの小物を設置してあげるのも良いでしょう。
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ストレスを溜めないように注意

サークルを使用した部屋の中の散歩はおすすめですが、やはり注意点もあります。
それはストレスを溜めない事です。
どういうことかというと、散歩させたりさせなかったりということを不定期に繰り返すと、散歩させてもらえなかった時にウサギがストレスを感じてしまうことがあるのです。

またサークルに放す時間があまりにも長くなってしまうと、サークルの広さに慣れてしまってケージの中が狭く感じてストレスになったりというリスクがあります。
大切なのは定期的に、適度な時間でサークルに放して運動させてあげる事なのです。
このバランスが難しいところですね。
ウサギも人間と同じで、全く同じ性格という仔はいません。ウサギの個性も千差万別なんですね。

まとめ

ウサギの飼育に特別な運動は必要ありません。
しかし健康的に飼育するにあたって適度な運動はやはり必要になるでしょう。
その場合はサークルを部屋に設置して、その中で散歩させる方法が安全でおすすめな方法です。
定期的にサークルに出してあげて、ストレスを解消しながら楽しく遊ばせてあげましょう。

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