ウサギ

犬や猫をペットとして飼っている人はたくさんいます。
ペットがいれば、寂しさも紛らわせてくれる、そんな存在になってくれますよね。
でも、日々の世話をしなければ、もちろんペットを飼う事ができません。

近年一人暮らしをする人たちが増え、そんななかでもペットを飼育したいという人も多いと思います。
今回はそんな人たちにおすすめしたいペットをご紹介します。
ペットとしてメジャーな犬や猫以外にも、ペットとして飼う事ができる動物はたくさんいるんです。
今回ご紹介する動物たちの中から、あなたに合った最適なパートナーが見つかるかもしれませんよ。

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ハムスター

ジャンガリアンハムスター

ハムスターは非常に多くの人たちが飼っている、ペットとしても有名どころの動物です。
餌を頬袋に詰め込む様子などは見ていてとても可愛らしいものがあります。
ハムスターの良いところを挙げると以下の通りです。

  • 初心者でも飼育がとても簡単
  • 値段が手ごろ
  • 懐いてくれる
  • 種類が豊富
  • 場所をとらない
  • 鳴かないので静か

ハムスターには欠点というものがあまりないような気もしますが、一つだけ挙げるとすれば寿命が短い事です。
平均してハムスターの寿命は2年~3年くらいなので、かなり短いのです。
犬や猫のように長く一緒にいたいと考えている人にはあまり向かないかもしれません。

ただ繁殖も簡単という特徴があるので、気に入った色や特徴の仔の子孫を増やしていくという楽しみ方ができるのもハムスター飼育の醍醐味でしょう。
ハムスターに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

モルモット

モルモット

別名テンジクネズミとも呼ばれているモルモットですが、こちらもペットとして飼いやすく人気があります。
ハムスターよりは大型ですが、懐きやすさでいうとこちらもおススメです。
モルモットの特徴もほぼハムスターと変わらないかなと思います。

  • 初心者でも飼育がとても簡単
  • スキンシップが取れる
  • 懐いてくれる
  • 種類が豊富
  • 場所をとらない
  • 寿命がハムスターより少し長い

モルモットに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ハリネズミ

ハリネズミ

近年人気が出てきたペットがハリネズミですね。
ハリネズミのハリーが記憶に新しいのではないでしょうか。ハリネズミはネズミと呼んでますが、実際にはモグラの仲間です。
とはいえ、見た目もとても可愛らしいので人気が高い小動物なんです。
ハリネズミの良いところはハムスターやモルモットと同じと考えて良いでしょう。
しかしハリネズミのには欠点があり、昆虫食が強いという事です。つまり虫を好んで食べるんですね。
もしかしたら虫を餌として与えるのはちょっと抵抗がある、という人もいることでしょう。
でも安心してください。近年ではハリネズミの専用フードなるものまで販売されていますので、昆虫を常時ストックしておくということは必要ありません。

ハリネズミに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。

デグー

デグー

デグーはとても知能が高いネズミとして有名です。日本でも人気が高いですが、とりわけヨーロッパでとても人気が高いネズミです。
上手く育てると、簡単な芸くらいならこなせるくらいに頭が良いことでも知られていますし、トイレの場所も完璧に覚えるので世話もしやすいです。
歌うネズミとも言われ、無数の鳴き声のパターンで仲間とコミュニケーションを取ることができるため、鳴き声のバリエーションはかなり豊富です。

  • 頭が良くて芸もできる
  • よく懐く
  • 種類もある程度いる

小動物ながらにコミュニケーション重視の方はおススメですね。
ただし、デグーの見た目が完全にネズミそのものです。ハムスターのような容姿ではないので、ネズミの見た目がちょっと・・という人にはおススメできないかもしれません。
ハリネズミに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。

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シマリス

シマリス

わたし自身がメインで飼っているシマリスですので、おススメしたい・・ところではあるのですが、シマリスはペットとして飼いやすいというわけではありません。
可愛さでいうとダントツで可愛いのですが、野性味を強く残した動物だという特徴を持っています。
シマリスに関しては、飼いにくいと言われている要因がいくつもありますので、チェックしておきましょう。

  • トイレを覚えない
  • 縦横無尽に飛び回る
  • 縄張り意識が強く、1匹に対してケージが1つ必要
  • 懐きにくい
  • 秋になると凶暴化する可能性がある
  • おしっこの臭いが強烈

挙げるときりがないですが、概ねこういったところです。
これらに耐えられる、理解ができるのであればそれに勝る可愛さはあるので、ペットとして飼うのもありなのではないかと思います。
シマリスに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

ウサギ

ウサギ

ウサギは昔からペットとして人気が高い動物ですね。小学校のウサギ当番というのもありますよね。
ウサギは寂しいと死んでしまうから、一人暮らしでは飼育できない、という情報はデマです。
そんなことでは死なないので安心して飼育する事ができます。
ウサギにはいろんな種類があってどれも可愛らしいのですが、注意点もあります。

人気のウサギは小さいウサギである事が多いのですが、ミニウサギという名前で販売されているウサギには少し注意が必要です。
ミニウサギはいわば雑種のウサギでして、のちほど大きく成長する可能性が高いウサギでもあります。
小さいウサギを小さいまま飼いたい、という場合にはネザーランドドワーフなどちゃんとした名称で販売されているウサギを購入する方が良いです。
ただし血統などがはっきりしている個体ほど、値段が高額になりやすいという特徴もあります。

ウサギに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

フェレット

フェレット

フェレットはイタチをペット用に品種改良した動物で、ペット用の動物ですから非常に飼いやすく人気があります。
懐きやすいですし、猫と変わらない大きさの割に値段は数万円程度で購入できてしまいます。
犬のようにリードをつけて散歩に行けるのも特徴的ですね。
カラーもたくさんいますので、自分の好みの個体を飼育する事もできます。
10年くらいは生きてくれますので、犬や猫と変わらない期間飼育する事も可能ですよ。

フェレットに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

チンチラ

チンチラ

チンチラはモフモフなネズミといったところでしょうか。
種類や色も豊富で、デグーと並んで人気があります。
見た目も非常に可愛くて、ハムスターをそのまま大きくしたような容姿をしていますので、そんなにネズミっぽくないですね。
ただ、種類にもよりますが購入する際に値段が高い傾向にあります。

小動物ながらにして寿命は長く、上手く飼えば20年以上も生きてくれるの、長く飼育したいという人にもおススメしたいです。
ただし、チンチラの最大の特徴であるフサフサした毛並みを維持するためには砂浴びが欠かせません。
ケージ周りが砂だらけになるかもしれませんので、その辺りも考慮したいところです。

チンチラに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

フクロモモンガ

モモンガ

フクロモモンガもシマリスと同じような環境で飼育する事ができる人気の小動物です。
近年ではフクロモモンガ専用の飼育ケージなども販売されており、様々な飼育スタイルで飼育できるようになっているのもモモンガ飼育の醍醐味と言えるでしょう。
フクロモモンガの飼育で最も注意すべきところは、以下の通りです。

  • 独特のにおいを放つ
  • 滑空する
  • 意外と噛まれたり引っかかれる

フクロモモンガは臭腺を持っており、特にオスは臭いが強いので気になってしまうことでしょう。
縄張りを守るためのものですので、こればかりは仕方ありません。

ストレスを緩和させるために、時々部屋の中で滑空させてあげる必要があるでしょう。
可愛い顔に似合わず、意外と凶暴な一面を持っていることも覚えておきましょう。
充分馴れていないフクロモモンガの場合、引っかかれたり噛みつかれたりして大ケガをする恐れがあります。

小動物としては寿命が比較的長くて、10年くらいは飼育可能ですので長く一緒にいられます。

モモンガについては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

リクガメ

リクガメ

リクガメをペットにするというのはあまり聞かないかもしれませんね。
しかしリクガメはペットとしてはとても飼いやすく、おススメできる動物なんです。
飼育できるリクガメは3種類いるのですが、どれも飼育がとても簡単ですよ。
3種類とはギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメ、ロシアリクガメの3つです。
入門種として最もおすすめなのはギリシャリクガメだと言われていますね。

リクガメの飼育が簡単な理由は以下の通り。

  • 寿命が長い
  • 大人しい
  • 静かに飼育できる
  • 餌が野菜とリクガメのペレット
  • 飼育用の水が不要

爬虫類ですので、懐くかと言われれば限界があるでしょう。
またリクガメなので、成長すればそれなりに大きくなり、30㎝ほどに成長します。
こうなれば飼育スペースが必要になるという点に注意が必要ですね。

リクガメの飼育に関してもまとめた記事がありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。

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セキセイインコ

セキセイインコ

セキセイインコは鳥の中でも飼育が簡単な人気の小鳥です。
しゃべる鳥と言えばヨウムや九官鳥が有名ですが、セキセイインコも実はしゃべることができるんです。

  • 頭が良い
  • おしゃべりができる
  • ケージの中だけで飼育可能
  • 色のバリエーションが多い
  • 安価な価格で入手可能

この辺りがセキセイインコが人気の理由ですね。

ただし、鳥の飼育は掃除が結構大変で、羽や餌、糞などが飛び散りケージがめちゃくちゃ汚れます。
トイレも覚えず臭いもそれなりにキツイので、こまめな清掃をしなければ部屋が汚くなります。

さらにセキセイインコは大きな声で鳴く事があり、時々近所迷惑になる場合もありますので注意しましょう。

セキセイインコに関しては以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてチェックしてみて下さい。

文鳥

文鳥

セキセイインコ同様に人気が高いのが文鳥です。
セキセイインコとは違い、おしゃべりはできませんが、ヒナの頃から馴らすと肩にとまったり指にとまったり、呼んだら飛んできたリととても楽しいコミュニケーションを取る事も可能です。
また鳴き声も小さいので、それほど気になる事もない点も魅力的なポイントです。

注意点として、文鳥は寂しがり屋で構ってあげないと強いストレスを受けてしまいます。
一緒にいてあげられる時間を十分に持てるのかどうか、この辺りが文鳥をペットとして飼えるかどうかの判断基準になるでしょう。

文鳥に関しては以下の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
セキセイインコに関しては以下の記事で詳しくご紹介していますので、併せてチェックしてみて下さい。

オカメインコ

オカメインコ

オカメインコはインコと名がついていますが、実はオウムの仲間です。
なのでセキセイインコよりも大きくなる鳥で、成長すると30㎝ほどになります。

特徴としては以下の通り。

  • 温和な性格でなつきやすい
  • 鳴き声が大きい
  • トイレは覚えない
  • 時々パニックを起こす(オカメパニック)
  • 寂しがり屋で意外と臆病

文鳥のように一緒にいて、構ってあげられる時間がたくさんある人にはおすすめできるペットとなりますね。

オカメインコに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

通称レオパ(レオパードゲッコウ)とも呼ばれているヤモリの仲間です。
トカゲモドキですので、トカゲっぽいけどトカゲじゃないヤツ、という事になります。
爬虫類のなかでは入門種として名が挙がるくらいに飼いやすく、おすすめなヤモリです。
見た目も可愛く、ハンドリング(手に乗せる事)も可能なので、とても人気があります。

ヒョウモントカゲモドキの特徴は以下の通り。

  • 色のバリエーション(モルフ)が豊富
  • 飼育環境を作るのが簡単
  • スペースを必要としない
  • 大人しい
  • 夜行性のヤモリなので紫外線ライトが不要

色んなモルフがあるので、自分好みの個体を飼育、繁殖できるのが醍醐味だといえるでしょう。
ただし、餌がコオロギやゴキブリ、ミルワームなどの虫、温度管理が必要な点には注意が必要です。

ヒョウモントカゲモドキに関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

金魚

金魚

金魚はとても飼いやすく、色んな種類がいるので見ていて楽しいです。
また金魚をただ単に飼うだけではなく、アクアリウムの一環として飼うととてもきれいなインテリアとして映えるでしょう。
金魚の魅力は以下の通りです。

  • 種類や色、大きさがとにかく豊富
  • 丈夫なので飼育がとても簡単
  • 一般的な金魚ならとても安価
  • 餌代もとても安い

ただし水草を食害したり、水を汚すのが意外と早かったりします。
金魚についての知識が少ないと、早く死んでしまったり思ったように上手く飼育できない場合があります。
また金魚鉢で飼うというのも実はやってはいけないことなんです。
金魚を飼育する際には、アクアリウムに関する予備知識も少しあった方が、遥かに上手に飼う事ができますよ。

金魚に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

ここでご紹介した生き物たちの他にもペットにできる生き物がたくさんいます。
そのなかでも特に飼育しやすく、一人暮らしにもおすすめという点でピックアップしてみました。
簡単に飼育できる生き物たちばかりですが、とはいえ飼育するにはそれなりの知識が必要なことが多いものです。
飼育すると決めたら、最低限必要な知識は学習して覚えておくようにしておきましょう。